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下町ウォーターフロント  作者: りす君
8/13

第8話:美人3人組。

溜池達は、1階の食事会場に到着した。 既に他クラスは食事を開始していた。

俺、赤羽、籠原の3人は、階段の踊場(おどりば)で合流した辰巳、汐留、鶯谷と共に1階の食事会場へ向かった。


[食事会場]


???:

「おう、溜池達。 俺達が一番早かったようだな。」


並べられたテーブルの上には、各班ごとここに座るよう指示するネームプレートが置いてあった。 既に、1班と2班の面々は到着しており、俺に話しかけてきた延岡(のべおか) 啓士(けいし)は料理が来るのを今か今かと待っている。 まるで、子供のようである。


籠原:

「いよいよやな、夕食。 ホンマに、お好み焼きが出たらええのになぁ。 アツアツの鉄板の上にフワフワの生地が落とされ、香ばしい音が響き渡り、泥ソース(濃厚ソース)とマヨネーズが風味を一層立たせ、その上から削り節をパラパラと舞い踊らせ、極めつけはそこに添える白飯と味噌汁…。 クゥー!! たまらんわぁ。 大阪の定番、お好み焼き定食!」

籠原以外の4班全員の心の声:

「ないない。」

???:

「あれ、多分ビュッフェスタイルじゃない?」


2班の女子の一人、三宮(さんのみや) 流姫(るき)が、大きな鍋を持って移動しているホテルの従業員を見て指摘した。


???:

「うーん、流姫。 つまり、簡単に言えばバイキング形式って事?」


ビュッフェスタイルという言葉にピンとこないらしい班員、西宮(にしのみや) 麻弥(まや)が首を(かし)げながら言った。

溜池:

「ビュッフェスタイルでもバイキング形式でも、結局名前が違うだけで基本的には自分の好きな物か食べたい物を好きなだけ取れる感じだろ?」

???:

「でも、良かった。 私、好き嫌いが多いからこういうスタイルの方が助かるな。」


クラスの男子、いや校内中の男子から絶大な人気を持つ女子、加古川(かこがわ) 恵梨裳(えりも)が、サラッと言った。


(ガヤガヤ…)


溜池:

「ん? 何だ、あの人だかりは?」


急に後ろの方が騒がしくなったと思い、振り向くと会場の入り口に他クラスの男子の群集が出来ていた。


他クラス男子A:

「おい、生えりもちゃんだぞ! うひょー、今日も可愛いなぁ。」

他クラス男子B:

「でも俺は、ルキちゃんもなかなか良いと思うぜ!」

他クラス男子C:

「いやいや、やはり時代はマヤちゃんでしょ!」

他クラス男子全員:

「せーのっ、可愛いなぁ!」

加古川:

「ふふっ、ありがとうみんな。」


加古川と三宮と西宮は、群集に向かって笑顔で手を振った。


他クラス男子D:

「うおー、俺に向かって手を振ってくれたぞー!」

他クラス男子E:

「バカ! お前じゃなく、俺に手を振ってくれたんだよ!」

他クラス男子F:

「萌えー、ギザカワユス!」


彼等の登場で、場は一瞬でカオスと化した。


溜池の心の声:

「まるで、書店やCDショップとかで握手会を開催するアイドルを見にくるオタクみたいだな。」

赤羽:

「(溜池だけに聞こえる声で)くそー、俺の流姫ちゃんは絶対渡さねぇぞ。」

溜池:

「………。」

???:

「おい、お前等一体ここで何やってんだ。 お前等は、こっちの部屋だろ。」


タイミング良く、他クラスの担任が彼女達のファンを連れ戻しに来てくれたお陰でこのカオスな空間は収束した。


溜池:

「おい、加古川。 お前、本気でアイドルを目指せば?」

加古川:

「えー、私には無理だよ。 アイドルなんて、現実味が無いし。」


先程、あのような言動をしたのに、加古川はこれまたサラッと拒否した。 多分、彼女や三宮、西宮がアイドルオーディションを受けたら、かのA○B48の生みの親である秋○康さんやらが黙ってないだろう。 次世代アイドルみたいな感じなキャッチフレーズとかで売り出すに決まってる。


辰巳:

「(これまた溜池にしか聞こえない声で)何よ、私の方があんな子達より数千倍も可愛いんだから。 ホント、見る目が無いよね。」

溜池:

「………。」

籠原:

「ホンマ解らへんな。 俺は、そんなに加古川達が、キャーキャー言われる程の学園のアイドルとは思えへん。」

辰巳の心の声:

