【令和学問のすすめ】歴史的な円高、マイナス面の方が大きいと言う現実・・・。
福沢諭吉【格言集】より
「活用なき学問は無学に等し。」(財務省の官僚の70%程度が、東大法学部出身)
「人民もし暴政を避けんと欲せば、すみやかに学問に志しみずから才徳を高くして、政府と相対し同位同等の地位に登らざるべからず。これすなわち余輩の勧むる学問の趣意なり。」
田中角栄【格言集】より
「 国の方向を示すのが政治家の役目だ。それが出来なければ役人以下だ」
「人の喜び事はとくに励ましてやる必要はない、本人が幸せなんだから。むしろ苦境、悲しみのさなかにあるとき、力になってやるべき。」
「東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。それが大衆軽視につながる。それではダメなんだ。」
さて、読者諸兄も「円安」による輸入物価高[コストプッシュインフレ]には、甚だ困ってい事と思う。
これは作者も同じだ(泣)
学生諸子にしても、小学校高学年以上の女子なら、コスメや小物や服の値上がり。
男子にしても、買い食い等をするにしても、食品関係の値上がりは特に酷いし、売価が上がれば自動的に消費税も上がるので、実質的なお小遣い(可処分所得)は、減って行く一方であろう。
まぁ、これだけ見ても、現在の円安による輸入物価高では、輸出業で働く労働者と、その家族以外はまったく良い所がない。
現にこんなアンケート結果が出ている。
≻【歴史的円安 「マイナス面大きい」80% 毎日新聞世論調査】
18、19日実施の毎日新聞世論調査で、歴史的な円安への受け止めを聞いた。円安は自身の暮らし向きにとって「マイナス面が大きい」が80%で、「プラス面が大きい」の6%を大幅に上回った。「わからない」は14%。
「マイナス面が大きい」との回答は全ての年代で80%前後だった。「プラス面が大きい」は全年代で1割以下で、特に70歳以上では4%にとどまった。男女による大きな回答差はなかった。
円安は円換算での海外事業のもうけを増やすため、輸出企業を中心に多くの上場企業が好業績を記録し、賃上げの動きも広がりつつある。一方で円安はエネルギーや原材料、食料品などの輸入価格高騰を通じて生活を直撃。賃上げを上回る物価高が続き、厚生労働省が今月発表した3月の毎月勤労統計調査(速報)によると物価の影響を考慮した「実質賃金」は前年同月より2・5%減り24カ月連続で減少した。
(毎日新聞)
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E5%86%86%E5%AE%89-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9%E9%9D%A2%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%84-80-%E6%AF%8E%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E4%B8%96%E8%AB%96%E8%AA%BF%E6%9F%BB/ar-BB1mEqSl?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=ffcc3b406ba74b8d9adf95c13515bbc4&ei=45
と言う訳で、殆どの世代で「円安による悪影響が大きい」と言う世論調査が出ている。
「円安で得をしている」と言う人達が、前世代で一割と言うのは、丁度日本の世帯収入1千万円超えの世帯が、約一割なのでぴったり符合する。
つまりは、一部の富裕層以外は、円安で得などしておらず、むしろ輸入物価高による実質賃金低下で、生活が苦しくなっているのだ!!
無論これは、政府与党(自公連立政権)や財務省の無能・無策によるものだ。
この、歴史的な円安の原因について、経済コラムニストの三橋貴明氏は、同氏ブログ内でこう述べている。
≻ 現在の円安を引き起こしたのは、2020年から2021年にかけた財務省による(相対的)緊縮財政です。
コロナ禍においてすら、財務省は(国民を救うに)十分な財政赤字を出そうとしなかった。逆に、アメリカはうらやましいほどの財政赤字を出した。
結果的に、日本経済は停滞。アメリカ経済は過熱。
アメリカのインフレ率は、2022年には8%に達した(そもそもアメリカはデフレではなかった)。結果的に、FRBが前代未聞の利上げを実施。日米金利差は2021年にはほぼゼロだったのが、現在は5%超にまで開いています。
もちろん、為替レートは金利のみならず、インフレ率、国際収支の状況などによる「為替市場の思惑」で決まります。とはいえ、さすがにここまで一気に金利差が開けば、普通にドル買い円安が進む。
国民を救うために、十分にプライマリーバランス(基礎的財政収支、以下PB)の赤字を拡大したアメリカ。
財務省主導の緊縮財政が続き、PBを十分に拡大しなかった日本。
結果的に円安になったわけです。
(三橋貴明ブログ)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12852883356.html
これは酷い・・・。
これで東大卒が、本当に頭が良いと思えるかな?
