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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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【夏休み特別企画】(小説のネタや自由研究にも)現代日本で革命は起こせるのか?

【秋保電鉄のチャンネル(ニコ動)】

https://sp.nicovideo.jp/my/video


【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】

https://youtube.com/channel/UCjX5bACAgs9hq5qgXqYYQng

さて、夏休みはつつがなく過ごして居るかな?


小6・中3・高3の受験生の学生諸兄は、暑い夏にも負けずに、目標に向かって鋭意努力している真っ最中であろう?

 

と言う訳で、今回は『小説のネタ』や『夏休みの自由研究』にも使える


※【現代日本で革命(政変)を起こせるのか?】


についての、考察を行って見たい!


夏休みの自由研究に使う人達は、資料等は自分で集めて、文章は自分なりにアレンジする様に!


小説のネタとして、この考察を使いたい人は、1言連絡頂けたら有り難い。


まぁ、『原作』を主張するつもりは無いけどね。


では、コメント欄に寄せられたご意見に対して、おじちゃんが答えた内容を使って、【現代日本で革命(政変)を起こせるのか?】を考えて行こう!


さて、過去の日本国内の革命(大規模な政変含む)に関しては、古くは平清盛、応仁の乱、南北朝時代、戦国時代(室町後期〜江戸初期)にせよ、成功した事例は、それなりの軍事力や資金力、そしてリーダーの身分の高さが有った。


当たり前と言われればそうなのだが、意外と見過ごしがちな点で有ろう。


失敗した政変は、大概において現政権よりも軍事的に劣るとか、資金力や物資の供給能力、現政権リーダーに対して、相対的な身分の低さなどが有る。


戦国時代はそうとも言えないが、それにしても資金力や軍事力、物資の供給能力に優れた武将が、緒戦に勝ち抜いて来ている。


後は単純に、政治力の差(身分の差)で有ろう。


成り上がりにせよ何にせよ、より政敵よりも上の身分に成った物が、戦国時代では有利な立ち位置に居られた。


その一例が、豊臣秀吉で有ろう。


そもそも低い身分から、手柄や政治力で成り上がり、最終的には天下を一時的には握った訳だからね。


フランス革命やロシア革命は、これ等の政変を指導したリーダーの政治力で成功した例だが、それにしたって、資金力や政治力や物資の供給能力を無視して、革命の成功は有り得ない。


革命(内戦)に至るまでに、彼等は政府軍を倒せる軍事力、もしくは政府軍を味方に付ける政治力を持っていたからこそ、革命に成功した。


所謂『天安門事件』(中国国内での民主派の人達の大規模な反抗)が失敗したのも、【政治力の不足】【資金力の不足】【人民解放軍に対抗し得る軍事力が無い】からこそ、大失敗に終わったし、近年の香港中国返還に伴う、香港内の民主派のデモが鎮圧されたのも、全く同じ理由だ!!


【革命】とは、つまりは『国内の大規模な政変』の事だから、対外戦(外国との戦争)とは違う側面も少なくは無い。


とは言え、【確実な資金力】【物資供給能力】【政府軍を覆せるだけの武力と人員】【もしくは自衛隊員を説得出来るだけの政治力】【強力な指導体制(明治維新も然り)】が無ければ、革命(内戦)など絵に書いた餅に過ぎないので、全く現実的では無い。


明治維新にせよ、倒幕派の各藩の【軍事力】【資金力】【物資の供給能力】【政治力(天皇家のお墨付き・錦の御旗)】が有ったればこそだし、結局最終的には、『大政奉還』と言う「政治的な話し合い」で決着がついた。


これは、徳川慶喜が『これ以上国内を戦火で疲弊させれば、虎視眈々と日本を植民地化しようとする列強諸国に、日本が隷属させられてしまう』と言う危機感から、【大政奉還】が成った訳で、大政奉還の1番の功労者は、実は徳川慶喜だったりする。


なので、蟄居させられても、これと言って文句を言わなかったのだ!!


