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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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ナチスドイツの公約がすんばらしい件

【秋保電鉄のチャンネル(ニコ動)】

https://sp.nicovideo.jp/my/video


【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】

https://youtube.com/channel/UCjX5bACAgs9hq5qgXqYYQng

さて皆の衆!


久しぶりの歴史解説だお!!


世界の人々から忌嫌われる、ナチス・ドイツだが、その政策が実に「すんばらしい」事を知っていたかな?


いや、これが本当に『すんばらしい』からびっくり仰天!!


今の『あたおか』日本政府には、是非とも見倣って欲しい政策目白押しだ!!


予め断っておくが、別にナチス・ドイツが行った蛮行や、他国への侵略行為を賛美する訳では無い。


そんなナチス・ドイツの国内政策が、本当に【経世済民】的に優れていると言う【真実】を、解説したいだけだ。


まず、ナチス・ドイツの簡単な略歴から。


ナチスドイツが生まれた背景には、第一次世界大戦でのドイツの敗北。


そして、ドイツ革命がある。


以下、ウイキペディアより引用。



>【ドイツ革命】


第一次世界大戦末期に、1918年11月3日のキール軍港の水兵の反乱に端を発した大衆的蜂起と、その帰結としてドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が廃位され、帝政ドイツが打倒された革命である。ドイツでは11月革命とも言う。


これにより、第一次世界大戦は終結し、ドイツでは議会制民主主義を旨とするヴァイマル共和国が樹立された。


また、革命の指導者のクルト・アイスナー、ローザ・ルクセンブルク、エルンスト・トラー、オイゲン・レヴィーネ、 カール・リープクネヒトらがユダヤ人であったことから、ドイツ革命に反発した民族主義の右翼は、共産主義者とユダヤ人による「背後の一突き」でドイツを敗北へと導いたとする見方を広め、革命後のドイツでは反ユダヤ主義が高まっていった。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%9D%A9%E5%91%BD



第一次世界大戦の敗戦により、ドイツは【ベルサイユ条約】を締結「させられる」事に成る


これは、世界史の授業で習ったかも知れないが、この条約によって、ドイツは戦争による国土の荒廃で、産業の供給能力が著しく毀損し、ハイパーインフレに突入してしまう。



>第一次世界大戦後、ドイツ経済は戦時体制と長らく続いたドイツ封鎖によって疲弊していた。


さらに連合国のヴェルサイユ条約によって、1320億金マルクの賠償金支払いが課された。


これはドイツの支払い能力を大きく上回っており、また外貨で支払うことが要求されていたため、賠償金の支払いは滞った。


1923年1月11日、フランス・ベルギーはイギリスの反対を押し切り、ドイツ屈指の工業地帯であり地下資源が豊富なルール地方を占領した。


占領に対しドイツ政府は受動的な抵抗運動を呼びかけ、ストライキに参加した労働者の賃金は政府が保証した。


既に第一次世界大戦中よりドイツではインフレーションが進行していたが、抵抗運動に伴う財政破綻によって致命的な状況へと導かれ、ルール工業地帯の供給能力を失ったために、空前のハイパーインフレが発生した。


同年6月までに、マネーサプライは大戦前の2000倍に増加し、一般物価水準は25000倍を超えていた。


マルクは1年間で対ドルレートで7ケタ以上も下落するインフレーションとなり、パン1個が1兆マルクとなるほどの状況下で、100兆マルク紙幣も発行されるほどであった。


このため、この時期のマルクは「パピエルマルク(紙屑のマルク)」と呼ばれる。


紙幣が額面ではなく重さで取引(事実上秤量貨幣化)されたり、紙幣の印刷を急ぐために片面印刷にしたり、既に流通している紙幣の額面を証紙やゴム印などで修正するなど、通常の状態では考えられないような事態が発生した。


またこのハイパーインフレを「ユダヤの紙吹雪」と呼ぶ反ユダヤ主義的な陰謀論も流行り、アドルフ・ヒトラーらがミュンヘン一揆を起こしたのもハイパーインフレの危機が収束するかしないかという時期であり(1923年11月8日)、左派による地方政府掌握が発生するなど、混乱はドイツ中に広がっていた。


第一次世界大戦後のドイツのハイパーインフレでは、酒場の客は、値段が上がらないまだ早い時間のうちに、数杯のビールを一度に注文したとされる


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3


そして、誕生したのが、所謂ナチス党。



>【ドイツ労働者党】


1919〜1920年に存在したドイツの政党、ナチスの前身


ドイツ労働者党(DAP)は、バイエルン革命期の1919年1月5日、ミュンヘンの「ホテル四季(Fürstenfelder Hof)」にてトゥーレ協会のメンバー、ディートリヒ・エッカート、カール・ハラーおよび政治活動家、アントン・ドレクスラー、実業家ゴットフリート・フェーダーによって設立された。これは、ハラーおよびドレクスラーが設立し率いていた「良き和平のための自由労働者委員会(ドイツ語: Freien Arbeiterausschuss für einen guten Frieden)」の発展であった。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E5%85%9A



正式名称【国民社会主義ドイツ労働者党】が行った経済政策は、簡略化すると以下の様に成る。



1.大企業の利益の国民への分配

2.老人社会保障制度の大幅な強化

3.大型小売店の国有化。小規模経営者への支援

4.無償の高等教育制度の制定

5.母子の保護

6.企業の配当金の制限

7.農家への減税措置

8.自動車税の減税



・・・凄くない?


