【令和学問のすすめ】コストプッシュインフレ(輸入物価高騰)は、賃上げには繋がらない
【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】
https://youtube.com/channel/UCjX5bACAgs9hq5qgXqYYQng
【学問のすすめ】より
>最近、我が国において最も憂うべきことは、見識が賤しいことである。
これを導いて高尚な領域に進めようとすることは、そもそも今の学者の職分というものであって、仮にもその方法を知っているのならば力を尽くしてこれに従事しなければならない。
>人にはそれぞれ欲がある。
欲は身心の働きの動機となり、この欲を満足させることで一身の幸福を成すことができる。
たとえば、人であって美服美食を好まない者はいない。
けれどもこの美服や美食は勝手に天地の間にできるものではない。
これを得ようとするなら人の働きがないというわけにはいかない。
だから、人の働きというものは、大抵の場合、この欲に催促されて起こるものである。
欲が無ければ働きもあるはずがなく、この働きがなければ安楽の幸福もないのである。
【渋沢栄一・論語と算盤】より
>成功や失敗というのは、結局、心をこめて努力した人の身体に残るカスのようなものなのだ。
現代の人の多くは、ただ成功とか失敗とかいうことだけを眼中に置いて、それよりももっと大切な「天地の道理」を見ていない。
彼らは物事の本質をイノチとせず、カスのような金銭や財宝を魂としてしまっている。
人は、人としてなすべきことの達成を心がけ、自分の責任を果たして、それに満足していかなければならない。
他人のやったことが評判がよいから、これを真似てかすめ取ってやろうと考え、横合いから成果を奪い取ろうとする”悪意の競争”をしてはならない。
金儲けを品の悪いことのように考えるのは、根本的に間違っている。
しかし儲けることに熱中しすぎると、品が悪くなるのもたしかである。
金儲けにも品位を忘れぬようにしたい。
耳の痛い話だよな?
正に、現代の経団連会員の企業や政治家の殆ど、そして財務官僚に代表される、『個人的な利益のみ追求する、下賤な輩』は、既に福沢諭吉や渋沢栄一が生きていた時代から、沢山居たと言う事だ!
まぁ、このコラムでは常連の、ホリエなんとかとか、竹中なにがしとか、デービッドなんちゃらとかは、その代表だろう。
>現代の人の多くは、ただ成功とか失敗とかいうことだけを眼中に置いて、それよりももっと大切な「天地の道理」を見ていない。
これなんかは、特にホリエなんとかとか、ヒロユなんちゃらには、そのまんまの話であろう。
>彼らは物事の本質をイノチとせず、カスのような金銭や財宝を魂としてしまっている。
これなんかは、財務官僚や政治家の殆ど、特に自民党とか公明党とか維新の会には、ベストマッチであろう。
よくもまぁ、厚顔無恥にも、渋沢栄一を最高額紙幣の肖像画に出来たものだ。
渋沢栄一の教えを、一つも守れて無い癖にな?
さて、そろそろ本題に入ろう!
