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策謀の勇者  作者: 黒いうさぎ
【異世界】
6/7

【6話】光源

10分ぐらいで

その場所に着いた。


足が痛く、木の枝を支えに

歩いたが、そこまで遠くはなかったようだ。


今は岩場の影から

様子を見ている。


はじめは町や村かもって思っていたよ。

だけど途中から気づいていたよ。


なんか暑いし、あの光おかしくないかってね。

だけど。。。期待するだろう。。。


「溶岩ってなんだよ」


つい文句を言ってしまう。


明るかったのは

ただ溶岩が流れていたせいだった。


いや、ただ流れてるだけではなかった。


明らかにおかしい物がいる。


溶岩の中を歩く巨人がいるのだ。


赤く光る巨人。


ゴツゴツとした【それ】は

RPGで出てくる

ゴーレムだろう。


最近F○やド○クエやってないんだけど。。。


先ほどの光景を

見てなければ、

優しいゴーレムさんというのも

あったかもしれない。


岩場を這っていた少し大きめの

蛇を雄叫びをあげながら

一撃で潰していた。


近づくと容赦は無いのだろう。


仲間になってもらって

戦力upウハウハ計画は無効だろう。


しかしゴーレムは無理でも、

ここで火を手に入れたい。


取り敢えず周りにゴーレムがいない事を

確認し手に持っていた

木の枝を溶岩に近づけてみる。


【ジュッ】


木の枝が短くなった。


まーあわよくば

燃えて松明がわりに

なってくれるのを期待したが

世の中そんなに甘くないようだ。


溶岩から火を貰うのは無理と判断し

他に何か手はないか辺りを見てみる。


ふと、溶岩の下流❔を見ると

木が燃えている。。。


「あれで、よくね(笑)」


俺は燃える木の近くへ

ゆっくりと歩き出した。





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