30年後に予想される日本の未来【内需崩壊】高齢者保証で内需拡大!!
さて、コロナウイルス問題により、勝ち組企業である、巣篭り需要に関するジャンルの企業や、ウーバーイーツや出前館などのプラットフォームビジネス企業以外で働く皆様は、所得が減ったり、就職難から、将来不安に成っている方々も少なくないと思われます。
そんな最中、相変わらずコロナウイルス問題解決後に、コロナウイルス騒動で使った財源を回収する為に、コロナ増税をしようとか言う、いささか困った考えをお持ちの官僚や政治家。
そして、経済学者や経済アナリストも少なく有りません。
そもそも、コロナウイルス問題で使われた財源は、国民を困窮から救う為に使われた支出であり、それを再び国民から回収してしまったら、政策効果が無くなってしまいます。
その程度の事も分からないのなら、矢張り困った考えをお持ちの方々と、断ぜざるをえません。
さて、こうした困った考えをお持ちの方々。
つまり、緊縮財政推進派の方々のおかげで、社会保証支出は減らすが、国民からの社会保証費回収は増やすと言う、政策が実行され続けてまいりました。
でなければ、彼ら緊縮財政派が主張する、プライマリーバランス黒字化目標が、達成出来ないからです。
当たり前ですよね?
財政支出よりも、税収が上回ら無ければ、プライマリーバランス、つまり税収と支出のバランスが、黒字化する訳が無いのですから。
国民への社会保証支出を減らして、社会保証費を増税しなければ、プライマリーバランスは黒字化しないのです。
誰かの赤字は、必ず誰かの黒字なのですから。
つまり、国民を赤字化し、政府を黒字化する、もしくは支出と税収を均衡化させると言うのが、プライマリーバランスなのですから。
プライマリーバランス黒字化とは、政府の黒字化、そして国民の赤字化の目標設定なのです。
ね?困った考え方でしょう?
で、こんな事を続けていると、経済の黄金循環と呼ばれる、需要拡大からの設備投資拡大。
そして、経済規模の拡大による、国民所得の拡大からの、さらなる需要拡大と言う循環が、起き難くく成ってゆきます。
少なくとも、就職氷河期により、失われた世代と言われる、30代後半から40代前半の方々が高齢化した時以降、黄金循環を起こす事が、どんどん難しく成って行きます。
今の様に、緊縮財政による、プライマリーバランス黒字化目標などと言う、悪魔の目標を掲げている限りは。
どう言う事なのか、これからご説明致します。
社会保証費の支出全般、つまり、医療費窓口負担額の増加や、国民年金や厚生年金の支給額を減らしたり、介護保険の個人負担額を増やしたりすると、当然、低所得者ほど、消費が出来なく成ります。
消費を減らすのでは有りません、消費が出来なく成るが正しいのです。
ましてや、就職氷河期世代の方々や、それ以降の給与所得が増えて行かない方々、非正規雇用で低所得の方々は、そもそも年金の掛け金が少ないか、もしくは年金に未加入で有ったり、さらには、年金に加入出来ないくらいに給与所得が少ないのだから、貯金など少ないか、もしくは貯金出来ない方々も少なく有りません。
私も含めたこう言う方々は、低年金に成らざるを得ず、高齢化により、医療費負担や介護費用負担が増えてしまった場合、必然的に他の消費支出を減らさざるを得ませんので、余計な消費が出来なく成るのです。
当然、旅行や外食する余裕も無くなりますので、尚更、外国人観光客にサービス産業が頼らざるを得なくなり、どんどん発展途上国化が進んでゆくのですよ。
少子高齢化により、高齢者の数と現役世代の数が逆転するのなら、国内需要が将来的に減るのは、日を見るよりも明らかなのです。
少なくとも30年後の日本は、低所得者は一生働かざるを得ず、身体が動かなくなったら人生おしまいと言う、事に成ってしまいます。
生活保護支給にしても、プライマリーバランス黒字化目標による、地方交付税の減額が続く以上は、地方自治体が生活保護費を減らすか、もしくは支給自体を減らすかしか、なくなりますからね。
なので、社会保証国債で、最低保証年金20万円、後期高齢者医療費及び介護費用全額無料、年金受給者への、国民健康保険料と、介護保険料の支払い免除を行うと言う、内需の下支えを行う必要が有るのです。
財源は、何度も解説した通り、国債発行、つまり通貨発行をすれば良いだけの事ですし、国債は永遠に借り換え続ければ良いだけの事です。
誰も困りませんし、誰も損をしません。
現役世代や若年層に対しても、高齢者への各種負担を減らしたり、軽減する事が可能に成るのです。
何が不満なのでしょうか?
これが本当の、次世代に禍根を残さない政策なのでは?
このまま、緊縮財政やプライマリーバランス黒字化に固執していては、間違いなく、次世代に禍根を残す事に成りますよ。
少なくとも、30年後には、日本は発展途上国の仲間入りが確定致します。
このままで宜しいのですか?
変えられるのは、私達国民の声、つまり、選挙投票しか無いのです。
緊縮財政派や、プライマリーバランス黒字化目標を掲げる政治家や政党を、当選させては成らないのです。
どうだったかな?
悪夢の菅内閣も、やっとおしマイケル!
散々、『悪夢の民主党政権が〜!!』とか言っていたが、財政支出も民主党政権よりも減らし、民主党政権時代よりも、経済成長率が低かった、安倍〜菅内閣の方が、余程国民からすれば【悪夢】だったな。
まぁ、似非保守や自民党信者の戯言には、騙されない事だ!
だからといって、民主党政権がマトモだった訳でも無いけどね(泣)
さて、学校も始まった訳だが、若年層のコロナ罹患率が高まって来ている。
気持ちは分かるが、ここは落ち着いて、出来る限り外出は控えるか、キチンとマスク着用とうがい・手洗いを履行すべきだろう。
なにせ、また、新たな変異株の話も出て来ているので、ワクチンの効果を、あまり過大評価しない事が寛容だ。
現に、ワクチン接種の終わった人が、感染して亡くなった例も出て来ている。
お互い、気を付けようぜ!!