正に「東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。それが大衆軽視につながる。それではダメなんだ。」(田中角栄)
仰るとおり!!
つまり、今の円安は「自公連立政権と財務官僚による、緊縮財政による明らかな人災」なのだよ。
その癖、財務官僚はこんな寝言を雑誌の取材に答えている。
≻【日本は崩壊の危機に直面している…財務省幹部が嘆く「『異常円安』は国力低下の証左」】
米ニューヨークの人気店でラーメンを1杯すすると、3100円(20ドル。1ドル=155円で計算)。日本ではチャーシュー麺を食べても1200円程度。米国が高すぎるのか、日本が安すぎるのか。いずれにせよ、その背景にあるのは異常とも言える円安ドル高だ。
原因としてよく指摘されるのが、日米の金利差だ。米国の政策金利が5・25~5・5%で、日本は0~0・1%。マネーは金利の低いほうから高いほうへ流れる。円が売られ、ドルが買われることで、歴史的な円安水準になっているわけだ。(中略)
日本銀行(日銀)の植田和男総裁は、「円安について十分注視していく」としたものの、緩和的な金融環境は当面続けると明言している。
「植田総裁が今の円安水準をそこまで問題視していないことが、問題なのです。利上げに消極的だという投機筋へのメッセージになり、構造的に円安が進みやすくなっています」(中略)
2度目の為替介入を行ったとされる5月2日の夜、本誌は財務省の中堅幹部に話を聞いた。
—円安で国民の生活に悪影響が出ているが。
「一番心配なのは、食料価格の高騰だ。たとえば、日本の穀倉地帯である北海道の農業は、海外からの肥料に頼っており、農水省を通じて悲鳴が上がってきている。これ以上、円安が加速していけば、日本の農業は深刻な危機に見舞われる」
—円安の原因は何か?
「もちろん、日米の金利差が直接的な要因だが、もう少し俯瞰して考えれば、やはり『通貨は国力なり』。全体的に日本の国力が落ちている証左だ。ここで踏ん張らなければ、日本が崩壊してしまうという強い危機感をもって通貨防衛に臨んでいる」
この財務省幹部が憂えるように、異常円安の知られざる構造的な要因は、日本の国力低下にほかならない。
(現代ビジネス)
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%AB%E7%9B%B4%E9%9D%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B-%E8%B2%A1%E5%8B%99%E7%9C%81%E5%B9%B9%E9%83%A8%E3%81%8C%E5%98%86%E3%81%8F-%E7%95%B0%E5%B8%B8%E5%86%86%E5%AE%89-%E3%81%AF%E5%9B%BD%E5%8A%9B%E4%BD%8E%E4%B8%8B%E3%81%AE%E8%A8%BC%E5%B7%A6/ar-BB1mG5cg?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=ffcc3b406ba74b8d9adf95c13515bbc4&ei=30
これだもの・・・。
いかに財務官僚が、無能かがわかろうと言う記事だ・・・。
その【国力低下】を招いたのは、お前らの出鱈目な緊縮財政による、財出の不足と度重なる増税や負担増のせいだろうが!!
これを【無能】と言わずして何と呼ぶ?
少なくとも、【国賊】な事は否定しようがない。
正に、李氏朝鮮や中国諸王朝の、官僚による政治腐敗と全く同じではないか!!
狂っている・・・。
この国は腐りきっている・・・。
その癖、自民党は「政治資金」もまともに管理出来ない癖に、政治資金規制には後ろ向きだ。
そりゃあ支持も失うだろうよ!!
とにかく、今の日本の国力が低下していると言うのなら、それは政治家と官僚による無能・無策と、政治腐敗によるものだ!!
いい加減「何々よりはマシ」理論で、こんな国賊政党に投票する意味など無いのだ!!
次の選挙では、「何々よりはマシ」理論は封印して、こんなふざけた状況を、確実に変えて行こうぜ!!




