中東問題とシリア難民問題と第三次世界大戦
今回は論文と言うよりコラムに近い物だな?
各言論人が考えている世界情勢についての解説だ!
さて言論界の中には。既に第三次世界大戦が始まっていると言う人達が少なからずいらっしゃる
その証拠がシリアでのアメリカとロシアの衝突と、ウクライナ危機やシリア難民問題、中国の南沙諸島侵略などだと主張している
普段ニュースを見ている人達でも、シリアにおいて、ISに対するアメリカとロシアの立場の違いやアサド政権に対する対応の違いを詳しく論じている番組は無いと思うから、案外分からない事が多いと思う
まず、ロシアはアサド政権支持派で、アメリカがアサド政権打倒派なのは分かるよな?
しかし両国は、ISに対しては等しく空爆を行っている
アメリカ勢にはフランスやイギリスも加わっているよな
で、特殊な立場なのがトルコだ!
アメリカにも加担していないし、ロシアには敵対している
で、確かにこの時点で第三次世界大戦見たいな物だと言われればその通りて、EU諸国に難民が押し寄せて居るのもその証拠かも知れない
じゃあISはともかく、シリア問題に首を突っ込んでいる国々が何をしているのかと言うと、何の事はない石油利権の奪い合いと、中東に対する発言力の強化を狙っている訳だ
ロシアに関しては、天然ガス輸出国で有るから、中東の原油相場(生産調整)に発言力を持たないと、ロシア経済がズタボロになるから何だな
実際、ウクライナ危機に端を発するアメリカの経済制裁によって、ロシアはエネルギー輸出国にも関わらず、かな~り不景気だ
これがまず一つ
で、欲の皮が突っ張ったアメリカが『世界に民主主義を広めるのだ〜!!』と扇動して起こした【アラブの春】のせいで、中東諸国は大変政治的に不安定な地域に成ってしまっている
モチロンこれは、アメリカの策略何だけどな?
要するに覇権国家としての地位が危うく成って来たアメリカが、石油利権を独占したいが為に始めた事では無いかと言う説が有る
実際CIAの資料(内部文書)に、アラブの春に関する物が有るそうだ
製造業が頭打ちなアメリカにとって、次の覇権体制が『世界金融』を牛耳る事だった訳だけど、これも度重なる失敗が続いている
そこで今度はエネルギー利権に目を付けた訳だな
さらにアメリカの軍需産業を食わせる為に、定期的に紛争を煽ると言う説も有る
それが湾岸戦争やら今回のシリア問題だな
これら思惑が複雑に絡み合って起こっている事なのだろうとおじちゃんは考えている
日本政府がいかに平和ボケか分かるよなぁ・・・
それはおじちゃん含めて日本国民全員に言える事だけどな?
EUの難民に関しては、意図的にドイツとフランスを狙い撃ちにして難民が押し寄せているらしい
それは過去の植民地支配や中世の『十字軍』による侵略行為に対する恨みからだと言う言論人もいらっしゃる
モチロン現在自国に戦乱の火種を撒いた、アメリカやドイツやフランスへの復讐だと言う人達もいる
だとすれば、これからドイツやフランスや一部アメリカも酷い事に成りそうだな?
だから難民や外国人労働者受け入れはおじちゃん反対何だよ!!
んで、ドイツに関しては、散々安い労働力を使って中国輸出で儲けたから、移民はもう要らない何て言ってる政治家や企業家も居る
企業とは『フォル○ス○ーゲン』だな?
あれ程『人権が〜!!』何て言ってる先進国も、一皮むけばこんな物なんだそ?
本気で人権問題にある程度取り組んで居るのは、日本位じゃ無いのかな?
良くウーマンリブ団体が、『日本は女性の立場が低い』『女性の人権が〜!!』何て言ってるけど、世界的に見て『レディースデイ』何てある国は日本位なんだそ?
