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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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【令和学問のすすめ】主流派経済学(大学などで習う経済学)は、根本的に間違っていた!!(経済学者も認める)w

「意識改革を説いてオチをつける論文はみな眉唾だ」

カール・マルクス


「今日の世界における最大の実業家たちは借財者たちだ」

ハバード


「経済とは貨幣を消費する意味でもなければ、これを節約する意義でもない。それは一国一家の経営と処理の義である」

ラスキン



さて、衝撃的なタイトルの通り、「主流派経済学」、大概の大学の経済学部で教わる経済学は、根本的に間違っていると言う話だ。


これは、先日発売された「中野剛志」氏著、「政策の哲学」の内容に因るもの.。


で、かなり大雑把な中身としては・・・。


≻『政策の哲学』中野剛志( 著)

主流派経済学は「科学」とは似て非なるものである。

経済活動には通常、貨幣が不可欠なのに、主流派の「一般均衡理論」が想定するのは物々交換の世界だし、自由貿易の意義を説く「比較優位の原理」ときたら、「世界には二国、二財、一つの生産要素(労働)のみ存在する」「常に完全雇用」「運送費はゼロ」など、非現実的な仮定がなければ成立しない代物だ。


と言うもの。


まぁ、有り得ない想定による、仮説に過ぎないのが「主流派経済学(古典派・新古典派)」と言う事に成る。


「世界には二国、二財、一つの生産要素(労働)のみ存在する」

※どんな異世界だよwww


「常に完全雇用」

※世界各国に、失業者が居ますがなにか?


「運送費はゼロ」

※AMAZON涙目www


これが、現在の殆どの大学で教えている筈の、「経済学」の中身なのだ・・・。

呆れてものが言えない・・・。

こんな「机上の空論」を、大真面目に大学で講義するなど、基地外沙汰としか思えない。

百害あって、一利なしであろう。


作者も、主流派経済学は「机上の空論」であると再三書いて来たが、著名人が書いてくれた事により、説得力も増した事であろうw


さらに、中野剛志氏が紹介した、著名な経済学者が「主流派経済学を全否定」している様を見て欲しいwww


≻ワシリー・レオンチェフ

ソビエト連邦出身の経済学者。

1973年に投入産出分析(産業連関分析)の研究でノーベル経済学賞受賞。

「専門的な経済学の学術誌の各ページは、多少は妥当ではあるが、完全に恣意的な仮定から、明確に述べられてはいるが、無関係な理論的結論へと、読者を導く数式で満たされている」


≻ミルトン・フリードマン

アメリカ合衆国の経済学者。

古典派経済学とマネタリズム、政府の失敗と市場経済の優位性を主張しケインズ的総需要管理政策を批判した。ケインズ経済学からの転向者。

共和党支持者。1976年、ノーベル経済学賞受賞。

「経済学は、現実の経済問題を扱うのではなく、難解な数学の一部門にますますなっている」


≻ロナルド・コース

イギリス生まれのアメリカの経済学者。

1991年にノーベル経済学賞を受けた。

「今の経済学は宙に浮いていて、現実世界で起きている事とは、ほとんど無関係になっている理論体系である」


≻ポール・クルーグマン

アメリカの経済学者、コラムニスト。

ニューヨーク市立大学大学院センター(CUNY)教授。

2008年度ノーベル経済学賞受賞。

「過去30年間の、主流派マクロ経済学の大部分は、良くて華々しく役に立たなく、悪くて全く有害」


≻ポール・ローマー

アメリカ合衆国の経済学者。

現在はスタンフォード大学で教授を務める。

専攻は経済成長理論。

「マクロ経済学は、過去30年以上に渡って、進歩するどころか、むしろ退歩した」


とまぁ、けちょんけちょんだwww

そりゃあまぁ、主流派経済学者が、実体経済を全く回復出来なかったのだから、「無意味どころか害悪」なのは、疑い様も無いであろう。


ちなみに、最初の中野剛志氏の著作のあらすじの様に、主流派経済学(古典派・新古典派)は、基本的に原始的な経済論理で構成されている。


つまり「物々交換」。


ちなみに、主流派経済学の基本概念はと言うと?


「合理的経済人」

≻人は自らの利益を最大化して損失を最小化するために、合理的に判断して行動するという人間観


「一般均衡理論」

≻合理的経済人が、市場価格を元に取引を行えば、経済全体における全ての財貨に関して、需要と供給が同時に一致した状態に達する


この二つから成る。


どう考えても「物々交換経済」です、本当に有難うございましたwww


この時点で、作者ならば主流派経済学を教える大学は避けるな。

だって、馬○過ぎるものwww


全ての財貨が、全ての生産物(サービス含む)と交換されるのならば、それは「物々交換」以外は有り得ない。

この前提が成り立つのであるのならば、何故「フードロス」などと言う、売れ残りが発生するのか?

貨幣経済上では、まず有り得ない事なのだよ。


金本位制も、大雑把に考えれば「物々交換」の一種にはなる。

古典的金貨・銀貨の時代には、その金や銀の価値(含有量)により、コイン(金・銀貨)の価値が決まっていたから、結果的に金・銀貨と生産物の交換は、事実上の物々交換となる。


金本位制(古典的)の問題点は、金や銀の埋蔵量に経済全体が依存する事に成るので、理論上は経済全体のパイを世界中で奪い合う事になる。


それが、大航海時代から第二次世界大戦までの「植民地争奪戦時代(帝国主義時代)」と言う事になる。

まぁ、もっとも、金と通貨(紙幣)の兌換券による通貨が出来た時点で、この前提は崩れたのだがね。

何せ、証券による「借金」が、金・銀の総量に関係なく利用可能に成ったからだ!


この事により、世界各国が金・銀の保有量に関係無く、信用創造「借り入れ証券」により、経済拡大が可能に成った。

これでイギリスやアメリカが、「産業拡大」が可能に成った訳だよ。


まぁ、アメリカの「ゴールドラッシュ」時代までは、まだまだ金・銀の保有量が重視されていたがね。


と言う訳で、現在の経済学で、古典派や新古典派の主流派経済学者は、根本的に間違っている事が証明されたし、そもそも著名な経済学者が、主流派経済学を否定している事が明らかになったw


TV等で、偉そうに「緊縮財政」を語っている経済学者や、知ったかぶり(台本読んでるだけ)のコメンテーターの言ってる事は、根本的に間違っているので信じないようにしよう!!

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