あれから10年
と、言うわけで僕は無事エルフに転生した
親は美系で2歳離れた妹もちゃんと産まれたし幼馴染も近くにいてとても可愛い
だけどまさか俗に言う男の娘になるとは思わかなった。今の僕は10歳だが未だに男らしい部分は出てこない
元々生えてるものはあるけれどそれも大きくは無いし
まぁ、そんなこと言いながら嫌なわけじゃないしむしろ一日中見れるくらいだけど
ナルシストとか言うな
僕の家庭は人間の貴族で言う男爵位の家庭。平民よりは裕福だけど貴族から見たら味噌っかす見たいな所
エルフの国は大森林の奥地にあり、ユグドラシルという聖樹の足元に出来ている
この国には王様がいて、そいつは聖樹の加護が宿っているらしく王様になったらしい
エルフの国が出来たのはニ、三万年前らしいけどエルフは長寿なので鍛えればそのくらい生きられるらしい
まぁ、この国の歴史は正直どうだっていい
それより妹のことだよ
もう産まれた頃から寝るときとトイレに行くとき以外はほぼ目を離さずに一緒に生きてきた仲だと言うのに僕とのお風呂を嫌がるんだ
何で嫌がるんだって聞いても顔を真っ赤にして怒るだけだしろくに答えてくれない
もう悲しくて涙がでちゃう
なので幼馴染の元で癒やしてもらう
この子は妹とは違って産まれた時から過ごしているわけではないけどとっても仲が良い
気付けば僕の隣で歩いているしお風呂も一緒に入る
妹ととは何故か仲が悪いけれど僕としては二人とも仲良しでいて欲しい
一番凄いのは親が居ないときは一緒にトイレまで行くことだ。妹ともトイレは行ってないのに
まぁまだ10歳だし一人でトイレが怖いのは分かるけどこれがあと何年かたったらやめさせたほうがいいかな?僕みたいな転生者じゃなかったらそういうお誘いかと思ってホイホイ着いて行っちゃうよ
男同士でなければね。ちなみにエルフなら男でもイケる
因みにトイレは魔法という便利な物があるので特に苦労してない
そうだ、魔法で思い出した
今は禁書を読んでいるんだった
禁書なんて本来は読めるものじゃないけど図書館のお姉さんがショタコンだから首傾げで余裕突破。僕もいつも鏡の前でやっているから破壊力は理解してやっている
こういうのを恥ずかしがる人もいるんだろうけど僕としてはむしろご褒美
あー、また赤ちゃんプレイしたいなぁー
まぁあれは赤ちゃんプレイっていうか赤ちゃんだったから出来たんだけど
あの時の興奮は二度と忘れられないね。慣れたら興奮しなくなったけど
「禁書『代償の悪魔』」
この本は禁書で読めないくせに文字も古代の言葉が使われていて解読に時間がかかるとか言うクソ本
だけど僕は魔法とかステータスがほぼ平均だからこんなクソみたいな本でも頼ってなきゃ俺強えができないんじゃ
やっぱり他の種族が良かったのかなぁ?でも人間とかクソだしなぁ
赤ちゃんの頃から魔法を使ってたからバカみたいに魔力保有はしてるらしいけどそれが使いこなせないんじゃ意味ないしな
はぁ、今日もほぼ解読が進まなかったか
今日は貸してもらえるか頼んでみよう
駄目だって言うんならファーストキスを捧げるぞ。もちろんこっちとしてはご褒美だが