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今日と言う日を忘れない 主婦 宮川 絹江
私の街には昔パン屋が存在して居たんだけどもパン屋の小父さんが死んでからは叔父さんが経営をして居たパン屋を継ぐ人が居なくて・・そして店のパンの味は此の世から消え失せたの
だけども小父さんの店にはパン職人は何人かいたけども小父さんが無くなってからは小父さんの店を継ぐ事も無く小父さんの店から独立する事に成った
ドレで私の夫の実家に偶々帰省をした際に小父さんの所で働いて居た「水川 美知恵さん」に会う事が出来たのだ・・其れで私は其の美知恵さんに如何して小父さんの店を引き継がなかったんですかと尋ねたら美知恵さんは
「そうですね実は店長否小父さんから儂が死んでも儂の店で仕事をしずに自分自身の故郷でワシの味を引き継いでそして広めて欲しい」と言われたそうだ
だからこそ私は小父さんから先程の事付けを確りと守って居る訳です、まあ小父さんて意外と根に持つタイプですから約束守ると枕元に出て来そうですしねと笑いながら言ったのである




