【人は一人では絶対に生きて行けない2】人類史から行ってみよう!
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今回は、生物としての人間と、経済論や国家論的な面から、人間と言う生物が、『決して一人では生きられない』事を解説して行こう!
まず大前提として、『無人島でたった一人で生きる自信が有る』と言う、豪傑サバイバーの方ははぶくぞ。
とりあえず、『無人島で一人で生きる』とはどう言う事か、解説して見よう。
普段は何も気にしないで使っている、上下水道やガスや電気の基礎インフラが、無人島には当然無い。
『太陽光発電が〜』とか、『風力発電が〜』とか言う、頭お花畑な人達は、まずもって、その『太陽光パネル』や『風力発電装着』を作る人が居ない事が分かっていないよな?
もちのろん、水道が無いから、飲水もトイレや風呂も、自分で確保。
ガスなど無いから、火起こしも木を擦り合わせる成りで点ける。
住む所も、洞穴を見つけるなり、木を加工する成りして作る。
寝床も欲しけりゃ作る。
食べ物も自分で全て確保し、肉なら動物を捕まえて捌く、野菜や木の実も自分で集めるか、栽培する。
もちのろん、料理や片付けも、自分以外は誰もやってくれない。
此等を全て自分一人で可能なサバイバーは、『金が稼げないお前が悪い』論法を語っても良いが、無人島で一人で生きて下さいと言う事だな(笑)
まずこの時点で、『人は一人では生きて行けない』事は明らかだ。
こうした、各分野の作業を分業してコミュニティを形成する事によって、初めて人は、【快適】な生活を送れ、【外敵】や【災害】、【疾病】などからお互いを守る事が出来る。
まず、原始時代、人が【ホモサピエンス】に進化する以前から、類人猿として、【コミュニティ】、つまり【群れ】を形成して、お互いを守っていた。
最小単位が【家族】であり、中間単位が【地域コミュニティ】であり、最大単位が【国家】と言う事に成る。
統計学的な単位で言えば【マクロ(最大)】と【ミクロ(最小)】になる。
ほぼ猿に近い、類人猿の頃の【原人】でも、ミクロのコミュニティとして【家族】を形成し、作業を分担する事により、生活を送っていた。
つまり、父親は狩りを含めた食料の確保。
母親は、食料の加工や調理や、住処の掃除や整頓。
子供も、ある程度の年齢に達すれば、父親や母親の作業を手伝う。
こうした家族内の分担作業により、家族の生活水準を維持していた訳だな。
そして、子供達次世代に、生活を送る為の知恵を伝えて行った訳だよな。
例えば、人間以外の動物、ライオンを見てみると?
メスが子育てや餌の確保、オスが群れの秩序と安全を守る。
そして、ライオンの群れのメス同士は、餌を狩る際には、お互い助け合って狩りを行うし、子育てする時も、メス同士で協力し合って育てる。
人間に置き換えても、徐々に社会的に進化した類人猿は、【地域コミュニティ】を形成し、更に生活を維持する為の作業を分担して、作業効率を高めて行った。
経済的に見れば、【原始的な生産性の向上】。
つまり、人海戦術を使った、作業の分業による、【生産効率の向上】だな。
更に、【類人猿】から【ホモサピエンス】に進化する過程において、言葉によるコミニュケーションの向上から、更に作業の分業化が可能に成り、【地域コミュニティの大規模化】が可能に成り、国家規模のコミュニティを形成出来る様に成って行った。
それが、原始時代からの発展型である、【古代〇〇文明】の発祥となる。
【国家規模のコミュニティ】が形成可能に成った事により、家族単位以上の分業化が可能に成り、個人の特技を活かした、現代で言う所の【職業】が生まれて行った。
つまりは、狩りを専業とする猟師。
生活雑貨を作る、専業の職人。
動物で言えば、群れを統率する【村長】や【王様】。
統率者を補佐する官僚などの職業が、誕生して行く。
