リモートワーク(在宅勤務)礼賛の末路!!
さて、以前も取り上げましたが、いよいよリモートワーク礼賛からの、企業のコストカットが進んで行く模様です。
報道でも紹介されましたが、一部の大手企業では、感染症問題により、在宅勤務をしている社員への、交通費支給停止を発表しております。
出勤日のみ、日割りで交通費を支給するとか、在宅勤務で増える水道光熱費の補助を、打ち出す企業も出て来ております。
まぁ、報道を見る限りでは、とても増えた水道光熱費の分の、補助には成らない金額だと思いますけどね?
さて、ここからは、あくまでも今後予想される、リモートワークからの、企業や政府の働き方改革のプランです。
個人的な予測ですので、話半分に聞いて頂ければ幸いです。
基本的な流れはこうです。
1、在宅勤務者への交通費支給停止、つまりコストカット。
2、在宅勤務者は、在宅勤務でも差し支え無いのですから、コストカットの為に、企業や公共サービスの事務所の統廃合が進み、貸ビルを営む不動産会社や、公共交通機関の利益が減る。
3、在宅勤務なので、正社員雇用をする理由が減り、フリーランス雇用礼賛と絡めて、事務系職員の、非正規雇用化が進む。
4、在宅勤務者で、更に非正規雇用者なのだから、節税の為に粗利益を少なく見せる為にも、事務系職員の、派遣労働者への転換が更に進む。
既に、大阪市等でもお分かりの通り、公共サービスでも、事務系職員の、派遣労働者への転換が進んでおります。
つまり、民間委託ですね。
5、公共団体、民間企業に関係なく、事務職員の殆どが、コストカットの為に、非正規雇用か派遣労働者に成る
6、国民の貧困化が更に進み、可処分所得が減る事から消費が縮小し、更にデフレ状態が悪化し、永続化する。
7、非正規労働者の老後の資金不足から、まず、介護保険制度が破綻し、低年金高齢者が増加し、更に日本政府や地方自治体の生活保護支給額が増え、各生活保護受給者の支給額が減り、高齢者の消費縮小から、更に景気が悪化して行く。
と言う、日本の未来が予想されます。
これでも、在宅勤務やリモートワークは、すんばらしい事なのですかね?
コストカットをせず、実際は非正規雇用者で有る、フリーランス契約者には、正社員当時の、社会保障費の会社負担分を、キチンと契約料として、フリーランス契約者へ支払うのでしょうか?
それでは、コストカットに成りませんので、まず有り得ないと思います。
ちなみに、個人事業主で有る、フリーランス契約者は、国民年金に成りますので、厚生年金よりも、年金支給額は、かなり減って仕舞います。
国民年金基金や、民間の年金型保険に加入していなければ、正社員当時の給与のまま、フリーランス契約者に成って仕舞ったら、相当年金支給額が減りますので、真っ青になる事請け合いですよ?
更に、国民健康保険料は、予想以上に高いです。
これも、全額自己負担に成りますし、介護保険料を取られる世代は、これも全額自己負担に成ります。
これだけでも、手取り給与は減りますね。
正社員当時の給与のままなら。
それに、基本的に、昇給も無くなる筈です。
あくまでも、時給か出来高制の契約料が、出来高によって増減するだけに成ると予想されます。
でなければ、企業のコストカットに成りませんから。
つまり、副業や副副業をしなければ、正社員当時の年金支給額を、将来貰える事は、まず無いと言う事です。
フリーランス雇用で、かつ子育てや親の介護をしていたら、副業や副副業をしている時間が無くなりますので、普通に所得が減りますよ?
フリーランス雇用なら、時間を自由に使えますが、もし時給制や、出来高制の契約だったら、寧ろ自由な時間など、無くなる筈ですけどね。
仮に、感染症問題による景気悪化も含めて、まともな為政者が現れ、景気回復をしたとしても、数年間は、就職氷河期が続き、極少数の勝ち組と、大多数の負け組、つまり、非正規雇用者が、生まれ続ける事に成ります。
こんな、働き方改革と言う名の、規制緩和をしていればね。
これは、あくまでも私の個人的な予想です。
話半分に聞いて下さいね?
まぁ、新自由主義とは、こう言う物なのです。
菅義偉新首相は、構造改革や規制緩和を、既に政策として公言しておりますよね?
いや〜、明るい未来が見えて来ますね?
本当にこれで、良いのですかね?
皆様も、他人事では済まされませんよ?
よ〜く、お考えに成って下さいませ。
どうだったかな?
大競争社会、日本の夜明けだ!!
すんばらしい!!
本当に心から祝福するよ!競争社会礼賛者の諸君(笑)www
もっとも!【お前が勝てるとは限らないけどな】(笑)www
皆様のお選びに成られた、自民党様と公明党様が、タッグを組んで、【正規雇用は既得権益だ〜!!by竹中平蔵(公明党の犬)】と、働き方改革と言う美名のもとに、構造改革(規制緩和)してくれたおかげ様だ!!(笑)www
見事に騙されただろ?
リモートワークは素晴らしい?何それ?美味しいの?(笑)www
まぁ、企業的には美味しいし、人材派遣会社のパソナ(代表取締役 竹中平蔵 公明党・創価学会)的には大変美味だな(笑)www
事務系職種も、此れで目出度く【全て人材派遣】へ!
そして、事務系職種の幹部クラスは、ジョブ型雇用で、出来高制の非正規雇用へ!
まぁ、今後は、行政書士や公認会計士の資格が無ければ、ジョブ型雇用も無理だろうね?!事務系は。
すんごいですねぇ?!
これが!The新自由主義だ!!
だから、新自由主義は【駄目絶対!】と、口を酸っぱくして言っていたんだよ!!
ちなみに、後期高齢者の医療費窓口負担を、2割に引き上げると、まだ厚生労働省が吐かしておるぞ!!
頭おかしくない?
君達が、必ず低年金の高齢者に【成らない】保証など、何処にも無いんだけどね?
これでも、競争社会礼賛者の、竹中平蔵やジェームズアトキンソンや、ホリエモンが正しいと?
何度でも言うが、【お前が今後も勝ち続けられる保証など、何処にも無い】んだけどな!!
それに、ゴミ処理等の、生活インフラを支える労働者や、雑務や単純労働をする労働者は、いくら科学技術が進もうとも無くならない。
しかも、競争しようが無い職種な訳だ!
それでも、競争社会が正しいと?
だから!【人は絶対に一人では生きていけない】んだよ!!
自民党も公明党も、解散して然るべき政党だと、おじちゃんは思うぞ!!




