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がんぼう

作者: 齋藤尚彦

気長に歩いていた。


歩いていくその先に、なにも求めていなかった。


だるく、ゆっくりとあるく。

一歩一歩。


たんたんと日々が過ぎていく。


ゆっくりと麗らかな、気配を感じるその春の憂鬱さ。


だけれど、それはきっと僕のせいじゃない。


回りのせいにも出来ないが、僕のその誰もが僕を責めたくなってしまう性格のせいか?


ただそれらがうざったくてならない。


元々がアイドル気質があるから?M気があるから?


何もかもがうざったい。


どうして関わってくるんだろう?


それもいいんだけれど、時には一人になりたくもなるさ?


ああ、でも、時々関わりたくなる。


いじってほしくもなる。


なぜだろう。


心が好きだし誰もが好きでもある。


だけれど、一人になりたいときもある。


時々思う。だれか僕をめちゃくちゃにしてくれって。


恥ずかしくて言えやしないけど、だけれど、懇願したくなる。


だから、そういうオーラになってしまうんだろうか?


春先の湯煙、朝の朝食を作る、鍋の湯煙。


さわろうとしても、つかむことができない湯煙。


ああ。。。


ため息がでる。


何を追い求めているのだろうか?


100個書いた夢ノート。


そのなかに潜む僕の願望。

その中の僕。


だから、僕は。。。

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