ハイパーインフレまで起こしていたドイツ経済を短期間に回復させ、更には経済発展や産業競争力を強化し、富国強兵を成し遂げた手腕は賛美に値する!!


実際、事の善悪は兎も角、ポーランド侵攻まで起こす程の経済力と、産業振興による兵器開発の能力は、驚嘆に値するよな?


つまり、ナチス・ドイツの経済政策は、正しかったと言う事だ!!


1つ一つ見て行くと。


1.大企業の利益の国民への分配


※所謂、所得の再配分政策の事だ!

つまり、法人税を上げて、社会保証や財政支出を増やして、公益に振り分けたと言う事だな。


2.老人社会保障制度の大幅な強化


※上記の所得再配分政策で行われた、老人への社会保証強化だな。

おじちゃんも度々解説して来たが、老人は若者と違って、やり直しが利かないし、体力的にも若者には及ばない。

なので、老人へ社会保証を潤沢に行えば、若者の老人介護などの負担が減るか無くなり、現役世代の労働参加の阻害を減らし、老人の引退を速やかに行える事により、雇用の入れ替え確保をスムーズに行えた訳だな。


3.大型小売店の国有化。小規模経営者への支援


※大規模小売店は、当然個人経営者や零細企業に比べて資本力が高く、薄利多売や出店数を増やす事により、小規模事業者の仕事を圧迫してしまう。

これを国有化する事により、大規模小売店の規制を強化する政策効果を狙った訳だな。

それに国有化により、販売価格の調整が政府主導で可能に成るので、無駄な過当競争[薄利多売]を防ぐ事も出来る。

この辺は、実に社会主義政党らしい政策だな。


4.無償の高等教育制度の制定


※これは、経済的な理由により、高等教育を受けられない人達を無くす為だな。

この政策によって、経済的な理由で高等教育を受けられない、有望な人材を無くして、国家の人的資源の損失を無くす政策効果が期待出来る。


5.母子の保護


※シングルマザーなどへ経済的な支援を行う事により、所得格差を是正して、消費行動の停滞を防ぐ政策効果が有る。

これにより、国民の消費の減速を抑えて、景気の好循環を持続させる効果が期待出来る。


6.企業の配当金の制限


※ま!当然だな!!【経世済民(公益資本主義)】では、基本中の基本だ!!

今の日本やアメリカを見ればお察しの通りで、企業の配当金目当てで、人件費や研究費を[無駄な支出]と四半期決算で決めつけて、企業の利益を株主に余計に配当させる、悪質な経済構造が出来上がってしまう。

そうなると、人件費抑制により非正規雇用が増えたり、不当な解雇が横行。

可処分所得を失ったり減らした国民は消費行動を控えるから、国内景気には多大な悪影響を及ぼすからな!!


7.農家への減税措置


※この当時でも、農家の所得保証を行う等して、農家の就業保護を行うのは、世界各国で当然の政策だ!!

何せ、国民を飢えさせる訳には行かないし、第一次世界大戦で荒廃したドイツは、当然食料も輸入に頼らざるを得ない時期が続いたから、国内の第一次産業を奨励して、食料自給率を回復し、拡大する必要性が高かったからね。


8.自動車税の減税


※安倍ちゃんは、低所得者の味方、軽自動車税と原付バイクを増税して、大排気量車の減税を行ったのは、おじちゃんが散々批判した通りだ!!

まぁ、ドイツの場合は、マダマダ普及していない自家用車や貨物自動車の普及を促進して、移動や物流の効率化を狙った政策だな。

その証拠に、アウトバーン[高速道路]を作り、実現はしなかったが、有名なフォルクスワーゲン(日本語訳:国民車)を、積み立て金で普及させる計画も有ったからな。

ちなみに、フォルクスワーゲンタイプ1[所謂ビートル]は、当時の初代で大人四人を乗せて、最高時速90km/h。

空冷式で、冬は寒いドイツの気候でも、始動性は良かったとされる。


うん!実に『すんばらしい』!!


今の日本に最も必要な政策目白押しだ!!


あれ程世界的に非難を浴びるナチス・ドイツでも、【経世済民】と言う意味においては、日本政府の1億倍は正しい!!


これを見れば、如何に日本の官僚[特に財務官僚]や、緊縮財政派の政治家や御用学者が、アンポンタンなのか?良〜くわかるんでないかい?(笑)www


この様に、ナチス・ドイツ[別にアドルフ・ヒトラーでは無い]の経済政策は、今の日本でも通用する、非常に見識の高い内容の物だ!!


まぁ、この政策を了承し、実行に移したアドルフ・ヒトラーも、【経世済民】と言う意味では正しかったと言える。


今の日本政府や、それを無作為に支持する日本国民が、如何に愚かで愚鈍なのか?


この機会に、是非とも考えて見て欲しいぞ!!

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