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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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軽減税率ではなく、再増税をやめるべき

今回は経済問題だ!


興味無い人達も居るかもしれないが、君達のお父さんお母さんやお祖父ちゃんお祖母ちゃんに関係有る事なんだから、それなら君達にも実は深く関係有る事だろ?


自分の家族の生活に関わる問題何だからね


でだ、何やらテレビのニュースや新聞やインターネットニュースで『軽減税率』がうんたらかんたら言われているけど、そもそも消費税再増税するのがおかしな話だと思わないかい?


本当に後たったの2年で景気が回復すると思えるかな?


おじちゃんは上手いこと景気回復路線に日本が突入しても、流石に2年では再増税出来るまで景気回復させるのは難しいと思うけどな?


第二次安倍内閣は、『アベノミクス』を始めてたったの一年未満で消費税を増税した


で、この有様だよ?


日本のGDP(国民総生産)は二期連続マイナス成長だ!


どう言う事かと言うと、景気が悪化していると言う事だ!


要するに『デフレ』がまだ続いていると言う事だな



んで、詳しい事は置くとしても、おじちゃんが見る限り今の安倍内閣の経済政策では、景気回復はほぼ不可能だと考えているんだな


まず消費税増税したにも関わらず、医療費や介護費用や年金支給額削減など、国民の負担増をしている事だ


消費税増税と負担増を合算すると、合計10兆円規模の国民への負担増になる


な?これでどうやって景気回復するんだろうな?


要するに10兆円分、国民(君達や君達のお父さん達)の購買力(物を買う為のお金)が国に吸い上げられたと言う事だからね


少なくても10兆円分景気が悪くなるのは当たり前だよな?


『じゃあこれからは負担増を減らして購買力を回復させるのか?』と言ったらそんな事は無いんだよ


おまけに一般民間企業が景気後退で設備投資を減らしているのに、公共投資を減らすと言っているんだよ?


国民や民間企業がお金を使わなかったら、日本国政府以外に誰がお金を使って需要創出(景気浮揚)をするんだろうな?


だから安倍内閣は『外国人観光客を増やすんだ!!』何て外国人頼よりの事を言っているし、TPPの様な輸出増が狙える物に固執しているんだよ


な?こうして見ると、安倍内閣が言っている事の流れが見えて来るだろ?


要するに国内の景気回復を外国人や外国に丸投げしているとも取れるんだよ


んで、中国を始めとした世界各国は、今絶賛不景気中だ(笑)


インドやアメリカやその他新興国はまずまず景気が良いけど、輸出先に依存度か高い新興国は、何時不景気に成るか分かった物じゃない


日本も外国人観光客や外国への輸出依存度を高めて仕舞えば、アメリカ様が不景気に成ったらかなり不味い状態に成るし、中国人観光客は来年辺りから減るだろうな?


な?景気回復する訳が無いとおじちゃんが言っている意味が分かって来ただろ?


勿論他にも理由は有るが、それこそ切りが無いからこの辺にしておこう


で、そもそも消費税と言うのがお金を持ってない人程税率が高くなる税制だとおじちゃんは前にも書いた

※【消費税の逆累進性】参照


そんな物を実行するのなら、少なくても『所得税』は庶民や中間層からは減額するのが筋だし、金持ちには増額するのが筋だ!


何と言っても、消費税は君達子供からも容赦なく集税されてしまうからな


物品税(商品個別に掛ける税制)でもそれは同じだけど、少なくても何でもかんでも税率8%にはならないんだよ


だからワザワザ『軽減税率』何かやらなくても、最初から食品や出版物の税額を低くすれば済んだ事なんだよ


いかに『消費税』が景気に悪影響を与えるかが分かろうと言う物だ


おじちゃんは『消費税』など廃止して、『物品税』に戻すべきだと考えている


昔の日本は『物品税』方式だったんだぞ


これも立派な近代史だな


今回は色々分かり難かったかも知れないが、少なくても『消費税再増税』が最悪な結果を持たらす可能性が高い事を覚えておいて欲しいぞ!!


では、今回の学校が教えない『消費税再増税問題』はこれまで!


また読んでくれよな?

どうだったかな?


消費税増税問題は、君達子供にも直接関係有る話なんだよ


決して大人の世界の他人事では無いんだ


そこで『消費税』が始まる前に行なわれていた『物品税』に付いて解説しておこう


『物品税』とは流通している商品やサービス(床屋さん等のサービス業)に対して個別に課される税制の事だ


つまりチョコレートなら『税率5%』おせんべいなら『税率3%』見たいな税金だな


さて、ここで気が付いた人達も居ると思うけど、『物品税』とはそもそも『軽減税率』と同じ様な事に成っているんだよ


元々個別具体的に課されていた『物品税』が『消費税』導入まで出来て居たのに、何で『軽減税率』は面倒臭い何て議論に成るんだろうな?


あの頃だって『酒類は何%』、『野菜類は何%』見たいにやっていたのだから、出来て当然何だけどな?


結局は財務省の怠慢(たいまん)とか政治家の怠慢と言われても仕方が無い


しかも『物品税』の頃は、業界ごとに【税率】が違う事に異論は有ったにせよ、問題なく実行されていた


それが『消費税』の様に基本的に一律な税率を課されると、一部商品やサービスに対して『軽減税率』が課されると、業界ごとに『不公平感』が出てしまう


さらに『軽減税率』の認定自体が、政治家や官僚の【利権】(ワイロなど)と化してしまうんだよ?


この様に『消費税』は実に問題が多い


本来なら、収税の公平性が高い『所得税』を増税するのが筋で有り、わざわざ『軽減税率』何てやらなくても、例えば低所得者(年収300万以下)は減税、高所得者(年収1000万以上)は増税にすれば済んだ事では無いかな?


要するに消費税はお金持程【減税】に成る『大変不公平』な税制何だよ


どうしてもと言うなら、ベンツの様な高級車や高価な宝石などは、消費税率『30%』位掛けても良いのでは無いかな?


それでも買える人は買うし、売れなくなるとはおじちゃん思えないけどな?


軽減税率をやるなら、『重課税率』(高級品に重課税を掛ける)をしないと、お金持まで『軽減税率』の恩恵にあずかってしまうから、何の意味も無いんだよ?(消費税の逆累進性が解消されない)


この様に『消費税』は問題が多い不公平な税制だ!!


皆もその事は覚えておいて欲しいぞ?




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