大魔王のGの教え
光と闇の世界で一人一人が織りなし複雑に絡み合う人生という名の美学
一人一人の人生はお互いに干渉しあい創られる
人生の中での決定権は自分自身にある。一分一秒と迫られる理不尽というべきこの選択は次の一分一秒で見える世界変えていく
その選択が正しいのかどうかは私たちの理解が及ぶところにはない
その選択が誰に影響を 与えているのか
何を変えてしまったのか
それを知る方法を手にすることはできない
まさにその選択の結果は
神のみぞ知る世界である
未だ人生という先の見えないジャングルを歩き続ける
人生は
はかなく 美しく 残酷だ
私たちの今は先人達の築いてきた礎の上に立っている
この世界という名の
虫籠の中で生きている
この閉ざされた世界から羽ばたくことを夢見ている
宇宙は自由で美しい
宇宙という
壮大な世界の真理を理解するものは
未だ現れない
人の世は生きにくい
社会という鎖につながれ
人間関係という不確かなものにストレスを感じながらも答えを探す
そうしてこの生きづらい世の中を歩き続ける
この一国民としての発言が影響することはない
人間はひとりでは完成しない
手を取り合い、協力し、
完成される
そして完成されたものは輝かしく美しい
その輝きは誰にも気づかれていないとしても確かにそこでひかり輝いている
美しく 力強く そして醜く 無慈悲な心
悲しみ溺れるその心も
等しく平等に光を与えてくれる
俺は経験という名の船に乗り
もがき 苦しみ がむしゃらに
人生という荒波に 立ち向かう
その先に何があるのかわからずに
地雷ばかりの道に怯えながらも
今日と明日と突き進む
この人生の終着点には何があるのだろうか
その瞬間に何を得ることができるだろうか
今までに与え、与えられたものを感じることはできるのだろうか
この問いの答えはわかるはずのないものかもしれない
しかし俺はこの問いの答えを求めずにはいられない