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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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後期高齢者2割負担にすると、経済的に何が起きるのか?詳しく解説!

さて、相も変わらず、低所得者は自己責任と言う、国家の責任を放棄した自公連立政権の、駄目駄目政策が立て続けに出て来ております。


何度も申しますが、皆様、怒って良いのですよ?


低所得後期高齢者を、貧困のどん底に叩き込む政策がこれです。


後期高齢者の医療費窓口負担を2割に引き上げ。


実施時期は令和四年十月から、令和五年三月の間。


実施から3年間は、最高負担額を三千円に抑える。


尚、同時に行われる児童手当については、夫婦のうち、収入の高い方の年収が千二百万円以上は対象外とする。


出典 厚生労働省。


まぁ、度を超えた駄目駄目政策ですね。


馬鹿馬鹿しいにも、程が有ります。


最早、開いた口が塞がりません。


住民税や介護保険料の収税方法が、地方自治体によって異なる為に一概には言えませんが、手取り年金収入は、確実に少なく成ります。


国民健康保険料、介護保険制度、住民税などの負担によってですね。


それなのに、年金年収が二百万円が一円でも超えたら、医療費窓口負担が2割になる訳です。


緩和措置中でも、最高額三千円ですね。


毎月、三千円の負担は、年収二百万円の低所得者にとっては、かなりの負担に成ります。


当然、その分の消費支出が減るか、病院に行くのを取り止める、方々が出て来ます。


そうなると、当然景気は悪化し、地域の病院の経営も厳しく成ります。


これで、医療体制強化とは、最早笑い話にも成りません。


ちなみに、厚生労働省の資産では、対象者はおよそ370万人程度とか?


これを、単純計算で掛ける三千円をすれば、およそ一千百億円の、消費減退に成ります。


すんごいですねー。


低年金の方々から、およそ一千億円も所得を奪うと言う話ですからね。


具体的に数字が出ますと、尚更ヤバさが伝わると思います。


日本政府は、貧乏人の人権には、微塵も配慮しないと言う事ですね。


何度も申しますが、単身世帯で年金年収が二百万円を一円でも超えたら、容赦なく窓口負担ニ割です。


そして再悪、一千億円以上、消費にせよ、医療費にせよ減ります。


これを聞いても、将来世代に禍根がとか、信じられますか?


将来世代以前に、長年社会的に貢献して来た方々が、後期高齢者と言う、身体の自由も思う様に行かなく成った世代が、貧困に陥れられる方が、余程酷くないですかね?


これこそ、政府主導の現代版姥捨山ですよ。


しかも、その将来世代への負担軽減が、夫婦何方かの年収の高い方が、千二百万円以上は対象外と言う事は、千二百万円を一円でも下回れば、子育て手当が貰えると言う事です。


そもそも、世帯年収ではなく、夫婦の片方が、千二百万円も年収が有るご家庭に、子育て手当など必要ですかね?


この法案だと、最大夫婦の両方が、年収千二百万円を一円でも下回れば、およそ世帯年収がニ千万円以上の世帯に、子育て手当が支給される訳ですが?


いやはや、低年金のご高齢者から、無理矢理一千億円も所得を奪って、最大年収2千万円のご家庭に、子育て手当を支給すると?


しかも、健康に関わる医療費でです。


再悪では?


これを、低所得者から高所得者への、所得の移転と申します。


少なくとも、世帯年収で800万円以上のご家庭には、子育て手当は不要と思います。


そもそも、若年層でも、低所得や将来的な所得の増加を見込めない事から、晩婚化や未婚化が増えている昨今、子育て手当が若年層への社会保障に成るとは、到底思えません。


しかも、低所得者層が働いてくれないと、社会は回って行きません。


高所得者だけでは、社会は構成出来ないのですよ。


そこへ、低所得者へ負担増をして、高所得者層へ社会保証を増やす。


まったく、政策があべこべです。


本来、若年層への社会保証を手厚くするには、将来への明確なビジョンを示す事です。


子育て手当を、支給する事では有りません。


その一つが、就職氷河期などと言う、就職難を起こさない事と、デフレを早急に脱出し、将来の所得の向上を見込める社会にする事です。


その為にも、安心して高齢者が引退し、若年層へ雇用の席を譲る社会体制を築く必要が有るのです。


将来的な所得の向上が見込めれば、若年層は結婚や子育てに積極的に成ります。


就職難や不景気で、将来的なビジョンが描けないからこそ、若年層は結婚も子育ても諦めるのです。


本当に若年層への社会保障を手厚くしたければ、デフレをサッサと克服する事です。


それなのに、自公連立政権のやる事は、およそ低所得者から高所得者への、所得の移転をしているばかりです。


これも断言出来ますが、これでは、永遠に日本はデフレを脱却出来ません。


今後も、自殺者や貧困に喘ぐ片方が、増えて行く一方で有りましょう。


負の連鎖を、ここら辺で止めなければ成りません。


次の選挙では、此等の情報を踏まえて、現与党が支持するに相応しいかどうか?


真剣に見極めて下さいませ。

どうだったかな?


今月は、おじちゃんの会社が年末棚卸し月間なので、今月イッパイは後書きは割愛するので、ゆるしてチョンマゲ(泣)


おじちゃんも、現役社会人だからね


てな訳で、衆議院選挙が終るまでは、しつこく・しつこく、自民党と公明党への不投票を訴えるので、その辺はご了承下さいませ(泣)

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