「籠原…。」

籠原:

「しかし、少なくとも辰巳よりは可愛いと思うで。」

辰巳:

「(カチンッ)」

溜池:

「(辰巳を見て)あっ、バカ! 籠原、何て事を言うんだ。」


(ボカッ)


籠原:

「ぐふっ!」

赤羽:

「うわ…、見事に腹に入ったな。」

辰巳:

「もう…知らないっ!」


(ダッ)


辰巳は籠原に一発喰らわした後、泣きながら出ていった。 間もなく、汐留が急いで辰巳の後を追いかけていった。


溜池:

「自業自得だ、バカ。」

籠原:

「…み、見事に右ストレートが入ったわ。 ぐふっ!」

加古川:

「あれ? これって、私達が悪いの?」

三宮:

「そうなの?」

西宮:

「いや、これは籠原の所為でしょ。」


籠原は、また辰巳を怒らせてしまった。 わざとやってるんじゃないかと疑いたくなる程、バカである。


[食事中/籠原、辰巳に謝罪中]


食事は、予想通りバイキング形式だった。 ハンバーグやらポテトやら、蕎麦、寿司、スパゲティ、カレー、デザート等が出た。 俺は、余程お腹がすいていたのか手がなかなか止まらなかった。


[504号室]


溜池:

「ふはー、よく食った! いやぁ、本当美味かったな。」

籠原:

「…お好み焼き、お好み焼きが出んかった。 う…、うぅ…。」

赤羽:

「あれから、籠原が辰巳にまた謝ってようやく食事にありつけたから、かなり腹が減ってたんだろうな。 俺も、食い過ぎで腹がパンパンだよ。」


(トゥルルルル…)


溜池:

「ん? 内線が鳴ってるぞ。」

赤羽:

「籠原、出てくれないか。」

籠原:

「泣いてるのに、扱いがヒドない?」

溜池・赤羽:

「(ツーン)」

籠原:

「無視かいな! まぁ、えぇわ。」


(ガチャ)


籠原:

「もしもし? ………うん。 ………ん? …はーい、2人にも伝えとくで。 ほな。」


(ガチャン)


溜池:

「誰だった?」

籠原:

「3班の谷塚から。 今から、谷塚達の部屋に来いだと。 何や知らんけど、話があるらしいで。」

溜池:

「一体、何だろう。 赤羽、行くか?」

赤羽:

「悪い、パスするわ。 恥ずかしい話、食べ過ぎて動けないんだよ。」

溜池:

「しゃあないな。 じゃあ、籠原。」

籠原:

「じゃあって何やねん! じゃあって?」

溜池:

「不満があるなら、赤羽と留守番してな。」

籠原:

「そ…、それは堪忍してぇなぁ? 頼むわ、この通り!」

溜池:

「はいはい、行くぞ籠原。」

籠原:

「よっ! 大統領! 色男! ニクいわぁ! 美男子!」


(溜池、籠原に近寄り胸ぐらを掴む)


溜池:

「………(無言の威圧)。」

籠原:

「…す、すんまへん。」


[503号室]


谷塚:

「うしっ、揃ったな。」

梅島:

「何々、何かやんの? 俺、面白い奴が良いんだけど!」

溜池:

「あれ? 赤羽の他に成田、それに、マイケン、延岡と前橋と豊橋と三河、亀戸も居ないぞ?」

谷塚:

「延岡と亀戸は赤羽と同じ理由でダウン。 で、マイケン、成田、豊橋、三河は興味が無いやら眠いやらで拒否。 前橋は、多分…アレだ。」

籠原:

「ヒュー、お熱いやんけ。」

谷塚:

「で、肝心の本題に移るぞ。」

溜池:

「あぁ、頼む。」


谷塚は、腰掛けていた椅子からベッドに座り直し、話を始めた。


谷塚:

「実は、この山川。 今から三宮に告白しに行くんだ。」

山川:

「お、おう…。」

谷塚・山川以外の全員:

「(互いに顔を合わせ、一斉に)えぇー?!」

谷塚:

「声でけぇよ! …と、とにかく、俺達が山川の告白をサポートしてやろうぜ!」

溜池:

「俺達…って?」

谷塚:

「決まってんじゃん。 ここに集まった俺と、溜池、籠原、梅島、八頭の5人でさ。」

溜池・八頭:

「えぇっ?!」

梅島:

「誰が、サ○エさんのマ○オさんの物真似をしろって言ったんだよ? ハハッ!」

谷塚:

「(梅島に)お前は黙っとけ。 で、籠原は反応しなかったがどうなんだ?」

籠原:

