文化の日特別編 「作者の休日の過ごし方の一例」&「博物館無料開放のお知らせ」
さて、今年もあと二ヶ月!
今回は、文化の日の全国行事告知を含めて、作者の休日の過ごし方をご紹介したい。
11/3は文化の日と言う事で、日本全国で「博物館&美術館の無料開放デー」が有るのをご存知だろうか?
これは、文化の日の各地方自治体共同の事業なので、無料開放が無い地域は無いと思う。
ただし!一部の民営の博物館や美術館は、無料開放ではなく「割引」の場合が有るので、注意が必要だ。
各都道府県のホームページ等に、無料開放される施設の詳細が有るので、普段、美術館や博物館に縁遠い人達も、この機会に是非足を運んでほしい。
ちなみに、公営の動物園や天文台も、無料開放する地域も多いので、美術・博物館に興味の無い人達は、動物園等に行ってみるのも一興だろう。
博物館にしろ美術館にしろ、さらに「各地域の民族歴史館」なども、非常に勉強になるので、出来れば展示物のキャプションも、熟読する事をお勧めするが、無料開放デーは当然「激混み」するので、出来れば朝一での来館をおすすめしたい。
無論、作者も毎年10月末や11/3の無料開放デーには、博物館やその他施設のはしごをするのが恒例行事だw
博物館や民族資料館の、特別展に通うのは毎度の事。
わざわざ、遠くの博物館や民族資料館にも足を運ぶのが、作者の趣味(休日の過ごし方)でもある。
意外に、ネットでも検索しきれない情報の宝庫だったりするのが、これ等の施設なのだ!
無論、教科書に載っていた写真の「本物」を見る迫力やロマンは、筆舌に尽くしがたい。
実際に、伊達正宗直筆の書状の実物や、豊臣秀吉・徳川家康・織田信長などの、戦国武将の直筆書状、実物(実際に使用された)鎧の展示も見てきた。
鎧等は、武将の体格がわかると言う意味でも、実に興味深いものだ。
有名な、豊臣秀吉の肖像画の実物も見てきたが、かなり大きなものだ!
伊達政宗の晩年の肖像画の実物も、かなり大きいのがわかるのも、実物を見て来たからなのだ!
これ等歴史遺物の実物を見れるのは、案外に色々と気付く事の多いものだぞ!
さて、これ以外の趣味として、作者は実は「軽度の鉄オタ」でもあるw
ジャンルで言えば「乗り鉄」になる。
無論、本物の鉄オタの足元にも及ばないし、車両の知識や鉄道に関する知識も全然なのだが、鉄道に乗るのは大好きなのだw
普通の人達ならば「6時間以上も鉄道に乗るのは嫌だ」と成るだろうが、まったく苦にもならない。
と言うか、めちゃくちゃ楽しい!
なので、特別お勧めはしないが、鉄道趣味には「大回り乗車」と言う裏技がある。
これは、最短区間の料金で、かなりの距離を乗れてしまうという「大都市近郊区間内のみを利用する場合の特例」を利用した、乗り鉄の裏技だ!!
ちなみに、「大都市近郊区間」とは?