実は、徳川慶喜は名君だと言える。


おじちゃん個人的には、倒幕派よりも徳川慶喜の方が人物的に好きだったりする(笑)


まぁ、大政奉還後も、西南戦争や奥羽越列藩同盟等の内戦は続いてしまうが、必ずしも倒幕派(維新派)の行動や意見が正しかったのか?と言う意味においては、おじちゃんも色々と思う所が有る。


特に【奥羽越列藩同盟】に関しては、おじちゃんは『こちらの意見の方が正しかった』と考えているが、それはいずれ又の機会に置くとしよう。


さて、現代日本において革命を起こす為に、例えば自衛隊に謀反を起こさせるにしても、あの楯の会の【三島由紀夫】でさえ、講堂演説で自衛隊員に笑われたのだから、漫画や小説並みの策略や謀略を駆使して、自衛隊を内部から反抗に向かわせなければ成らないし、それに呼応するスポンサー・政党等が必要不可欠なので、経済界へパイプを持つ為にも、同士になり得る政治家は必要に成る。


つまり、【政治力】だな。


無論、革命を起こそうとするグループから、政治家を誕生させても構わないが、政府内で力を持たせるには時間が掛かり過ぎる。


現与党の有力政治家に取り入った方が早いので、現与党で革命グループに呼応する政治家が居れば、資金提供するなりして、懐柔した方が時間的にも人員的にも手間が省ける。


第二次世界大戦前のドイツの様に、国民の不満が頂点近くまで高まっていれば、ナチス党のヒトラーの様に、演説で国民を懐柔する事も可能だろうけどな?


ちなみに第二次世界大戦前のドイツは、第一次世界大戦の賠償金や、国内の土地が荒れたり、工場が戦火で消失したりして、極端な供給不足に陥り、ハイパーインフレの真っ最中だったから、国民の不満は有頂天状態だった。


さて、自衛隊員として、幹部候補生で入隊し、幕僚長になる位でないと、革命の為に自衛隊を動かすなど不可能な上に、それまでには何十年も掛かると言う意味においては、言論で民間を啓蒙するのと、手間暇は同じに成ってしまう。


自衛隊員(提督クラス)を説得するにしても、スポンサーと政治家と経済界へのパイプは不可欠。


でなければ、革命は成功し得ない。  


何せ、経済界を味方に付けないと、物資の供給が疎かに成るし、資金的なスポンサーに成ってもらわないと、資金力的にも続かないと思われる。


そして、矢張り在日米軍が手出しして来るのは避けられない。


ましてや、米軍に自衛隊は現実的に『絶対』に勝てない。


資金的にも、物質的にも、人員的にもね。


何せ海上自衛隊は、米第7艦隊にコンピュータ情報を紐付けされているからね。(有名な話)


無論、陸自もナビを米軍に見張られてるし、コンピュータ情報も監視されている。


空自も言わずもがな。


空自に至っては、管制権を米軍が持っている有様(有名な話)


なので結論的には、米国に文句を言わせないで政変を起こすには、【自由選挙に勝つ】のが、一番安全かつ現実的だと言う事になる。 


つまり、現代日本において革命を起こす事は『現実的では無い』と言う結論に行き着く。


少なくとも最低限、在日米軍の日本国内からの完全撤退と、諸外国(アメリカ含む)から内戦中に武力行使されない為の、強力な軍事力が不可欠に成る。


諸外国から内戦中に武力行使をされたくなければ、格安かつ確実な、【日本独自の核武装】は、絶対に避けて通れない!!


何せ日本を狙う各国(中国・北朝鮮・ロシア・アメリカ)は、全て核保有国だからね!!


現実的に弱い人達が政府の悪行を正すには、折角存在する【自由選挙制度】を利用して、多数派工作するのが一番の近道だと、おじちゃんは考えている。


それが、個人的に推している【日本第一党】な訳だよ。


桜井誠氏も、こう考えた末の政党結党なのだろうからね?


以上が、【現代日本で革命は起こせるのか?】についての考察に成る!!


【小説のネタ】にするにしても、【夏休みの自由研究】にするにしても、参考に成れば幸いだ!!

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