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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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【令和学問のすすめ】次々と業績悪化する新自由主義者達(笑)

「真面目に働く者が、それに見合う報酬を受けるのは当然の理である。好・不況にかかわらず、社員の生活は保障されねばならない。ぜいたくはいけないが、貧しいのはもっといけない。」

出光佐三


「わが社の資本はカネでなく、人間だ。カネは資本の一部だ。いちばん大切なのは人。人が第一であって、人が事業をつくり、事業がカネをつくる。カネは人についてくる。」

出光佐三


「 世の中に混乱がある。それもたったひとつで解決がつきゃしませんか。それは「お互い」ということですよ。我欲の人間が仲良く暮らすためには「互譲互助」の思想に徹する以外に道はありませんね。これは日本人の道徳の根幹です。」

出光佐三


さて、個人的には「ざまぁwww」な事なのだが、近年、新自由主義思想の経営者が代表取締役に成った大手企業が、次々と業績を落としている。


新自由主義に染まった、配当金目当ての投資家も含めて、心底「ざまぁwww」としか思わないが、新自由主義の末路が如実に表れていて味わい深いwww


では、早速「ざまぁwww」の総本山、竹中平蔵が最近まで代表取締り役をやっていた、ピンはね企業の代表格「パソナ(笑)」からwww


≻パソナグループが14日発表した2022年6月~23年2月期の連結決算は、純利益が前年同期比46%減の39億円だった。東京五輪・パラリンピックの開催に伴う人材派遣の特需がなくなった反動などで、採算が悪化した。福利厚生の代行を手掛ける連結子会社で広告宣伝費が膨らんだことなども利益の重荷となった。


2023年6月〜24年2月期の売上高は前年同期比4.2%減の2655億5800万円、営業利益は同56.2%減の46億7400万円、経常利益は同59.6%減の46億2200万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で46.7%と過去6年の平均(66.8%)を下回る。


2024年5月期の売上高は前期比0.7%減の3700億円、営業利益は同30.4%減の100億円、経常利益は同34.9%減の100億円となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。

(日本経済新聞)より引用


心の底から「ざまぁwww」

労働者から「ピンはね」した挙句、配当金増やす為に人件費を「必要経費」に移させた挙句が、「このザマ」だwww


ちなみに、消費税率が高い程、実は節税が出来る。


例えば、消費税率が5%から10%に上がった場合、必要経費として計上される「派遣社員費用」の必要経費分の控除も、消費税率分節税可能になる。


一人分の派遣費用が、仮に計算しやすく10万円だとすれば、必要経費の控除額も消費税込み10.5万円から11万円になる。


つまり、一人辺り5千円、節税可能になる訳だ(税抜き派遣費用が変わらなければ)


労働者の多い大企業で有ればあるほど、人材派遣労働者を使った方が、節税効果としてお得になる仕組み。


なので、特に経団連が消費税率UPに前のめりなのは、「社会保障費用の確保問題」では無く、単純に「自社が儲かる」からなのだよ。


結果、正規雇用の正社員の人件費の控除額よりも、人材派遣を使った方が、人件費を安く抑えられた上に、不景気時の人員整理も容易になると言うからくりなのだよ。


竹中平蔵自身は、「パソナ」が業績悪化した途端に、代表取締役辞任して逃げやがった!!


んで、この竹中平蔵謹製の「からくり」を、最大限に使ってたら「人手不足であぼ~ん寸前」なのが、ヤマト運輸www


≻ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングスの2017年4~9月期決算は128億円の赤字となった。通期では黒字を確保する見通しだが、10%の営業減益となる可能性が高い。


同社はアマゾンをはじめとするネット通販事業者からの委託を積極的に引き受けることで取扱数量を伸ばしてきたが、急激な荷物の増加に現場が対応できず、業務が回らなくなるという事態が発生した。このため同社は取引相手各社に値上げを通告するとともに、取扱数量の削減を試みたものの、目論見通りにはなっていない。


ヤマトのデリバリー事業における部門利益はわずか56億円しかなく、ほとんど利益が出ていない。業績が良好だった時代も、営業利益に占める本業の割合は半分程度であり、ヤマトは運送という本業ではあまり稼げていないことが分かる。


これは取り扱う荷物の種類と密接に関係している。両社の宅配便における荷物の単価は、ヤマトが592円、佐川が579円なので両社に大きな差はない。だがヤマトは、佐川と異なり単価の安いDM便を多数取り扱っている。DM便を含めるとヤマトの単価は338円と大幅に下落する。


これは取り扱う荷物の種類と密接に関係している。両社の宅配便における荷物の単価は、ヤマトが592円、佐川が579円なので両社に大きな差はない。だがヤマトは、佐川と異なり単価の安いDM便を多数取り扱っている。DM便を含めるとヤマトの単価は338円と大幅に下落する。

(週間現代・ヤマト運輸「128億円赤字の正体」アマゾンのせいじゃなかった)より引用


≻「ヤマト運輸・現場が大混乱“業務効率化”で正社員が一斉退職、人員補充は委託業者頼りの本末転倒「実はクール便の品質にも問題が起きていて…」


日本郵便との協業発表に伴い、数万人規模の“委託・パート切り”が明らかになったヤマト運輸だが、ここにきてヤマト側が態度を一変。「クロネコメイト」やパート社員に配置転換を打診しているという証言を#3で報じた。しかし、現場で混乱しているのは正社員も同様のようで、退職も相次いでいるという。


