表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
63/598

特別高等警察(とくべつこうとうけいさつ)


特別高等警察とくべつこうとうけいさつは、国事警察として発足した高等警察から分離し、国体護持のために※『無政府主義者、共産主義者、社会主義者、および国家の存在を否認するもの』を査察・内偵し、取り締まることを目的[1]とした日本の秘密警察及び政治警察。


内務省警保局保安課を総元締めとして、警視庁をはじめとする一道三府七県[2]に設置されたが、その後、1928年に全国一律に未設置県にも設置された。略称は特高警察とっこうけいさつ特高とっこうと言い、構成員をさしても言う

(wikiより抜粋)



今回は所謂『特高』事、特別高等警察を見ていこう


もしかしたら、学校によっては教わるかも知れないな?


先生にもよるかも知れないけどな?


おじちゃんが小学生の頃なんかは、特別に残虐で恐ろしい国民を監視摘発して拷問に掛ける組織見たいな事を教わったもんだが、今はどうなんだろう?


それはさておき、実際の特高警察の実情を見てみよう



特別高等警察は、高等警察の機能を持つ組織である。高等警察とは、「国家組織の根本を危うくする行為を除去するための警察作用」と定義される。いわゆる政治警察や思想警察のことである。戦前の日本では、治安警察法、出版法、新聞紙法などに基づいて、この種の警察作用が行われた。特別高等警察では、このうち特に、※『社会主義運動、労働運動、農民運動などの左翼の政治運動や、右翼の国家主義運動などを取り締まった。』

被疑者の自白を引き出すために暴力を伴う過酷な尋問、拷問を加えた記録が数多く残される』など、「特高」は当時の思想弾圧の象徴ともいえる存在であった。

(wikiより抜粋)



とまぁ、間違いなく『思想弾圧』や『言論弾圧』をしていた組織で有る事は間違いないな


しかし、良く説明文を見てみると


※『社会主義運動、労働運動、農民運動などの左翼の政治運動や、右翼の国家主義運動などを取り締まった。』


と有る様に左翼的思想のみならず、『右翼的国粋主義』も取り締まっていたと有る


おじちゃんが教わった頃には、とりわけ『左翼思想』のみが弾圧を受けたかの様に教わった物だが、実際には『右翼的国粋主義』も危険思想として取り締まっていたんだな


逆に言えば当時の大日本帝国が『軍国主義』や『ファシズム』では無く、『中道保守的思想』の国だった事がこの事から分かるよな?


要するに、右翼的でも左翼的でも無かったと言う事だ


ありゃ?学校で教わる様な、『軍国主義』や『ファシズム』国家では日本が全然無いどころか、国で強行に取り締まっていた事がこれで分かったよな?


それじゃあ、実際にどの様な活動をしていたのか見てみよう



1910年(明治43年)、明治天皇の暗殺を計画したとして、大逆罪の容疑で多くの社会主義者、無政府主義者が逮捕・処刑された(幸徳事件(大逆事件))。これを受け、翌1911年(明治44年)に、それまで高等警察事務の一部であった危険思想取締りのため、内務省が枢要地に特に専任警部を配置することを勅令で決定し、同年8月21日に警視庁の官房内に従来より存在した政治運動対象の高等課が分課されて、社会運動対象の特別高等課が設置された。

(wikiより抜粋)



あれまあ、天皇陛下を暗殺しようなどどしたら、そりゃあ警察に危険思想としてマークされるのは当たり前だよな?


ましてや現在よりも天皇陛下ははるかに国民に慕われていらっしゃったのだから、国民全体の怒りも有っただろう


これじゃあこの様な思想警察が産まれても仕方がない


ましてや、現在よりも共産主義思想や左翼思想が民主主義国から危険視されていた時代だから尚更だな


その時代の風俗を考えないで、単純に『特高警察は思想弾圧!!』何て決めつけてはいけないよな?


ましてや、右翼思想も危険視していたんだからな?


『左翼思想』にしても『右翼思想』にしても極端になるのは危険なのは今でも変わらないだろ?


左翼にしろ右翼にしろ、極端な人達は『テロ行為』に走ったり、『思想弾圧』や『言論弾圧』をしようとするからね?


その典型例が、三菱重工爆破テロ事件だ!!



