表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
510/579

【令和学問のすすめ】自民党安倍派のパーティー券問題の裏に有る、財務省の思惑

【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】

https://youtube.com/channel/UCjX5bACAgs9hq5qgXqYYQng

福沢諭吉【格言集】より


>信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し


>独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は、必ず人を恐る、人を恐るる者は、必ず人にへつらうものなり


>政治は悪さ加減の選択である



渋沢栄一【格言集】より


>商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。



さて、此等の格言を全然守れていない、昨今の政治家や官僚だが、みんな大好き自民党安倍派のパーティー券問題が、やり玉に挙げられている。


以下その記事。



>安倍派 パーティー収入不記載 5年で数億円か キックバック疑い


自民党の最大派閥「清和政策研究会」安倍派が、所属する議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、派閥の政治資金収支報告書に収入や支出として記載していなかった疑いがあることがわかりました。

関係者によりますと、議員側にキックバックされた資金の総額は去年までの5年間で数億円に上るとみられ、東京地検特捜部は資金の流れなどについて調べを進めているものとみられます。


安倍派のパーティー収入は、去年までの5年間にあわせておよそ6億5800万円と収支報告書に記載されていますが、関係者によりますと収支報告書にはノルマ分が収入として記載されていて、議員側にキックバックされた資金の総額は去年までの5年間で数億円に上るとみられるということです。


また、キックバックを受けた議員側の政治団体も収入として記載していない疑いがあるということです。


自民党安倍派に所属する宮下農林水産大臣は、閣議のあとの会見で「私自身の事務所ではキックバックの事実はなく、そうしたことは認識していない」と述べました。


その上で、ノルマがあったのか問われたのに対し、「その時その時で目標額というか、目標に向けてお願いして、ということだ。基本的に、『超えて戻す』ということはなかった」と述べました。

(NHKニュース)


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231201/k10014274341000.html



ちなみに、ノルマが有ったかどうかについては?



>安倍派パーティー券1億円裏金か ノルマ超、議員側に還流


(前略)関係者によると、自民党の各派閥は1枚2万円が相場のパーティー券の販売ノルマを所属議員に課しており、当選回数や閣僚経験が増えればノルマの枚数が多くなる。

(東京新聞)


https://www.tokyo-np.co.jp/article/293363



ちなみに、自民党が受け取る政党助成金の金額は?



>政党交付金、自民最多159億円


総務省は3日、政党助成法に基づき2023年分の政党交付金額を決定した。総額は315億3600万円(100万円未満切り捨て)。最多は自民党の159億1000万円で、立憲民主党68億3200万円、日本維新の会33億5100万円と続いた。

 配分額は1月1日時点の所属国会議員数と、前回衆院選と直近2回の参院選の得票数に応じて決定。4、7、10、12各月の4回に分けて支給される。共産党は受給申請していない。

 その他の配分額は次の通り。

 公明党28億6900万円▽国民民主党11億7300万円▽れいわ新選組6億1900万円▽政治家女子48党3億3400万円▽社民党2億6000万円▽参政党1億8400万円。 

[時事通信社]


https://sp.m.jiji.com/article/show/2921572



とまぁ、彼等や財務官僚の言っている事を鵜呑みにするのなら、『国民の血税から、自民党に159億円も支出されているのに、ノルマ付きでパーティー券を自民党所属議員に販売させている』と言う話になる。


政党助成金制度は、確か『不正献金の抑制や、パーティー券問題を減らす為』だった様な気がするのだが、きっと気のせいなのかも?


まあ、作者個人の意見としては、政治家や政党が、金を集める事自体を糾弾するつもりは無い。


少なくとも、日本で政治家をやって行くには、金が必要なのは事実として有るからだ。


問題なのは、『政治家が金を受け取る事では無く、その金で献金者の言いなりに成ったりする様な、マトモな政治を行わなかったりする行為』なのだ。


無論、政治家を思う様に操作したい官僚(特に財務官僚)からすれば、政治家が金を受け取る事、ましてや、使途不明金などが存在すれば、格好の脅迫材料に成る。


所謂『キャン玉掴まれる』と言う事だ。


だからこそ渋沢栄一氏は


>商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。


と、『敵に塩を送る様な、スキャンダルを自ら作るな』と諭している訳だよ。


経営者にせよ政治家にせよ、競争相手を押し潰さんと、虎視眈々と狙われている訳だからね。


そもそも、中国共産党が特に得意な『ハニートラップ』は、相手国政治家や有力者(資産家含む)に、『女抱かせ〜の、金掴ませ〜の、利権誘導させ〜の』で、キャン玉鷲掴みにして身動き取れなくして、自国側の言う事を聞かせるためなのだからね。