他の国の人から見れば、男性が差別されてる様に見えるそうだ(笑)
そして中国の人民元が、今年10月からSDR(国際通貨基金(IMF)に加盟する国が持つ資金引出し権)に入るかも知れない(ほぼ決定)状況だ
SDRに入ると中国が万が一通貨危機におちいった場合、人民元で支払う事が出来る様になる事から、中国共産党の延命に繋がる可能性が有る
しかし、このタイミングで頑迷に反対していたアメリカがSDR入りを承認したのは、人民元を紙屑にする為だとする説と、アメリカウォール街の資産家が、中国で金融を支配する為だとする説が有る
しかしリーマン・ショックの際に、アメリカは中国の金融取引企業やその株を、EU諸国に売り飛ばしてしまっている
従ってアメリカが中国の金融を支配云々は考えにくい
むしろ中国の金融市場や輸出市場に深入りしているイギリスやドイツを含めて(中国に有ったアメリカの金融会社や株を買い取ったのがこの二カ国)一気に覇権国家競争から引きずり下ろそうとするアメリカの謀略と言う説の方が、おじちゃん的には納得出来る
残る問題はロシアだが、今アメリカとロシアは関係改善を双方望んでいるらしい
ロシアが覇権国家になる事は無いとアメリカが考えているのかは分からないけどな?
トルコは『オスマントルコ帝国復活』を狙っている説も有るが、イマイチ説得力に掛けている論理な気がする
とにかく、良くも悪くも第二次世界大戦後の戦後レジームからは、現在進行形で世界が変わろうとしているのは確かな様だ?
日本は今の所紛争からはカヤの外だが、『集団的自衛権』によって何時アメリカから、シリア問題に首を突っ込まされるか分からない状況だな?
今年は荒れる年かも知れないぞ?
では、今回の学校教えない『2016年の世界情勢』はこれまで!
また読んでくれよな?
どうだったかな?
今年は年初から、とにかくきな臭い話が続いている
安倍内閣は『従軍慰安婦問題合意』で年初から日本や日本人の名誉を著しく傷つけたし、北朝鮮は事の成否はともかく水爆実験を敢行
中東ではサウジアラビアとイランが国交を断絶し(羨ましい、日韓も国交断絶が望ましい)ドイツを始めEUでは難民が暴動や犯罪を犯して酷い有様だ
世界中平和からは程遠い状況何だよ?
ちなみに今がガソリンが安く成っているのを気付いている人達もいるだろうけど、その主な原因は中国のバブル崩壊による原油需要不足(景気が悪化した為に、輸送や発電や工場で使う燃料の需要が減った)中国輸出で潤っていた、EUを始め韓国や新興国の景気が悪化した事が原因に成っている
一節には中国共産党もかなりヤバイ状況になってしまい、何時日本やフィリピンやベトナムや台湾などに、紛争を仕掛けるか(今は大きな戦闘は起きにくい)分からないと言う話も有るんだよ?
良くも悪くも、今年はそれこそ『戦後レジーム』から世界中が脱却する年になるかも知れない?
だからこそ『戦後レジーム脱却』を口にしながら、『従軍慰安婦問題合意』で「あの極右の安倍内閣が従軍慰安婦強制連行を認めた」と完全に世界に思わせてしまった事は、最悪の結果を招いてしまった
既に世界中では「従軍慰安婦強制連行を日本政府が正式に認めた、日本軍は処女の少女を20万人強制連行して性奴隷にした」と報道されてしまい、青山繁晴氏(独立総合研究所所長)がインドの高官に「日本はやはり従軍慰安婦強制連行をしたんだな?世界中の報道がそう書いている」と面と向かって言われ、アメリカの官僚と『従軍慰安婦問題合意』記者会見当日に会談していた青山繁晴氏は、アメリカ政府官僚に「日本政府は何をやっているんだ?信じられない」と言われて来たそうだ
つまり、安倍晋三信者がひたすら言っている『アメリカ陰謀説』や『アメリカ強制説』は嘘だという事だ!!
個人的に安倍晋三氏と友人で有り、安倍内閣信者とまで言われていたあの青山繁晴氏ですら、この『従軍慰安婦問題合意』は安倍晋三氏に面と向かって反対したそうだ!!
ちなみに青山繁晴氏は『軍艦島世界遺産登録』や『消費税増税』にも8%増税の時から大反対していたんだぞ?
安倍内閣の罪は重いとおじちゃんは考えている
ともかく、今年は世界中かなりヤバイ状況である事は覚えておいて欲しいぞ?




