これが上手く行けば、水道民営化など不要じゃね?
【秋保電鉄のチャンネル(ニコ動)】
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【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】
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今回は、珍しいちょっと明るい話を少々(笑)
まぁ、現在の世界情勢を含めて、政治経済的に明るい話題など無いのが、現実何だけどな?!
ちなみに、来年10月以降、動画でも扱った『インボイス政策(増税)』が行われるし、毎年ほんの少しづつ増税されている、社会保障費も増税が決定されているから、給料増えない問題も含めて、来年も『お先真っ暗』な日本が決定して仕舞っておる(泣)
このコラムを読んでいる読者諸兄で、フリーランスやウーバーなどのフードデリバリーをやっている人、youtuberで稼いでいる人等がどれだけ居るか分からないが、来年10月以降は、フリーランス及びフリーランス制の契約(ウーバーイーツ等)で仕事をしている人は、収入に関わらず、問答無用で消費税の納税義務が発生するので、納税額分のお金を残しておかないと、泣きを見るぞ!!
と言う訳で、フリーランスの方々や、youtuberでそれなりに稼いでいる人(無論稼ぎが多いほど)は、ど!ど〜んと消費税の支払い義務が発生するので、可処分所得が減るんだなこれが(笑)www
必要経費を指し引いた総売上高の10%だぞ!!
つまり、月に必要経費を引いた稼ぎが40万円ならば、4万円の消費税納税が義務化され、ウーバー等に納付証明をしなければ成らない。(ウーバー等が税額控除をうけるため)
年間なら48万円だお!!
わ〜お!!すんごいね(笑)www
毎月4万円も収入が減るってか?
ま!そんな『お先真っ暗』で【デフレ】どころか【スタグフレーション(物価は上がるが収入は減る)】に突っ込む可能性すら有る日本でも、ほんの少し希望の光が見えなくも無い?
SDGsに興味の有る読者諸兄は注目!!
ウクライナ危機や中国からのリン鉱石の輸出鈍化を受けて、日本国内で下水汚泥から有機肥料を作り出す実証実験が、地方自治体や地元企業で行われている。
これが、この記事だ!!
>『肥料高騰で下水汚泥に活路 佐賀市、価格は化学肥料の1%』
自治体の下水処理場で発生する汚泥を肥料に再生し、地元の生産者に供給する取り組みが広がっている。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに肥料価格が高騰するなか、政府も国内資源の活用策として支援に乗り出す。下水汚泥の資源化が本格化する。
神戸市は8月、東灘処理場の汚泥を使った肥料「こうべハーベスト」の補助制度を始めた。汚泥には肥料の3要素の1つ、リンが含まれている。水処理施設を手がける水ingエンジニアリング(東京・港)が汚泥から回収したリンを市から調達し、肥料を製造している。
2015年から扱っているものの、年間出荷量は130トン程度にとどまっていた。市は今夏、肥料のPRと肥料高騰対策として補助制度を導入した。具体的には、市内の農業生産者に10アールあたり8袋分(1袋は3270円)、学校給食用のコメを栽培する生産者に同2袋分を上限に、条件付きで購入費用を全額負担する。販売を担うJA兵庫六甲(神戸市)によると、既に1万2千袋分の申し込みがあるという。(後略)
(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC264GY0W2A920C2000000/
うむ!近年に無い、素晴らしい取り組みだ!!
こう言う、国内の供給能力の強化に繋がる事業や政策にこそ、国費をふんだんに投じて、早期の普及を図るべき何だけどな。
何せウクライナ危機により、新自由主義が主張する、『金・人・物の国境を超えた自由な移動(資本の世界的な自由移動)』は、完全に否定された事になる。
言うまでもなく、化石燃料や穀物の輸出停止、化学肥料の原材料の輸出停止等により、世界中が輸入物価高に悩まされている。
これを見ても、新自由主義が正しいと思うのならば、それは相当な『お花畑』か、馬◯だと言う事に成ろう。
どんな国家においても、極力国内自給率(供給能力)を高めなければ、簡単に経済危機を呼び起こす事が、今起きている世界情勢の現実だ!!
無論!農業の根幹にも関わる、肥料の国内自給率を高めるのは、何よりも大事な国策と言える。
農地を肥やす為には、リンやカリュウムが不可欠で、中でもリンは土地に定着しない特性が有るそうだ?!
