Anonymous(アノニマス)とは?
今回はAnonymousと呼ばれるハッカーの集団についてだ
何せ集団として曖昧なので、特定の団体と言う訳では無いらしく、(アノニマスの運動に共感する人達)と言ったほうが良いのかも知れない?
簡単な概要を見てみよう
>アノニマス(英: Anonymous)は、インターネット上のハクティビズム(ハッカーの思想)活動家が緩やかにつながりをもった国際的なネットワークである。
名目上、グループと関連しているWebサイトにおいては「命令というよりもアイデアに基づいて運用されている非常に緩やかで、分散化された指揮系統をもったインターネット上の集まり」と評されている
(wikiより抜粋)
と言う様に、集団としてはかなり曖昧な物の様だ
さらに彼らの中でも、ハッカー行為に否定的な集団とハッカー行為を賛美する集団に分かれて居るらしく、ますます詳細が掴み難い?
>初期の抗議活動もIRCではない掲示板で話し合われる事が多かった。
この取材によればYouTubeにアップされた動画の削除に対し集団アノニマスとして抗議行動をとり、この攻撃を残念に思った人物が攻撃中止のビデオメッセージを投稿すると、それに感銘を受けた参加者「アノニマス」達が平和的な抗議デモに切り替えて、世界100都市7000人を超える平和的なデモが行われたという。
この様に、必ずしもアノニマスの参加者がハッカーやクラッカーのみではなく、中にはクラッキング攻撃に否定的な集団もいる。
対してオペレーション(Operation)と呼ばれるハッキング・クラッキング行動が2010年ごろから開始され、彼らは徐々に活動拠点を移していった。
行動を肯定するAnonOpsと、それを否定するAnonNetと呼ばれる「流行」に分かれたと見る向きもある。
特定のリーダーは存在していないが、その時々のブームメントの牽引者が自然発生的に存在する。
2013年には全てのインターネットを停止させるオペレーショングローバルブラックアウト(OpGlobalBlackout)が予告されたが賛同が集まらず自然立ち消えになった事もある。
この様に、参加・不参加は各人の自由であり、意識として必ずしも全体として統一したものとも限らない。「ラルズセック」のような分派が存在し、中にはホワイトハッカーに転身する者もいる
(wikiより抜粋)
と言う事らしい?
何せ詳細が明らかに出来る様な根拠と責任者も存在しないのだから、『こう言う事だ!!』と何時もの様に断言は出来ない
では、彼らが起こしたハッキング行為を見てみよう
>インターネット規制に抗議する形でオーストラリア政府にサイバー攻撃とデモなどの合法的な抗議活動を行っている。
アノニマスは、これをOperation Titstormと呼んでいる。
>2012年、6月20日に日本で可決された違法ダウンロード刑事罰化に対する抗議活動を行うことを6月23日に宣言(米東部標準時25日、日本標準時26日午前2時ごろ)にTwitterでも宣言されたため、一部25日との報道あるが、実際は23日)。2
26日に財務省、自民党、民主党などの公式ウェブサイトを、翌27日夜本音楽著作権協会(JASRAC)公式ウェブサイトをサーバダウンさせている。
今後、日本国政府と日本レコード協会に対する攻撃をほのめかしており、日本の警視庁は、不正アクセス禁止法違反の容疑で、本格的な捜査に乗り出すことを発表した。
その一方、「国土交通省霞ヶ浦河川事務所」を攻撃(「大飯原発再稼働反対」を訴える画像などを掲載)したものの、日本のネットユーザーから「『 霞ヶ関』を『霞ヶ浦』と間違えているのでは?」と指摘され、アノニマス側は「やっぱり日本語は難しい」とTwitterで述べている。
>2015年2月8日、中国メディア・澎湃新聞網は、アノニマスが過激派組織ISILへ宣戦布告したと伝えた。
ISILはフェイスブックやツイッターなどあらゆるSNSやインターネットを巧妙に利用し、世界中から参加者や賛同者を募っており、プロパガンダの重要なツールとしている。
アノニマスはこうしたISILの態度に対し、「われわれはお前たちを追いかけ、アカウント、メール、個人情報のすべてを暴く。
お前らはウイルスで、われわれは治療者だ」と宣言し、数日間でISILに関するフェイスブックやツイッターのアカウント数100件を削除したとした上で、世界中のハッカーに対し、ネット上のISILのプロパガンダに対抗するよう呼びかけた。
一方でISILのアカウントを削除することで彼らの動きがつかみにくくなるマイナス面を指摘する声もある
(以上wikiより抜粋)
と代表的な事例を引用して見た
この中でも、オーストラリア政府に対する攻撃や、日本企業や日本の官庁に攻撃したのは間違い無く『犯罪』だな!!
