表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
441/601

近未来予想(日本にあるなら?)電気自動車と水素自動車、どっちが勝つか?

【秋保電鉄のチャンネル(ニコ動)】

https://sp.nicovideo.jp/my/video


【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】

https://youtube.com/channel/UCjX5bACAgs9hq5qgXqYYQng

動画の方は、もっと簡単に見れるしわかりやすいので、動画も宜しく!


【秋保電鉄のチャンネル(ニコ動)】

https://sp.nicovideo.jp/my/video


【秋保電鉄のチャンネル(youtube)】

https://youtube.com/channel/UCjX5bACAgs9hq5qgXqYYQng


で、電気自動車と水素エンジン自動車。


何方により未来が有るか?と言うお話し!


まず、現状の電気自動車は、大別すると。


1 リチウムイオン電池搭載の電気自動車(主流)


2 鉛電池搭載の電気自動車(最近は減っている)


3 水素燃料電池搭載の電気自動車(開発途上)


4 全個体電池(リチウムイオン+カーボン)搭載の電気自動車(開発途上)


に成る。


水素エンジン自動車は、文字通り水素を燃焼させて、基本的にはレシプロエンジン(ロータリーでも可)を動かす方式だ!


原理はガソリンエンジンと全く同じで、水素と酸素を混合してエンジン内に噴射し、スパークプラグで点火してピストンロッドを動かす。


この時点で、既にお察しだよな?


当然、水素エンジンが有望だ!!


では、また次の回までご機嫌よう(笑)


て、おい(笑)


まぁ、トヨタの戦略が正解と言う事だな(笑)


一応全てに手を付けておくのは、正に安全に自動車の未来を見ている証拠だが、流石に世界一のトヨタだからこそ出来る芸当で、他の自動車メーカーでは、そこまでの研究開発予算は無い(泣)


て事は、トヨタとしては、将来的なパテント(ライセンス)での利益も見ているのだろう?


もしかしたら、プリウスシステム(ハイブリッドシステム)の旧世代を無料開放した様に、普遍的な技術として、水素エンジンは開放するかも知れないが、何せガソリンエンジンと基本は変わらないので、他メーカーでも対応は可能だろう?


しかし、水素エンジン車には、マダマダ課題が多く、正直、当面は実用化が難しい。


なので、トヨタもニッサンもマツダもホンダも、電気自動車の開発を進めている。


水素エンジンの課題は、相変わらず窒素酸化物の排出が有る事!


ちなみに、トヨタの水素エンジンカローラのCMの『水蒸気しか出ない』は明確に嘘!!


これがその証拠!



>水素エンジンは高負荷の状態では燃焼圧力によってNOxが発生するし、軽負荷の状態でも酸素過多になれば燃焼温度の高さからNOxが発生することに繋がる。これも以前は解決が難しかった課題のひとつだ


これも担当エンジニアに質問したところ、返答は以下のものだった。


「開発初期のフェーズのため、NOx低減策は複数の手段を試しています。詳細は開発中の内容になりますので、回答を控えさせていただきます」

(ベストカーweb)


https://bestcarweb.jp/news/281598?prd=2


更に燃費が極悪だ!



>新型MIRAIに搭載されているモノと同じ高圧タンクをカローラスポーツの車体に搭載、それもMIRAIよりも容量を増やして7.34kgとしているのだが、今回のテスト走行の状態で12~13周ごと、距離にして50kmごとに水素を充填するためのピットインが必要だった。


 MIRAIは5.6kgのタンク容量で実燃費でも600kmくらいは走れそうだから、レースマシンとはいえ現時点で燃費は15倍程度悪い。MIRAIもサーキットで全開走行すれば燃費は半分くらいになるだろうから、実際には7、8倍といったところだろうが、燃料電池のほうが圧倒的に効率が高い。

(ベストカーweb)


https://bestcarweb.jp/news/281598?prd=2


更には、水素によるエンジンの腐食問題や、高圧タンクの安全性の確保等、課題はマダマダ多い。


となると、レアアースやレアメタル問題は有るにせよ、海水からも摂取可能なリチウム電池の1種で有る、全個体電池はどうか?と言うと、自分で電気を発生させる水素燃費電池と比べると、実は無視出来ない問題が有る!