そのリン鉱石は、日本国内では産出されず、中国からの輸入にほぼ頼っていたのだが、中国でもリン鉱山が枯渇しかけており、輸出量が減って来ている状況だ。
こう言う事からも、『自国内の供給量を無視して、輸出する国家は無い』と言う、おじちゃんの長年の主張が証明された訳だ!
お食事中の人は、ここからは、食事が終わって暫くしてから読もう!!
『なろう』の読者諸兄にはピンと来ないと思うが、昭和半ば頃までは、日本国内の田畑の肥料と言えば、畜糞(牛・豚・鶏)や人糞が使われていた!!
特に人糞には、リンやカリュウムが豊富に含まれている。
つまり、有機肥料としては優秀と言う事だ!!
ただし!人糞や畜糞はそのまま使うと、効果が高過ぎて作物が根腐れを起こしてしまう。
そこで、昭和半ば頃までは、田畑の付近の肥溜めに人糞(糞尿)を貯めて発酵させ、有機肥料として使える様にして、使っていた訳だ!!
昭和半ば頃までは、殆どのご家庭が所謂『お釣り便所(ボットン便所)』だったから、汲み取りして肥溜めに貯めて、肥料として再利用していた訳だ。
ちなみに、昭和半ば(具体的には昭和30年後半)まで、人糞は回収業者が買い取っていた位、再利用が進んでいた。
つまり人糞や畜糞に、それだけの価値が有った訳だ。
まぁ、東北地方等の穀倉地帯の田舎だけだけどね(笑)
話は脱線するけど、昔トイレが『外便所』だったのは、衛生対策や匂いの問題からだ!
便そう(糞尿が貯まる壷)から、ハエやカ等の害虫も発生するから尚更だな。
外便所だったからこそ、夜中に便所へ行くのが怖いし、オマケに臭いので、オカルトチックな都市伝説が色々と出来てきた訳だ(笑)
で、下水汚泥には、無論、糞尿や工業排水や生活排水が含まれている。
その中から、生活排水や工業排水から出る有害物質を取り除き、糞尿から有機肥料を作り出す実証実験を、企業や地方自治体が取り組んでいる訳だよ!!
しかも!下水汚泥から再利用可能な物質はそれだけでは無い!!
メタンガスも製造可能だ!!
実際に下水汚泥から作られたメタンガスで、発電やゴミ回収車の燃料、バスの燃料に使っている自治体も有る!!
つまりは、肥料だけでは無く、現在進行形で困りまくっている、発電用天然ガスの代替えメタンガスも、製造可能と言う事だ!!
まぁ、生産量的に、下水汚泥から作ったメタンガスだけで、火力発電全てを賄うのは現実的では無いが、国内自給率の向上と、何よりも下水汚泥の削減も出来るので、『究極の再エネ』だと言えよう!!
メタンハイドレートの商業化や、低水量水力発電を使った『水素製造』(パナソニックやイワタニが実証実験中)による、水素発電等の研究も、国策で行って行くべき課題で有ろうな?
そして、下水汚泥から作られた、メタンガスや有機肥料が商業化されれば、下水汚泥で儲けた稼ぎで、上水道の運営費を補填できる様に成るので、それこそ、『利権誘導(利益誘導)』でしかない、水道民営化など不要となる。
そもそも水道事業とは、『上下水道』合わせたもので有り、宮城県の様に『上水道のみ、利権誘導で民営化する』と言う議論が、そもそもおかしいのであるし、水道が無ければ、地域住民の生活も、農畜産業も、製造業も運営出来なくなる。
まぁ、だからこそ、利権誘導としては旨味が有るのだけれどね?!
太陽光発電や風力発電等の、再エネ不課金と同じ構図だよな?
無ければ、生活も経済も立ち行かない。
この様に、民間や地方自治体等から、ほんの少し、未来に展望が持てる話題が出て来ているのだが、相変わらず日本政府は、こうした重要な研究開発に、予算を付けない(泣)
頼むから選挙に行って、こうした重要な研究開発に予算を付けない、又は知らない様な不勉強な【輩】は排除してして行かないと、本当に『将来世代と自分が酷い目に会う』事になるぞ!!