まぁ、自民党さんやその所属議員達は、見事に財務省にキャン玉掴まれている訳だ。


だからこそ、『増税は、国民に対して、国の借金が〜とか財政破綻が〜とか大嘘をつき、速やかに議論して強硬手段を使っても増税するが、減税だけは絶対にしたくない財務省にキャン玉握られているから、是可否でも通さないし、議論すらさせない』訳なのだよ。 


その実例が、今回の自民党パーティー券問題スキャンダルだ!!


しかも、自民党内のどの派閥も、多かれ少なかれパーティー券問題を抱えているのに、ほとんど安倍派ノミ狙い撃ちされているのは、どう考えても、意図的な作為が存在する様に思えてならない。


財務大臣就任前には、財政支出拡大や国債発行の増発を訴えていた麻生太郎は、財務大臣に就任した途端、『プライマリーバランス黒字化目標維持、国債発行を減らせ、消費税増税追認、緊縮財政推進』と、180度方向転換してしまった。


無論、『瑞穂の国の経済が〜』とか『消費税増税は、デフレ脱却までしません』と言って、財政支出拡大を総理就任前に言っていた、みんな大好き安倍ちゃんも、総理就任した途端『即、消費税増税、緊縮財政堅持、プライマリーバランス黒字化目標を掲げる』と、これまた180度方向転換してしまった。


何らかの工作活動が行われたと考えるのが、普通の発想であろうな?


そりゃあ、安倍晋三にしても麻生太郎にしても派閥の領袖だから、何かと金絡みの『アレヤコレヤ』は有るだろうし、特に麻生太郎は麻生セメントの事も有るから、財務省には逆らえないだろう。


今回、安倍派のパーティー券問題が集中攻撃されているのは、故安倍晋三自身が、総理交代後に財政支出拡大や、消費税の減税を語っていた事もあるし、安倍派の所属議員が、最も財政支出拡大や、消費税減税に対して発言しているからだろう。


無論、報道各社は、同じく財務省には『色んな意味で逆らえ無い』から、面白おかしく、安倍派のパーティー券スキャンダルを、声高に報道している。


つまり、今回の自民党安倍派のパーティー券スキャンダルは、『減税だけは断固拒否したい財務省が、検察庁に国税庁から情報をリークして、減税潰しの為に行った工作行為』の可能性が濃厚なのだよ。


現に、報道各社は『増税メガネこと、岸田総理の減税や補助金政策はほぼ報道しなくなった』し、国会審議でも、自民党潰しに躍起な野党の一部は、ここぞとばかりに『自民党のパーティー券問題』をやり玉に挙げて、国民のためになる減税問題は、声が小さくなってしまっている。


もし、今後も自民党内から『減税や補助金増額』の議論が高まったら、更に自民党のスキャンダルを、財務省が大々的に、国税庁にリークさせるだろうな?


正に、福沢諭吉先生の仰る。


>政治は悪さ加減の選択である


だよな?


財務省・・・どんだけ悪知恵【だけ】は働くのかね?


折角東大出て、難しい国家公務員試験通って、国を破壊する様な悪知恵にしか、頭を使えないのかね?


財務省と言う省庁は、これだけ問題の有る省庁なのだよ。


くどい様だが、財務省の解体からの無権限の会計局への格下げ。


そして、工作行為など出来無い様に、国税庁は検察の別組織に早急に改変しないと、日本は洒落抜きでオワコンに成るだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  何時も勉強させていただいております  さて、今回の『パーティー券販売及びキックバック』についてですが…  売り方にも問題が有ったりしますね。  例えば…『パーティー券』をA氏に2万円で販売…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