発電所の問題と、災害の多い地域では、電気が止まると使えなくなる可能性が高い事だな!!


特に日本は地震を含めた自然災害の多発国で、発電や送電が止まる事は、発災時には日常茶飯事で、電気が止まっている期間は、電気自動車は手も足も出ない。


ましてや、一番発電効率が現状使用されている発電装置では高い、原子力発電所が停止している日本では、平時においても、電気自動車が普及したら、現状では発電量が圧倒的に足りなくなるし、火力発電に使う石炭や天然ガスの輸入コストも馬鹿にならない。


となると結論は、少なくとも日本においては、【水素燃費電池】が、近未来においては最有力候補となる。


さらに水素燃費電池は、一般の発電にも使えるので、各家庭や集合住宅に安全に設置出来るのなら、発電所足り無い問題も解決可能だ!


てか、太陽光発電とは違って、天候に左右されないので、安定的な小規模発電としては、自然エネルギーよりも余程使える。


まぁ、水素燃費電池と自然エネルギー(全個体電池に蓄電)のハイブリッドが、少なくとも日本には向いているかも?


仮に、各家庭や集合住宅に、自然エネルギーと水素燃費電池による、ハイブリッド発電システムが普及したら、それこそ、全個体電池による、電気自動車で事足りるかも?


問題は、航続距離と充電時間なのだが、全個体電池の場合は、リチウムイオン電池と違って、高速充電にる電池の劣化が起き難く、発火事故も起き難い。


が!現状では、劣化が早いそうだ(泣)


ちなみに、トヨタとしては、全個体電池をハイブリッド車とプラグインハイブリッド車に搭載する予定で、完全な電気自動車として発売するのは、まだ先の様だ。


まぁ、それにしても、全個体電池による電気自動車や電気バイクやトラックに、利用価値が無い訳では無い!


電気自動車は兎も角としても、現状でも電動のシニアカーや電動アシスト自転車は、全個体電池が実用化されたら、バッテリーが小さくなった上に、充電時間も早くなって航続距離も伸びるから、非常に使いやすくなる。


一度の航続距離が短い原付バイクも、電気バイク化した方が、メンテナンス代や燃料代を節約でき、自宅で充電可能だからかなり使いやすくなる!!


勿論、出前や宅配ピザ等にも言えるな。


田舎の高齢者用の電気自動車も、オート駐車機能やレーンキーパー機能、カーブ自動減速装置や誤発進抑制装置を付けて、二人乗りの軽自動車にすれば、買い物や病院通いの短距離移動に、使い勝手がかなり良い!


てか、高齢者の事故防止にもなる。


まぁ、電気自動車も使い様と言う事だな(笑)


てな訳で、結論としては、水素燃料電池自動車が、近未来では普及すると考えられる?


少なくとも、日本や災害多発国には、向いているわな。

どうだったかな?


今回も夏休み特集だ!


ま!政治経済の分野と考えて見ても、自動車大国日本の未来には、大いに関係の有る事だからね!


正直、蓄電池を使うよりは、水素を燃料にするにせよ、燃料電池にするにせよ、水素の方が現実味は有るよな。


何せ蓄電池方式だと、結局は発電所を増やさざるを得なくなるから、発電所から出るエミッション(公害)問題を解決しなければ成らなくなる。


ましてや、充電スピードや、充電に掛かる時間から、充電スタンドの混雑問題、案外分かりづらい、電力会社との電気料金プランの高騰問題も有る(現状電気自動車の場合、自宅充電には、専用の高圧電源スタンドを使わざるを得ないので、電気料金プランが高く成る)


故におじちゃんとしては、水素燃料が、経済的にも環境負荷的にも、優れていると考えている。


読者諸兄はどう考えるかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 毎回興味の唆られる内容有難う御座います。 個人的には安全保障の面だけでなく日本が築き上げてきたレシプロ技術と利便性は残して欲しいと思っております。 災害時にオール電化だった家庭は地獄を見た…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