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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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【令和学問のすすめ】とうとう日本人が86万人減少

【出光佐三】名言


「私は日本人として生まれ、日本人として育てられ、そして日本人として経営をしている。」


「権力の奴隷になるな。」


【松下幸之助】名言


「 山は西からも東からでも登れる。

自分が方向を変えれば、新しい道はいくらでも開ける。」


「どんな賢人でも、その人ひとりの知恵には限りがあって、だから自分の知恵、才覚だけで事を運べば、考えがかたくなになる。

視野が狭くなる。」



さて、とうとう「少子化」にも拍車が掛かり、人口減少数が【戦後最悪】を記録した。


以下がその記事。


≻【日本人、過去最大86万人減 少子化影響 外国人は初の300万人超 1月時点、総務省調査】


総務省が24日に発表した人口動態調査によると、今年1月1日時点の外国人を含む総人口は1億2488万5175人で、前年を約53万2千人下回った。日本人に限ると約86万1千人減(0・70%減)で、1968年の調査開始以降、最大の減少幅。都道府県では、東京のみ微増した。深刻な少子化を反映しており、地域の活力を維持する取り組みが急務だ。一方、外国人は全都道府県で増え、初めて300万人を超えた。


調査は住民基本台帳に基づく。日本人は1億2156万1801人で、15年連続のマイナス。死者が過去最多の約158万人だったのに対し、出生者が最少の約73万人と大きく下回ったことが響いた。


日本人を都道府県別に見ると、人口一極集中が続く東京だけが0・03%の微増だった。減少率は秋田の1・83%が最も高く、青森1・72%、岩手1・61%と続いた。

(産経新聞)


https://www.sankei.com/article/20240724-KADRL2MJB5K23DBV6S4YGA3HZA/


まぁ、長年に渡る、財務省と自民党による経済政策の失敗により、若年層の「恋愛」や「結婚」が贅沢品と成り、経済的理由による晩婚化の影響による「子無し世帯」の増加も、【日本人(血統としての)】の人口減少に悪影響を及ぼしておるだろう。


ちなみに、1989年で男性の初婚年齢が28.5歳。

女性の初婚年齢が25.8歳だったものが、2019年では男性で31.2歳、女性で29.6歳と成っている。

1960年代では、男性で26歳、女性で25歳だった。


当然、婚期が遅れれば、それだけ「出生率」も落ちてしまう。


≻【高齢妊娠・高齢出産のリスク】


30歳を過ぎると妊娠・出産に伴うリスクが高くなり始め、高齢妊娠・高齢出産といわれる35歳以上になると、よりリスクが顕著になるというのが通説です。


母体のリスク

高齢妊娠・高齢出産による母体のリスクとして挙げられるのは、妊娠高血圧腎症、妊娠糖尿病といった合併症や、帝王切開分娩になる可能性があることです。

高齢妊娠の多くの方は、約10ヵ月で健康な赤ちゃんを出産しています。一方で、一部には合併症を発症したりそれが原因で早産になったり、母体のリスクにつながったりするケースがあり、35歳以下での妊娠の場合と比較するとこうしたリスクは高くなっていることが指摘されています。例えば当センターでは、公益社団法人日本産科婦人科学会の周産期データベースを利用して高齢妊娠におけるリスクについて分析し、母体年齢が高いほどリスクが上昇することを明らかにしました。特に、45歳以上の妊娠では妊娠高血圧腎症、前置胎盤などの合併症や、帝王切開分娩の頻度が高くなり、45歳以上の群と30~34歳の群を比較すると、それぞれのリスクが2倍前後上昇することがわかりました。

(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター)


https://www.ncchd.go.jp/hospital/pregnancy/column/kourei.html


と言う具合で、晩婚化が進めば、自ずと出生率が下がるのは、当然の成り行きなのだよ。


何だかんだで、「恋愛」出来て「結婚」出来た人達は、それだけでも最早「勝ち組」となる日本に成って仕舞っていると言う事だ。


何せ、「恋愛」も「結婚」も「子育て」も、兎に角「時間」と「金」が掛かる。

なので、中小零細に就職した若年層は、当然「金」が無いので、「恋愛」も「結婚」も消極的に成らざるを得なくなる。


所謂「勝ち組」の若年層が、「仕事優先」や「趣味優先」で、結婚や恋愛をしないのとは、構造的に違うのだ!!


この辺の事を、所謂「保守派の重鎮」と呼ばれるような論客でも勘違いしている事が、先日の「研修会」で明らかになった・・・(泣)


実に情けない限りだ・・・。


さて、「人口が減っているのだから、経済成長しない」とか、「人口が減っているのだから、公共投資をしない」とか言う人が、政治家にも自称経済学者(専門家)にも多く居るが、では、現実はどうなのだろうか?


実は、日本の高度経済成長期(昭和30年代以降からバブル崩壊まで)の昭和30年代の人口数は、一億人を切る8,900万人だった。


昭和40年代初頭で9800万人。昭和42年で総人口一億人に達する。


その、昭和40年代の労働人口が約4400万人。


現在の労働人口が6900万人だから、約2000万人も高度経済成長期は労働人口が少なかったのだ!!


で、1960年代(昭和35年頃)の経済成長率は、何と驚きの30.2%!!

経済成長期の中国も裸足で逃げ出す、鬼の経済成長率なのだ!!


「最早戦後では無い」と言われた時代で、この経済成長率なのだよ。


確かに、この頃の日本は「世界の工場」的な立ち位置で、輸出依存度は現在よりも高かったのだが、それにしても異常とも言える経済成長率を叩き出して居たのだ!!


この頃の日本国内は、日本全国で各種インフラ整備が果敢に行われていた時代でもあり、輸送効率も含めた生産性の向上が、猛スピードで上がって行っていた時代なのだ。


他国から、「奇跡の経済成長」と言われたのも頷けるだろう。


つまり、現在よりも人口が少なく、生産効率が現在よりも低かった筈の高度経済成長期ですら、鬼の経済成長を実現出来ていたのだよ。


「人口が減っているのだから、経済成長しない」とか、「人口が減っているのだから、公共投資をしない」とか言う意見は、実体経済のデータをまともに参照せずに言っている、作者の嫌いなひろゆき風に言う所の「それって、あなたの感想ですよね?」レベルの事なのだw


とにかく、まともな財政支出を行い、現代に見合った各種インフラ整備を行い、地方でも生活に困らない様に国土計画を見直し、景気回復の為にも、「デフレ期に増税を行う様な愚策」を直ちに改める事だ!!


さすれば、日本はまだまだ経済成長出来るし、無用な文化的な軋轢を生む「外国人移民」を無駄に受け入れる必要性など無いのだよ。

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