【令和学問のすすめ】令和の米騒動!価格引下げ目的なのに、競争入札する愚行www
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akyudentetu’s blog
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https://akyudentetu.hatenablog.com/entry/2025/04/13/191703
「万事について倹約を守るべきである。贅沢な生活を求めるには、下の人民から搾取しなければその出所がない。倹約さえ守れば、人民を困窮させず、侍から地下人や百姓にいたるまで富貴となる。国中が富貴になれば、大将も鋒先が強くなって、合戦の勝利は疑いない」
北条氏綱
「政治をやる人はもっともっと行政の対象の国民の立場になって考えてみるがいい。農民の生活の向上を叫びたい人は、農民の生活がどんなものかと体験してからにしてもらいたい」
白洲次郎
「農作業というものは、科学者のやることなんですよ。気候を気にする、温度を気にする、それから水分がどうであるかとか、まさに科学者なんですね」
大村智
さて、米不足(なのか?)とか、各種インフレによるコスト増により、米の価格が高騰して久しい。
現在の米の店頭販売価格を見てみると?5月時点で、米5kgあたり全国平均で4268円と成っていて、昨年同月比の1862円の2倍以上と成っている。
全体的に物価が高騰し、その割には給与所得の上昇が追い付かず、更には、基本的に物価が上昇すれば、付加価値に税率が賦課される消費税も自動的に上昇するので、インフレ率が自動的に8~10%プラスで上昇してしまう、悪循環に陥っている。
だから、「財務省デモ」が頻繁に行われ、「消費税廃止」が声高に訴えられているし、最低限、消費税の減税が求められているのだが、自民党役員も立憲民主党役員も、消費税減税には否定的だ。
ポピュリズム[大衆迎合主義]などと、反消費税減税派は語っているが、国民が望んでいる事を実行しない政治家に、存在価値など無い!!
さて、米価高騰の理由なのだが、一般的には
1:生産コストの上昇
2:オーバーツーリズム(外国人観光客)による、米の消費量の上昇
3:減反政策による、生産量の不足
4:2024年度の、米の生産量の不足
5:米農家の後継者不足による離農
などが、原因として挙げられている。
無論、これ等の要因も有るのだが、実はこのような事例も挙げられている。
≻コメの価格はなぜ下がらないのでしょうか?キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の山下一仁さんの解説です。
大きく2つの理由があって、1つ目が「買い戻し条件」です。備蓄米放出の際に、原則1年以内にコメを売り渡した業者から同じ質・量のコメを買い戻すという条件がつけられました。米価を下げるために、農家は2025年産のお米の生産量を増やす必要がありますが、この買い戻しの条件がつけられたことによって、放出分のお米が買い戻されてしまったら、結果的に市場への供給は増えない、米価は下がらないということが起こります。
本来ならば、24年産米の価格が上がりますから25年産米=今年の米の生産が増えるわけです。ところが農水省が1年以内に、60万トンのコメを25年産米から買い戻してしまえば、逆に市場への供給は減少するかもしれない。そうすると米価は今よりもさらに上がる可能性があるわけです。
JA全農が備蓄米の大半を落札
もう一つの理由は「JA全農が備蓄米の大半を落札していること」です。法律上は、集荷業者または卸売販売業者に売り渡すことができるとなっていますから、消費者に届けるためには消費者に近い卸売業者か、あるいは大手スーパーとか小売店に売り渡すべきだったんです。
JAは基本的に備蓄米の放出に反対してきたわけです。なぜかというと、供給が増えると米価が下がってしまう、それが嫌だからです。JAが卸売業者に売っていた分を控えれば、全体の供給量が増えない。JAの在庫が増えるだけで、市場への供給は増えないということになります。実はそういうことを念頭に置いて、農林水産省はJAに売り渡すということにしたのではないかと思います。本来であれば卸売業者に販売すべきだったんですよ。
そもそも農水省は備蓄米の放出に反対してきたわけです。去年の夏に大阪府知事から「備蓄米を放出してくれ」という要請があったんですが、「米は不足していない」と言いはって、備蓄米の放出を拒否したわけです。ただ、官邸から「これはちょっとおかしいんじゃないか」と言われて、やむなく備蓄米の放出に応じたわけです。そこで備蓄米を放出しても米価を下げないという仕組みを考えた。1つは1年後に買い戻すというやり方異例のやり方、もう1つは卸売業者じゃなくて集荷業者・JAに販売するという、これまた異例のやり方をやったということです。