「………。」

溜池:

「おい、籠原?」

籠原:

「…俺、この話降りるわ。」

谷塚:

「えっ? どうした、籠原。 いつものお前なら、この手の話には必ずと言って乗ってくるはずなのに。」

籠原:

「山川、何で自分の力で告ろうとせんのや? 俺達の力を借りんとも、三宮に告れるやろ。 何や、一人で告れる度胸が無いんか? どアホ。」

山川:

「なっ?! …俺だって、そうしたいさ。 でも、いざ三宮を目の前にすると頭が真っ白になって…。」

梅島:

「誰が、船場○兆の会見の物真…うががっ!」

谷塚:

「(梅島の口をふさぎ)お前は、黙っとけ!」

溜池:

「山川、話を続けてくれ。」

山川:

「あぁ。 …それで、俺達が入学してからもう二ヶ月が経つだろ? その二ヶ月で彼女を含むあの三人組は、校内中の男子から注目されるようになって、彼女はどんどん俺の手の届かない世界に行ってしまうんだよ。」

籠原:

「ホンマ、情けない奴やな。 しっかりせいや。 一人で告る事が出来ないなら、彼女は一生お前と関わらないんやで?」

溜池:

「なっ?!」


籠原が、普段からして想像出来ない発言をした事に俺は本気でびっくりした。


谷塚:

「…籠原、どうした?」

八頭:

「お前、何か変な物食ったか?」

籠原:

「ど突くぞ、八頭! …でも、俺もアホや。 山川以上に、俺はどアホや。」

溜池:

「ん? どうしたんだ?」


籠原は、苦虫を噛んだ様な顔をしてふさぎ込んだ。


[第8話 完]


[人物紹介]


三宮(さんのみや) 流姫(るき)

5月生まれ(本人談)。 身長160cm。 東京都 港区在住。

東テレ学院の美少女3人組の一人。 髪型は、栗色のセミロング。 家が財閥系で、才色兼備なお嬢様タイプ。 だが、性格は天然で周りを疲れさせる。 趣味はお菓子作りで、腕前は三宮家に(つか)える一流のパティシエが舌を巻く程。 学内にファンクラブがある程、人気が高い。


西宮(にしのみや) 麻弥(まや)

3月生まれ(本人談)。 身長158cm。 東京都 品川区在住。

美少女3人組の一人。 性格は、しっかり者で努力家タイプ。 髪型は、黒髪ロング(カチューシャ着用)。

父親が元プロ野球選手(東京ヤ○ルト)で、現在は品川区大崎でラーメン屋を経営している。その為、女子では珍しく野球に詳しく、他の二人の他に野球部マネージャーである蔵前と仲が良い。 休日など、手が空いている時は店の手伝いをしている。 しかし、ラーメン屋の娘と言われる事をかなり嫌がっている。 三宮の天然ボケに、鋭いツッコミを入れる。


加古川(かこがわ) 麻梨裳(まりも)

9月生まれ(本人談)。 身長166cm。 東京都 町田市出身、東京都 江東区在住。

校内一のマドンナ。 15歳にして、いつ芸能界からスカウトされてもおかしくない顔、抜群のスタイルを持つ。 しかし、当人は芸能界に全く興味が無い。 性格は明るく、少しおっとりしている。

幼少時から様々な習い事を習っており、学校では陸上部に所属し、学力もトップクラスの文武両道。 甘い物に目が無く、特に和のスイーツに()っている。

父親は、大企業の社長で今は海外に赴任しており、華・茶道の師である祖母と二人暮らし。 母親は、彼女が幼少の時に亡くなっている。

実は小学校の時に、溜池と彼の妹の涼奈と知り合っているのだが、その事を彼はすっかり忘れている。 しかし彼の妹は、会った彼女に強い(あこが)れの念を抱いている。


延岡(のべおか) 啓士(けいし)

12月生まれ(本人談)。 身長167cm。 茨城県 守谷(もりや)市出身、千葉県柏市在住。

喰いっ気の張るクラス一のデブキャラ。 質より量をこだわっており、大盛やその上のデカ盛りメニューを出す店を数多く知っている。 常に鞄の中には非常食のチョコレートや早弁用・昼食用・間食用の弁当が入っている。 実家は、養鶏場(ようけいじょう)を営んでいる。 その為、卵料理が何よりも好きである。


山川(やまかわ) 直孝(なおたか)

