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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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熱海の土石流も、やっぱりメガソーラー!!

まずは、静岡県熱海市の土石流に被災した方々に、お見舞い申し上げます。


さて、先日大災害を巻き起こした、静岡県熱海市の土石流だが、現場の里山の頂上が、メガソーラーが造成されていた事が分かりました。


≫【熱海土石流の原因について、静岡、川勝知事が徹底調査の意向表明。】


(前略)土石流の起点付近は山頂に近く、別荘地や大規模太陽光発電所メガソーラーが造成されている。川勝知事はこれらを所有・管理している事業者に事情を聴く考えを示した。


出典、サンケイスポーツ


https://www.sanspo.com/article/20210704-UYPMPXH67BLUXC7DXDDGQ7IFRQ/



そりゃあ、山の保水力を高める、木を切り倒して、裸の地面にメガソーラーやら別荘地を作れば、土石流も起きるがな。


山の保水力とは?


≫【なぜ森に保水力があるのか?】


森とは多くの木の集まりです。1本の木が成長するためにはそれなりの年月が必要であり、木は生長するに従い倒れないように土中に深く広く根を張らなければなりません。年ごとの落葉落枝は虫を集め、やがて腐葉土となります。腐葉土の中を行き交う虫たちは土壌をますます多孔質なものへと推移させ、高い保水力を持つ「緑のダム」を創り上げていくのです。「緑のダム」の保水力を高めるためにはダムを大きくすること、すなわち植林が森の保水力機能を向上させるもっとも有効な手段となります。


出典 株式会社ヨシカワ ホームページ


https://www.ydec.co.jp/magazine/magazine_forestry/2043



『環境保護がー』、『脱炭素社会がー』と綺麗事を言って、太陽光発電設備を増やした結果、環境保護どころか、人命を失う甚大な災害をもたらした訳だよ。


ところで、現小泉進次郎環境大臣様は、太陽光発電にご執心なのは、以前も解説した通りだ!!



※【これが利権誘導だ!政商(利権政治屋)の実態】


https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/744283/noveldataid/16944714/



≫【小泉大臣が「再エネ立地交付金」に言及、自治体への資金支援に一石】


脱炭素先行地域や、再エネ促進区域の指定に伴い、今後、追加的にメガソーラーや、ウインドファームを建設するには、ゾーニングや用地集約など大規模な立地整備が必要で、かなりの手間や費用がかかる。


自治体がそれに取り組んで再エネを誘致しても、自治体に還元される資金が限定的となれば、自治体には意欲が沸かない。


また、同会議後、小泉環境大臣は報道陣向けの会見で、再エネ立地交付金のようなイメージもある。再エネが動けば支援が出るという仕組」と言及している。


出典 日経BP


https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/01799/?ST=msb



人命よりも、脱炭素社会が先ですか、そうですか。


百歩譲っても、山間部の頂上付近では無く、せめて平地に作ったら良かったのでは?


まぁ、何にしても、天候に左右される、風力発電や太陽光発電。


波力発電などの、人為的にコントロール不可能な発電システムでは、基幹発電装置としては、全く役には立ちませんけどね。


発電とは、必要な時に必要な量、間断なく発電する必要が有り、その為に人為的にコントロール可能な、火力発電や原子力発電が、使われている。


現在の所では、日本国内で必要な発電量を、蓄電出来る程の大規模蓄電装置は無いし、小分けに蓄電するにしても、それなりの土地スペースが必要なのはお察し。


環境保護をお題目にするのなら、環境を破壊する現行のリチウムイオン蓄電池(発火や爆破するしな)や、鉛蓄電池を大量生産するのも、いかがなものかと?


太陽光発電にせよ、風力発電にせよ、発電し過ぎても困るし、特に、晴天時に発電を止められない太陽光発電装置は、脱炭素を目指すにしても、大きな技術的な問題を内包している。


小型の太陽光発電装置なら、覆いを被せる事で、発電量をある程度制御可能かも知れないが、メガソーラーならば、太陽光発電パネルの向きを、太陽光が来ない方向に、強制的に変える装置を義務化するなりしなければ成らないのでは?


何にしても、土砂崩れを起こしやすくなる、山へのメガソーラー設置は、厳しく規制しなければ成らないし、そもそも、脱炭素社会や、環境保護の観点からも、木を切り倒して禿山にしている時点で、言語道断だよな?


脱炭素なのに、二酸化炭素を酸素に光合成で変える、木や草花を伐採して、脱炭素も何も、あったものでは無い。 


てか、小学校で習う事だろ?光合成何て。


それも分からんとは、欲に目が眩むとこうなる。


人命軽視も甚だしい!!


メガソーラーが、設置場所によっては、実は人命を損なう程の危険性を内包している事を、我々は知らなければ成らないぞ!!


出来れば、夏休みの課題で、このコラムを使って、メガソーラーの問題や環境問題を、学校で解説してくれれば、おじちゃんとしても嬉しいぞ!!

(小学生〜高校生まで)


どうだったかな?


熱海の土石流も、やっぱりメガソーラー!!


・・・利権政治屋何ぞを、当選させるからこうなる!!


本文でも書いた通り、環境問題を提起して、メガソーラーを賛美した挙げ句、そもそも環境破壊の森林伐採を行い、メガソーラーやら別荘地を造成した結果、山が保水力を失って、大規模な土石流を起こし、人命や財産を失わせる結果と成った。


これは、明らかな人の作為による【人災】だ!!


無論、静岡県知事や熱海市長も、この責任からは逃れられない。


今更、『調査する』とか吐かしても、そもそも禿山にした時点で、こうなる事は予想出来た筈だ!!


出来なかったと言うのなら、そもそも政治家として不適格だ!!


ちなみに、山の法面をコンクリート打ちしても、土石流を抑える事は、根本的に出来ない。


当たり前だろ?


コンクリート敷いた所で、基本的には表面だけだし、パイル打ち込んでも、そもそも地面の保水力が失われているのだから、全く意味が無い。


ましてや、今回の被災地では、法面の砂防ダム化や、コンクリート処理すらされていなかった。


山の土や岩の体積が、どれだけの破壊力を持っているのか?


コンクリート如きで、どうにかなる物では無いのだ!!


それを、事もあろうに、メガソーラー設置の為に禿山にするなど、『正気の沙汰ではの無い』のだ。


このコラムを読んだみんなには、この事実を、夏休み自由研究の課題にして、大人達の浅はかさと、環境問題を提起しておいて、環境破壊をしている馬鹿な政治家達の実態を、是非ともクラスで発表して欲しい!!(小学生〜高校生まで) 


おじちゃんからの、心底からのお願いだ!!

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― 新着の感想 ―
[一言] >【泣こうが喚こうが、ベースロード電源には使えない】と言う問題と、 現時点ではという意味では同意ですが、未来は分かりませんので… 蓄電池とのコラボというのもアリですから(優秀な蓄電池はソーラ…
[一言] メガソーラを悪者にする気は私にはないんだよね… 災害を起こさないようにとか、自然環境を破壊しないようにしないといけないのはどんな施設でも同じ… ただ、CO2はダメーとか言いながら、風車やらメ…
[良い点] エッセイを書く際に出典を明示している点に非常に好感を持ちました。 [気になる点] 小学生が読むには少し語気が強すぎたり、難しい語彙が多すぎたりするように感じます。 [一言] 森林が土壌を保…
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