彼らの行動に反発して、平和的にデモで意思表明した人達が正しいのは言うまでも無いだろう
どんなに綺麗事を言った所で、非合法な方法を取った段階でそれは『犯罪行為』以外の何物でも無い
ましてや、違法ダウンロード問題は、立派な著作権及び販売権侵害に成る
ダウンロード料金が日本は割高なのは確かだけど、それは別問題だし、それこそ平和的に抗議するなり訴えれば済む事だよな?
例え攻撃相手が『過激派組織イスラム国』だとしても、犯罪行為が正当化される訳では無い
こう言う行為を世間では『必要悪』と言ったりするけれども、この様な自警団的行為が行き過ぎた結果が、テロ組織(過激派)に繋がったりテロ行為に繋がったりするんだよ?
法律に規定された警察権執行組織(警察)以外の者が勝手に行ってしまっては、法治国家(法律で統治される国家)とは呼べなくなってしまうんだよ
だから、いわゆる『必要悪』を許してはいけないんだ!
物語やドラマの中なら、清々しい(すがすがしい)爽快感が味わえるけどね(笑)
『ワンピース』の様な物語だから許されるんだよ
さて、今回は何せ集団としてキチンとした物では無い為、『Anonymous』(アノニマス)の概要や、ハッカー集団のテロ行為(政府機関へのハッキングは立派なテロ行為)を紹介し、『必要悪』を肯定してはいけない理由を説明する事に成ったけど、皆も将来自分の考えと違うからと言って、『犯罪行為』を行って抗議する様な真似はしては駄目だぞ?
おじちゃんの様に論文を書いて読者に問うか、キチンと許可を取って『デモ行進』するなりの抗議活動にして欲しいぞ!
では、今回の学校が教えない『アノニマス』はこれまで!
また読んでくれよな?
どうだったかな?
感想に有るリクエストに応える形で今回は扱ったけど、何せ本文の通りに調べて見てもハッキリこうだと断言出来る組織では無かった
アノニマスにしても、平和的に抗議するグループと直接行動に出るグループが存在し、かつ責任者が居ない団体の様だから、普段から事務所が有ったりする様な組織体制では無く、「これに抗議するから賛同者集まって!」と言う感じで集まる人達の集まりに過ぎない様だ
さて、その中でも本文中で問題にした『直接行動』に出る過激派が世界的に問題視されている訳だな
要するに『必要悪』的な発想になるのだろうけれど、社会的に問題視されている事を、直接行動(ハッキング等の犯罪)で解決するのは根本的に間違って居るとおじちゃんは考えている
本文でも触れた様に、それでは『法治主義』が成り立たないからだ
確かに法的に裁けない問題と言うのは、この世の中にはどうしても存在する
しかし法的に裁けない、もしくは警察が手を出せないからと言って、それを警察権を持たない一般人が行っては、自分と意見が合わないもしくは自分から見て気に入らないから攻撃する人達で溢れ返ってしまいかねないんだよ?
それが大規模化したのがいわゆる国家間の紛争や戦争になる
戦争に至る前には紆余曲折な外交戦があるだろ?
それと同じで社会的な問題に対しても、抗議デモをキチンと許可を取って行ったり、論文を発表して読者に問う事が本来の在り方何だよ
その為にも、しつこい様で申し訳無いが、『ヘイトスピーチ規制』の様な【言論弾圧】を許してはいけないんだよ?