日本郵便との協業により、ヤマト運輸の小型荷物の配送に携わる「クロネコメイト」と呼ばれる個人事業主およそ2万5000人だけでなく、メール便などの仕分け業務に携わるパート社員(契約社員)数千人も”リストラ”の対象に入っていたことがわかったのは、去年10月のこと。

(集英社オンライン・迷走するヤマト運輸)より引用


う~ん・・・昔は、「運送業界のホワイト企業」として名高かったヤマト運輸も、新社長が新自由主義者に成った途端に「このザマ」だwww


しかも、正社員すら理不尽にも「パートや非正規雇用に格下げ」では、そりゃ退社するのも頷ける。


「フリーランス(個人事業主)」や派遣の倉庫労働者すら、派遣切りや契約破棄とは、酷い有様だ。


んで、人手不足に陥って、虎の子の「運送事業」や「宅配サービス」も佐川にぼろ負け状態www


まぁ、この社長は株主に責任追及されて、辞任させられるのは目に見えているけどな?


新自由主義の「継続性の無さ」の具体例として、これ程わかり易い実例も無かろう。


最後は、消費者を舐めに舐めまくった挙句、フランチャイズオーナーにも無理な経営を押し付け続けた7・11の末路www



≻セブン&アイ・ホールディングスが11日発表した2024年3〜5月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%減の213億円だった。米国の物価高や消費の停滞が響き、主力の海外コンビニエンスストア事業が落ち込んだ。可処分所得の減少で消費の回復に一服感が広がり、国内コンビニも伸び悩んだ。

(日本経済新聞)より引用


≻コンビニは、ロイヤリティ(本部への支払い対価)が高く設定されています。


以下は、セブンイレブンの一般的なCタイプ契約(土地・建物を本部が用意)のオーナー取り分をあらわしたもの。


1ヵ月の売上総利益 オーナーの取り分 本部の取り分

0~250万円     44%        56%

250~400万円    34%        66%

400万円~550万円  29%        71%

550万円~     24%        76%

セブンイレブンのCタイプのチャージ率

参考:日本フランチャイズチェーン協会



≻途中解約で多額の違約金が発生するというのは、本当です


セブンイレブンの違約金の目安は、以下のとおり。


5年経過:400万円~800万円

5年以内:1000万円~2000万円


※売上の高いお店は違約金も高い傾向にある

(【末路】コンビニオーナーは悲惨でやばい?元本部社員が実態を解説)より引用


≻セブンイレブンの弁当は実際にどのように底上げされているのかを2つの事例と共にご紹介していきます!


一般的に上げ底になっている容器は、容器の裏側を見ると明らかにへこんでいたりするので分かりやすいですが、セブンイレブンの弁当は裏から見ても上げ底になっているか分かりにくくなっています。


また、ユーザーが上げ底だと認識できないようにラッピングされていたり、容器を二重にしているので詐欺だと批判の声が続出しているようです。


セブンイレブンの「練乳いちごミルク(タピオカ入り)」はミルクにいちごソースが入っているように見えますが、このいちごソースのような赤い模様はパッケージにデザインとして書かれた柄となっています。


この紛らわしいデザインによって、いちごソースが入っていると勘違いして購入したユーザーから容器を偽装していると批判が殺到しました。


セブンイレブンはいちごがたっぷり入っていると視覚的に表現したかったのかもしれませんが、あまりにも紛らわしすぎますね。


セブンイレブンの「sonnaバナナミルク」は、容器の上部3分の1が中身のバナナミルクと同じカラーで塗られているので、一見すると容器いっぱいにバナナミルクが入っているように見えます。


しかし、実際に入っているバナナミルクの量は容器の約3分の2程度なので、ユーザーからは内容量詐欺をしているとクレームが上がるのは当然と言えるでしょう。


さらに、バナナミルクは「堂々とユーザーを騙していてひどい」と、多くの批判を呼びました。

(コンビニなう・セブンイレブンの弁当底上げのクレーム・言い訳・やめた理由まとめ)より引用


とまぁ、「自己利益(セブン&アイホールディングス)」の追求のみ行って、コンビニ経営者にも消費者にも、コストダウンの洗礼を受けさせ続けた挙句、客離れやフランチャイズオーナー離れを加速して、結果大きく収益を落とすと言う羽目にwww


これぞ!新自由主義経営の末路の終着点と言えるだろう。


当たり前だろ?コスト優先で、消費者には上げ底や印刷で内容量を誤魔化した上で(ステルス値上げ含む)、値上げを繰り返していたら、このデフレのご時勢に売れる訳がない。


フランチャイズオーナーにも、こんな無茶振りばかりしていたら、他のコンビニチェーンに参加したほうが余程マシだろ?


7・11も、社長が新自由主義者に成った途端に経営方針が変わって、大きく業績を落とした「愚か者」だwww


一番上の「出光佐三」の格言が、如何に正しいかの証明だろう。(公益資本主義)


新自由主義者とは、かくも「愚か」な存在なのだよ・・・。

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