JA全農は卸売業者に60キロあたり2万6000円で販売しています。60キロ2万6000円というのは、市場価格にすると5キロ大体4000円台です。政府から備蓄米を落札した価格は60キロ2万1000円です。これを市場価格にすると5キロ大体3400円ぐらい。つまり下がるとしても、これ以上は安くならないだろうということです。去年の5キロ2000円とか2500円とか、そういう価格までは下がらないと思います。
(ABCニュース)より引用
≻【米不足の真相】財務省は輸出米に4万円の補助金、国内には2千円だけ。だから輸出米が安く国内米が高騰した
アメリカで売られる日本国産米が3000円で、日本で売られる日本産米が5000円というのはどう考えてもおかしい。そのおかしい原因を作っているのが財務省という存在なのだ。財務省の「日本国内向けの販売には助成金を付けたくない。海外輸出米には一俵あたり5000円の助成金を付ける」という政策が元凶なのである。そうしたカラクリが見えてくると、財務省というまるで反社的な組織は不要だと思えてくる。(中略)
アメリカでは少なくとも予算の使い方は国会で決めているのだ。財務省が決めていない。このようなことはあり得ないことだ。輸出前に4万円あげる。牛の餌にするお米を使うのだったら8万円上げる。しかし、日本国民に食わせる米には1000円しか上げない。それを決めているのが財務省だ。こんな組織は必要なのか。最も要らない組織だ。(中略)
米一反、10アールに4万円の助成金、一反あたり8俵を生産するので、1俵あたり5000円の補助金が輸出にはついている。日本国民用については一反あたりバラつきがあるが1000円から2000円の補助金が出ている。これは鈴木宜弘先生の情報です。そうすると1俵あたり125円から250円だ。
引用元URL:https://note.com/fukadamoet/n/ndb1d7acf7d99
とまぁ、財務省とJAも、米価高騰に一役買っている・・・。
無論、自民党も関係しているのは言うまでも無い。
皆大好き「小泉進次郎」君だね!
何故、農協解体を彼が言っていたのか、引用元のブログを見れば一目瞭然だ!
そして、無能自民党は、米価を引き下げる為に解放した「備蓄米」を、わざわざ「競争入札制」で売り渡し、政府が利鞘を儲けると言う愚行を行っているのだ!!
≻【自民幹部「おかしい」備蓄米入札制度の問題点指摘「値段なぜ上がる。なぜ国がもうけている」】
自民党の小野寺五典政調会長は18日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、政府備蓄米が競争入札の末に政府の仕入れ価格より高値で放出されている現状に疑問を呈し、「備蓄米制度全体で入札をかけるのはおかしい」と主張した。
小野寺氏は14日に備蓄米の倉庫を視察した際、政府の仕入れ価格に比べ、今回の入札での落札価格が高額だとして「国がもうけてどうするんだ」と発言していた。この発言の真意を問われ「令和6年産は、備蓄米価格は1万3000~4000円くらい。これを入札したら2万3000円だった。備蓄していて、これを出して安くしたいと思っているのに、むしろ入札をかけているので高くなってしまう。令和5年産米でも、仕入れは1万1000~2000円が、2万円近くで売れている。ここが下がらないと、もとが下がらない」と主張。「少しでも安いお米を届けたいと思っても、なんで値段が上がってしまうのか。差額は国に入っているので、なんで国がもうけているんだよ、国民のために安い米を出すためにやっているんじゃないのということを指摘した」と述べた。
その上で「備蓄米制度全体で入札をかけるのはおかしい」と断言。「役所に聞くと、公民財産でも随意契約などがあり、大きく安く売ることはおかしいが、それなりの相場観で市場に出すことは制度上できないことはないと。今は米の値段が高いからこうしていますが、本当に飢饉になって、コメがみんな必要な時に入札をかけたら、すごい値段で入札されることになる」と懸念を示し「国がなぜ毎年、何百億円もかけて備蓄制度をやっているかといえば、こういう時に速やかに安いお米が回るから。その本末を忘れてはいけない。だから、この制度の問題があると指摘している」と訴えた。
「備蓄米制度をしっかり改めないと、日本のコメが守れなくなる」とも述べた。
(日刊スポーツ新聞)より引用
財務省も自民党も、完全に「国民の敵」だろう・・・。
夏の参議院議員選挙では、自民党と公明党と立憲民主党以外の、まともな減税政策を掲げる政党に投票しよう!!