ユーチューブ動画やブログ、新聞やニュースなどのコラム記事で、『輸入物価高騰による各種値上げを、賃上げに繋げられるのか?』的な話をちょくちょく見掛けるが、まぁ、普通に『有り得ない』であろう。
海外支社を持てる大手中小企業より上の大企業は、それでも『もしかしたら賃上げ出来る』かも知れないが、幾ら内部留保金が過去最高だと言っても、少なくとも日本国内については、賃上げに回せる余力は少ないか、もしくは無い。
まぁ、これら大手以上の企業は、インボイス制度が始まったとは言っても、増税になる幅は、新たに『適格事業所』に成った『消費税免税事業所』よりも、そこまで痛手には成らないが、それでもコスト増には違いは無い。
何せ、インボイス制度に加入しなかった免税事業所を、そう簡単には切り離す事は出来無い事情を抱えている企業も、少なくは無いからだな。
例えば、下請けに作業を委託していたゲーム開発会社が、そう簡単に別の会社へ下請け作業を回す事は出来無いし、タダでさえ人手不足で、他の下請け会社もテンコてこ舞で仕事を受けられない上に、残業時間規制で、尚更人手不足に拍車が掛かるからだ。
だからと言って、『インボイスに参加しなかったから、取引停止』と言える程、他の下請け会社が存在する訳でも無かったり、他に替えが効かないサービスや製品を納品している下請け会社なら、尚更強制はし難い。
海外へ下請けを回すと言う、ゲーム業界やアニメ業界が良くやる手もあるが、それはそれで、将来的な国内の供給能力の不足を産むことに成り、コロナウイルスのマスク不足騒ぎの様な、『国内で作れません』などと言う、情けない事態に陥る。
それに、海外へ下請けを回した場合、インボイス制度から外れる仕入れに成るので、そもそも税額控除を受ける事は出来無いけどな。
今は、輸入物価が高騰し続けていて、化石燃料関係に至っては、一時的に落ち着いたものの、再び原油価格が上昇して来ているのは、日常的にガソリンスタンドの販売価格を見ていればわかる。
以前にも解説したが、ガソリンの販売価格が高いのは、電気料金の値上がりや、ガソリンスタンドまでの輸送コストの値上がりも含まれるので、原油価格の値上がりだけの問題では無い。
つまりは、今物価が全体的に上がって来ているのは、主に化石燃料や発電コストの上昇による、光熱費や輸送コストの上昇を、価格に転嫁しなければ、流石に企業も立ち行かなくなって来て入るからだ!!
故に、そこへ賃上げ分の値上げも含んでしまえば、結局、その賃上げ分も物価上昇で相殺されてしまうので、基本的には意味が無い。
更には、消費税分の価格上昇も起きてしまうから、尚更意味が無いのだよ。
ようするに、実質賃金を上げたければ、各種減税と消費税の廃止、少なくとも、消費税の大幅な減税は不可欠だ!!
でなければ、賃上げ分を価格に転嫁すれば、その分消費税も上昇し、寧ろ実質賃金は減ってしまうからだな!!
消費税が、いかに景気回復をはかる際の重荷に成っているのか?
この解説から、理解して貰えれは幸いだ!!
消費税を廃止しない限りは、この負のスパイラルからは永遠に逃れられない。
輸入物価高騰によるインフレは、海外の輸出関連が儲かるだけなので、インフレ率が幾らあがろうとも、賃上げのコンセンサスにはなり得ない。
特に、今回のウクライナ紛争による輸入物価高騰は、生活や生産活動の基礎インフラである化石燃料の高騰だから、尚更ヤバいのだ!!
全ての生活や生産活動に、コストアップ圧力が加わるからだな。
光熱費が高ければ、誰しも生活費を切り詰めるから、消費活動が減少するのは当たり前だからね。
これから冬に向かうにあたり、またエアコンの電気代やストーブの灯油代が増えるから、年末年始に向けて、光熱費分の消費活動が減るから、景気は悪化して行く未来しか見えない。
【増税メガネ】こと岸田文雄君が、インボイスなんぞ始めちゃたし、消費税は減税もしないは、ガソリン税のトリガー条項は発動しないで減税されないは、ガソリンの補助金は少ないは、電気料金の補助金も少ないは、最低賃金引上げを決めるは、原発再稼働も全然進まないは、もう、なんなんこの人状態(泣)
そんなに実質賃金を上げたければ、各種減税と、平時にまで戻す位の、ガソリンや電気料金の補助金政策が、必要不可欠なのだよ!!
それ以外に、国民の実質賃金を回復し、更には不平等も起こさない政策は無い!!
『絶対に無い』と断言出来る!!
結論としては、『現在の物価高騰で、賃上げが起こるのか?』については、まず、100%近くの水準で有り得ない。
寧ろ、インボイス制度の問題や、残業時間規制の問題も含めて、『実質賃金はもっと下がる』と言えるだろうな。
福沢諭吉先生も仰る通り。
>最近、我が国において最も憂うべきことは、見識が賤しいことである。
正に正論!!
財務官僚や岸田文雄等、自民党や公明党の緊縮財政派の見識が賤しいからこそ、日本国民は輸入物価高騰の煽りをモロに受けているのだ!!
こ奴らには、早急に日本の政治から、消えて貰おう!!