7月生まれ(本人談)。 身長170cm。 山梨県 塩山(えんざん)市出身、東京都 北区在住。

学校や地域のボランティア活動に積極的に参加する好青年。 中学まで地元のフットサルチームに所属していた。 しかし少しばかり小心者で、遊園地のアトラクション(ジェットコースターやお化け屋敷等)が苦手。両親は、普通のサラリーマンと主婦。 弟がいる。


八頭(やず) (かなめ)

6月生まれ(本人談)。身長166cm。 新潟県 南魚沼(みなみうおぬま)市出身、東京都 荒川区在住。

地元の中学校では、寡黙で何だか解らない人として有名だった。 その為友達が出来ず、地元の高校では無く東京の高校へ進学した。 話し掛け辛いオーラを持っているが、本人はどんどん話し掛けて欲しいと願っている。 自分からは、積極的に行動出来ないタイプ。 三河と仲が良い。

米の産地である南魚沼市出身者らしく、農作業(田植え・稲刈り等)はお手の物。 白米を使った丼物(カツ丼、天丼等)が大好物。


豊橋(とよはし) 港泰(こうだい)

9月生まれ(本人談)。 身長175cm。 静岡県 伊豆の国市 韮山(にらやま)地区(旧韮山町)出身、東京都 品川区在住。

授業中は、机に突っ伏して寝ている。 だが、成績は毎回上位に食い込める程良い。 学内で3本の指に入るイケメンであるが、本人には地元に彼女が存在している(三河談)。 地元が近い三河とは仲が良く、顔馴染みな存在。

実家は小さな喫茶店を営業しており、店の裏には山葵田(わさびだ)を所有している。


三河(みかわ) 安城(やすき)

2月生まれ(本人談)。 身長160cm。 静岡県 熱海市出身。 神奈川県 川崎市 川崎区在住。

黒縁メガネを掛けており、見た目からして根暗である。 常に何か(つぶや)いており、性格も暗い。

父親が元JRの職員で、鉄道オタク。 たまたま上の名前が三河だった為、息子の名前を実際に存在する駅と同名にしてしまった。 その為、三河安城(みかわあんじょう)と呼ばれると尋常じゃない程のキレ方をする。 実家は、温泉街にある。

豊橋とは顔馴染みであり、妙に波長が合うらしい。


今池(いまいけ) 遊児(ゆうじ)

12月生まれ(本人談)。 身長171cm。 東京都 江東区出身、在住。

髪を茶髪にし、趣味はナンパと見た目からしてチャラ()である。 ターゲットにしているのは、20代前半から30代前半のお姉さんタイプ。 15歳でこんなになってしまったのは、彼の父親が女遊びにハマり、息子に女遊びのいろはを教えた為である。ノリが命らしく、聴く音楽もアップテンポな曲が多い。 しかし、ナンパする女性とタイプの女性は違うらしい。

実家は、建設業を営んでいる。


谷塚(やつか) 竹紘(たけひろ)

4月生まれ(本人談)。 身長172cm。 埼玉県 越谷(こしがや)市出身、東京都 足立区在住。

性格はしっかり者で、中学までボーイスカウトに所属していた。 リーダーシップを持っている。

梅島とは幼なじみであり、漫才コンビのような感じである。

趣味は、環状線沿いのラーメン食べ歩きと風景をカメラで収める事。

実家は普通の家庭で、妹が二人(双子)いる。


梅島(うめしま) 和士(かずし)

8月生まれ(本人談)。 身長170cm。 埼玉県 草加(そうか)市出身、在住。

いつも笑顔で、シリアスな場面でさえニコニコしている。 元々恵比寿(えびす)顔であり、本人は怒っているのに周りからは解って貰えないのが難点らしい。

谷塚と幼なじみであり、休日は(ほとん)ど一緒に居る程の仲の良さ。

趣味は、谷塚と同じくラーメンの食べ歩きと漫画を読む事。

彼の兄は、吉○興行所属の若手お笑い芸人である。 彼の兄もまた、恵比寿顔である。 彼のボケツッコミは、兄から教えて貰った。


前橋(まえばし) (けん)

5月生まれ(本人談)。 身長171cm。 群馬県 渋川(しぶかわ)市出身、東京都 板橋区在住。

自称、恋に恋する男。 東テレに入学するや(いな)や、各務原 柚葉と付き合う。 お互いに一目惚れだったらしく、周りがヒく程のバカップルである。

自分の理想の女性を求める為、上京。 地元には、そのような女子は居なかったらしい。

一人の女性を大切にする主義で、正反対の主義を持つ今池とは犬猿の仲。

実家は、蕎麦(そば)屋を経営している。

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