つまり、コミュニティとして大規模化すればするほど、生活を維持する為の作業の個人的な負担が簡素化して行き、経済的な効率の向上と、コミュニティを防衛する為の防衛力が、高まって行った訳だな。
だから人間は、社会的に大規模して行く傾向が高い。
こうした、社会的な分業化が進んだ事から、より効率的な経済流通方法である、【貨幣経済】が誕生、発展して行った。
何せ物々交換では、『何を持って等価交換とするか?』が曖昧だし、国家と言う【マクロコミュニティ】が各地に形成されると、対外戦争が起きていない地域との経済的な交流、つまり、【貿易】が始まるので、尚更単位が曖昧な物々交換方式では、効率が悪く成ってしまう。
だから古代においては、価値がそれぞれの地域においても不変な、【金】や【銀】による、貨幣経済が勃興して行った。
対外戦争は、此等貿易に必要な金や銀の争奪。
国家拡大による富国強兵策による、侵略戦争が起き始める訳だ。
こうした、外敵による侵略戦争や、貿易を有利に進める為にも、古代においては、国家規模の拡大は、富国強兵策の一環だった。
この様に、人間と言う生き物は、社会性を拡大する事により、動物界の王者に成る事が出来た。
故に、人間と言う生き物は、基本的に群れたがる傾向が強い。
何せ一人で生きるよりも、お互いに安全を確保しあい、快適に生活する事が可能に成るからだよな?
なので、コミュニティからはみ出た個体、そのコミュニティ全体から見て、異質な存在を排除したがる傾向が強い。
なので、ミクロ的な社会においては【イジメ】。
マクロ的な社会においては、戦争や差別は【絶対に無くならない】と、おじちゃんは考える。
哲学論や、社会生理学論的な視点に成るけど、人間が3人以上集まれば、『何らかのコミュニティが産まれる』と言われている。
実際に会社や学校と言うコミュニティにおいても、仲良しグループや派閥が誕生し、互いに牽制し合ったり、コミュニティから外れた人を、攻撃したりする人やコミュニティが出て来る。
それが最小単位では【イジメ】に成り、最大単位では【戦争】や【差別】に成る訳だよ。
そもそも人間が社会性の有る生き物だからこそ、こうした問題は、避けようが無いとおじちゃんは考える。
せめて、コミュニティから見て外れた人間を、下手に構わなければまだ平和なんだけど。
どうしても、コミュニティや自分と合わない存在を、攻撃する人が出て来てしまうんだよな(泣)
おじちゃんから見ても、この問題の解決策は、基本的には【無い】と思う。
どうしても、こうした【社会的な阻害】を減らしたり無くしたいのなら、それは人としての、モラルに頼るしか無い。
なので、基本的にはモラルを重視する、宗教(信仰)が、必要と成った訳だな。
社会が拡大すればするほど、こうした問題も拡大するからだな。
それでも、人間と言う生き物は、宗教(信仰)を理由とした、戦争や紛争まで起こしている。
なので、人間と言う生き物が存在する以上、この問題の根本解決は【不可能】だと考える他ない。
だからこそ国家単位としては、対外的な防衛や、災害や疾病から国家を守る為にも、しっかりした政治体制や、国家の一員としてのナショナリズム(国家感)が、必要不可欠に成るんだよ。
これが、まごうかたなき【人間社会の現実】だよな?
逆に、人間が一人で生きて行くには、数々の不便や危険を、自分一人で全部解決出来なければ成らない。
だからこそおじちゃんは、自己責任論、『金が稼げないお前が悪い』的な事を言う輩が、根本的に許せない!!
【人は、一人では絶対に生きては行けない】のだから!!
どうだったかな?
まぁ、春休みと言っても、コロナウイルス問題、ロシアのウクライナ侵攻による悪性インフレによる、家計の逼迫で、特に面白い事も少ないとは思う(泣)
だからこそ、この様な時代には、人と人との繋がり、つまり【ナショナリズム】が重要に成る。
動画でも言ったが、自己責任論を振りがざす輩は、フランスに逃げたり(ひろ何とかさん)シンガポールに逃げたり(元オリエンタル何とかの人)しないで、無人島で一人で頑張って下さいね?と




