Through the Past
「ここに捨てていく。俺が誰なのか、決めるのは俺だから」
ウィルステル北部に広がる荒野をさまよう、“蒼紫の朔風”と呼ばれる少年がいた。
それは過去に囚われていた少年が、過去を捨て去るまでの物語。
白を纏わされた紫の月が落ちて
鋭き朔風が荒れた北の大地を駆ける
それは過去を通して紡がれる
未来のための物語――
(過去に自サイト(蒼天白月)に上げていたものを転載しています)
ウィルステル北部に広がる荒野をさまよう、“蒼紫の朔風”と呼ばれる少年がいた。
それは過去に囚われていた少年が、過去を捨て去るまでの物語。
白を纏わされた紫の月が落ちて
鋭き朔風が荒れた北の大地を駆ける
それは過去を通して紡がれる
未来のための物語――
(過去に自サイト(蒼天白月)に上げていたものを転載しています)
一章
【序】 少年は荒野へと、一歩を踏み出した
2017/04/10 19:00
【1】 荒野を駆け行く一台の車と、一人の少年
2017/04/13 19:00
【2】 過去の出会いと、今の出会い
2017/04/16 19:00
【3】 名付け大会を実行される前に
2017/04/19 19:00
【4】 大切な、左腕に刻まれた刻印
2017/04/22 19:00
【5】 少年と周囲との関係
2017/04/25 19:00
【6】 街の様子と新しい出会い
2017/04/28 19:00
【7】 見守る風は、行く先を見定める
2017/05/01 19:00
【8】 それは次に会うときまでの約束
2017/05/04 19:00
【9】 紫紺の少女の言葉は少年への兆し
2017/05/07 19:00
【10】 まとわりつく白は過去の残滓
2017/05/10 19:00
【11】 懐かしい感覚は唐突な異変と共に
2017/05/13 19:00
【12】 『地吹雪』にまつわる彼らの動向
2017/05/16 19:00
【13】 分かっていた。本当は、分かっていたんだ
2017/05/19 19:00
【14】 渦を成す思いに答えはなく
2017/05/22 19:00
【15】 その先に続く何かへと
2017/05/25 19:00
二章
【16】 白き地の毒姫と、東からの旅人たち
2017/05/28 19:00
【17】 騒がしくも懐かしい人たちとの再会
2017/05/31 19:00
【18】 過去と、感情。少年を縛る二つの鎖
2017/06/03 19:00
【19】 街がすぐにその傷跡を覆い隠してしまっても
2017/06/06 19:00
【20】 助けてくれて、ありがとう
2017/06/09 19:00
【21】 夜は、静かにふけていく
2017/06/12 19:00
【22】 なぜか夜中に腕試し
2017/06/15 19:00
【23】 風とは、そして自分とは何か
2017/06/18 19:00
【24】 自分を変えてみるということ
2017/06/21 19:00
【25】 大切なものを見失わないように
2017/06/24 19:00
【26】 異変の予兆と、子供たち大集合
2017/06/27 19:00
【27】 異変の始まり
2017/06/30 19:00
【28】 再会と、出てきた答え
2017/07/03 19:00
【29】 一つの、決断のために
2017/07/06 19:00
【30】 また、会えるよね
2017/07/09 19:00
【終】 新しい全ては、ここから
2017/07/12 19:00