三菱重工爆破事件みつびしじゅうこうばくはじけんは、1974年8月30日に日本の東京都千代田区丸の内で発生した、東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件で、連続企業爆破事件の一つである。東アジア反日武装戦線の呼称はダイヤモンド作戦。虹作戦で使用する予定であった爆弾を流用した。


東アジア反日武装戦線は、1974年8月14日決行予定だった昭和天皇暗殺作戦「虹作戦」に失敗していた。しかし、翌8月15日に※『在日韓国人で朝鮮総連系団体活動家の文世光』が朴正煕大統領暗殺を企てた文世光事件を起こした。彼らは虹作戦を断念したことを不甲斐なく感じ、文世光の闘争に呼応するため新たな爆弾テロを進めた

(wikiより抜粋)



な?これは左翼思想だけではなく、何と外国人が起こしたテロ事件何だよ


極端な思想的偏りが危険なのは、今も昔も変わらないんだよ


実際、イスラム国の様な極端なイスラム教原理主義も、他国から見たら危険極まり無いだろ?


特高警察が行った言論弾圧の方法(拷問)が正しかったかどうかは置くとしても(勿論やり過ぎだし、正しくは無いが)当時の世相(ロシア革命や共産主義の勃興)から日本政府が取り締まりを強化したのは仕方が無い事だったと考えられはしないだろうか?


ましてや、明治維新からまだそんなに日が経っていない時代何かは、権力や仕事を奪われた士族(元武士)の不満が残っていて、今で言うテロ事件もかなり有ったんだよ


『特高警察』の様な組織が国内的にも必要だった


主戦派の『右翼思想』も抑えないと、いつ暴発して無駄な戦争に突入させられるか分からなかった事も有る


確かに『特高警察』は今の価値観からすれば『間違い』何だが、いつ戦争が起きたりテロが起きたりするか分からない時代には必要な組織だったんだよ


それに今でも、危険思想の取り締まりはやってるんだぞ?


それが所謂『公安警察』だな


反国家思想やテロ事件を過去に起こした団体を監視する組織だ


だから『朝鮮総連』や『日本共○党』や『中核派』や『反天連(天皇制反対派)』や『オウム真理教』やあの『SEALDs』も監視対象何だぞ?


『日本○産党』が公安からマークされているのは驚いたかも知れないが、日本政府としては、反国家思想団体と認識していると言う事何だよ?


『現実は小説よりも奇なり』とは良く言った物だよな(笑)


では、今回の学校が教えない『特高警察』はこれまで!


また読んでくれよな?

どうだったかな?


いわゆる『特別高等警察』(特高)は何も『左翼思想』ばかりを弾圧していた訳では無い事が明らかに成ったよな?


実際2.26事件の犯人も逮捕拘束されたりしているのだから、主戦派のいわゆる(右翼)もキチンと取り締まられていた訳だ


何故左翼思想家の弾圧ばかりが目立つかと言えば、まず主戦派(右翼)よりも思想誘導的な問題で、左翼勢力の方が大日本帝国にとって脅威で有った事


そして戦前・戦中・戦後を通して左翼勢力のプロパガンダ(政治宣伝)か繰り返され、ことさらに左翼思想弾圧ばかりが取り沙汰された結果による物だろう


今の日本でも、声のデカイのは左翼勢力の方だし、何かと暴力的だったりヘイトスピーチ(日本政府や日本人への悪口)を繰り返しているのも左翼陣営だ


同じ『集団的自衛権』に対するデモにしても、目立ったのは左翼の方で、保守派のデモ何て目立たなかったし、何より新聞やテレビでも保守派の活動は【ワザと】報道しなかっだろ?


保守派用語の『報道しない自由』という奴だな(笑)


そして今まで余り指摘しなかったけと、彼ら左翼勢力で目立った活動をしている人達で、本当に【人権問題や人種差別】が発生しているチベット問題やトルキスタン問題(新疆ウイグル自治区)や内モンゴル自治区問題を、デモや講演会をやって抗議したり問題提起した団体を見た事が無い


これらの問題を常に提起しているのは、保守派の団体の方だ!!


YouTubeでも沢山動画が有るから、調べて見れば分かるぞ?


この現実を踏まえて、果たしてどちらの言ってる事が正しいのか?


冷静に考えで見て欲しいぞ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 私の頃も特高に関して学校の授業では同様に教わりました。 おそらく当時の欧米でも同様の警察組織はあった、今でもあると思います。 暴力行為で日本をひっくり返そうとしている共産党が政治団体として…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