≻【運賃計算の特例】
「大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例」
図のそれぞれの大都市近郊区間内のみを普通乗車券でご利用になる場合は、実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます。
重複しない限り乗車経路は自由に選べますが、途中下車はできません。途中で下車される場合は、実際に乗車された区間の運賃と比較して不足している場合はその差額をいただきます。
(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/kippu/1103.html
大都市近郊区間の図は、上記ホームページに記載してある。
使えるのは、「東京」「新潟」「仙台」「大阪」「福岡」だけなので、他の地域の方々は、大回り乗車は出来ない。
これは、電子決済による運賃計算の煩雑さから、特に大都市における運賃計算を簡単にする目的で開始されたものだ(サービスでは無い)
さらに、こうした理由もある。
≻東京や大阪のような大都市には、路線が沢山あってルートが何通りも出てきてしまうな
それなら大都市では、ルート関係なく最短経路の運賃にしよう
あらかじめ決めた範囲内であれば、途中ルートは自由にしよう
大回り乗車の際の、注意点は、以下の通り
≻「大都市近郊区間内のみを普通乗車券または回数乗車券でご利用になる場合」
実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます
重複しない限り乗車経路は自由に選べますが
途中下車はできません
途中で下車される場合は、実際に乗車された区間の運賃と比較して不足している場合はその差額をいただきます。
つまりは・・・。
「ルートは一筆書き!後戻りはできない」
目的地までのルートは一筆書き。
要するに、移動する経路が重複してはならないということです。
一度通った駅や経路は通れません。
「途中下車は出来ない」
途中下車は出来ません。
もし途中下車をした場合は、乗車駅から途中下車する駅までの運賃が通常通りかかってしまいます。
つまり、駅構内(改札内・ホーム上)から一歩も出られないと言う事。
「エラーで改札を通れない事も・・・」
Suicaなどの交通系ICカードでも紙の乗車券でも、一定時間を過ぎるとエラーで改札から出られなくなるようです。
これは、不正乗車を抑止する為に、駅毎に「設定時間で、自動改札を閉じる」設定にされていると言う事。
なので、事実上「電子決済では、大回り乗車は不可能」という事だ!
「無人駅での下車はご法度」
まぁ、事実上ばれないとは思うのだが、法律上不正乗車と成るので、鉄道を愛する人達は、作者含めて絶対にしない!
無論、無人駅でも、改札外(駅舎)から出なければ、不正には成らない。
だが、無人駅を通過する車両は、ワンマンカーが多い為、車内の料金箱で清算する確立が高いために、難しいのが現実だろう。
ただし、可能な一例として(ワンマン運行が今の所無い)、秘境駅で有名な、宮城県仙台市の「奥新川駅」は無人駅だが、駅舎から出ずに見学する分には一応構わないが、各駅停車が来るのが2時間おきなので、その覚悟は必要だろうw
他には、仙石線沿線の無人駅でも可能だが、今年12月から「E130系」の新車両に順次置き換わり、ワンマン運行が予定されているので、12月までの期間限定だw
「特急(新幹線)は乗れない」
文字通りw在来線のみ利用可&快速は利用可能!
なので、最低でも数時間は、駅内(ホーム上)に強制監禁状態になるw
具体例として、仙台大都市近郊区間の、大回り乗車のルートを紹介する(他の地域のルート紹介が、思いのほか無かったから)
【福島・山形ルート】
出発駅:仙台駅
到着駅:東照宮駅
乗車路線:東北本線・奥羽本線・仙山線
所要時間約6時間半
走行距離約230km
料金190円
何と!福島県と山形県(宮城県の隣の県)に190円で行けてしまうw
だが、ホームからは出られないと言うw
しかも!6時間以上拘束されて、何度も乗り換えしなければ成らないw
乗り鉄の人以外には、単なる「苦行」以外の何物でもないw
ちなみに、作者はこのルートは経験済み!
車窓の景色が素晴らしいのでまったく飽きないし、鉄オタなので、車両の音や車窓を楽しんでいるので、スマホも見ないし、音楽も聴かないし、寝たりもしなかったが、殆どの乗客は、スマホ・音楽・寝る人達だったw
ちなみに、6時間以上も経過しているので、仙台駅の有人改札を通ったが、駅員が大回り乗車の事を把握しているので、「大回り乗車してきた」と言っただけで、すんなり通れた。
板谷峠の「峠駅」の、「峠の力餅」も購入し、食べたが旨かったぞ!!
流石創業130年の老舗の味だった!
ちなみに「峠」駅も有名な秘境駅で、駅近隣には「峠の茶屋(力餅の製造元)」しか無いと言う。
久しぶりに長くなったが、11月最初の連休を、読者諸君も楽しんで欲しい。
作者も、今年も博物館めぐりと乗り鉄で過ごす予定だ!!




