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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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大阪都構想の2度目の住民投票のおかしさ

大阪都構想の是非について、本年11月に、再度住民投票が大阪市で実施される事が、決定致しました。


まず問題の本質として、大阪都構想とは、どう言うものかと言うと?


大阪市を廃止し、複数の特別区に分割すると同時に、それまで大阪市が所持していた種々の財源、行政権を大阪府に譲渡し、残された財源・行政権を複数の特別区に分割する。


と言うものです。


つまり、大阪市が持っていた自治権を、大阪府に移譲すると言う物です。


と言う事は?


今までは、大阪市で独自に出来ていたインフラ整備なども、大阪府の承認が無ければ出来なく成ります。


勿論、上下水道などの、インフラの老朽化の再整備でも、大阪府の承認が必須に成ります。


今までは、政令指定都市ですので、一般的な地方自治体とは違い、大阪市独自の判断で出来ていた事が、態々大阪府の承認が無ければ、出来なく成るのです。


ちなみに、一般的な地方自治体と、政令指定都市の違いは、政令指定都市は、都道府県の持つ行政権限の多くを移譲されており、基本的には都道府県と同等の権限を持っております。


ざっくり言っても、大阪都構想が実現した場合、大阪市の市民は、今まで持っていた自治権を、大幅に失う事に成ります。


しかも、2重行政と言う言い回しが、そもそもプロパガンダなのですよ。


大阪府と大阪市は、基本的に別予算の、全く別な行政区なので、2重行政も何も、最初から2重行政では無いのです。


大阪府の行政権限は、政令指定都市の大阪市と堺市を省いた、その他の大阪府の行政地域に成ります。


たまたま、大阪市に大阪府の府庁が有る、府庁所在地なだけなのです。


大阪府庁が、別に堺市に有っても、何ら問題は無いのです。


これを、市長や府長が分かっていないのなら、そもそも大阪府知事や大阪市長としての、資格が有るのかどうか?


甚だ疑問と言う、事に成って仕舞います。


だから、そもそも別の行政区分だと分かっていながら、2重行政と言う政治宣伝手法を取っているので、プロパガンダだと言えるのです。


大阪市が、独自で持っていた予算権限を大阪府に移譲して、大阪市民は納得出来るのでしょうか?


さて、公平を期す為に、大阪都構想についての弁護をするのなら、そもそも、大阪府の予算が厳しく、大阪市の税収約17億円を、大阪府で掬い上げて、大阪市以外の行政区へ、再配分すると言う事に成ります。


これが、正しい大阪都構想の理念な筈ですが、何故かこの事は余り解説されません?


しかし、この事に関しても、2重行政云々は、全く関係有りませんがね。


そして、大阪市は、独自予算の約17億円を、満額失う事に成ります。


例えば、前回の大阪都構想への住民投票の際、大阪市と大阪府の図書館が有るのは、2重行政だから無駄だとされましたが、図書館が2つ有って、何の問題が有るのでしょうか?


蔵書数が増えますし、蔵書がダブっても、貸出し中になり難く成りますので、大変便利なのでは?


そして、読書や勉強の機会を増やせますし、図書館職員の雇用にも繋がります。


ちなみに、近年では、全国の地方自治体が所有する図書館の学芸員は、ほぼ非正規雇用の臨時職員に成って仕舞っております。


図書館の学芸員の皆様も、普通に普段の生活が有るのですけどね?


無駄なのでしょうか?


雇用を失えば、所得が失われ、当然消費が減り、大阪府や大阪市の税収源が減ります。


無駄ですかね?


さて、大阪都構想の是非を問う住民投票は、既に2015年に行われており、その時点で否決されております。


本来、行政内容を問う住民投票とは、一回キリで無ければ成りません。


何故なら、その行政内容を通したい為政者が、可決されるまで、何度も何度も住民投票出来るのなら、住民投票など何の意味も無いからです。


つまり、簡単に言えば、おもちゃやお菓子を買って欲しい子供が、買って貰えるまで、延々と駄々をこねている事と、全く同じだからですね。


為政者が変われば、もう一度住民投票をしても、良い訳では有りませんよ?


前任の為政者と、同じ考えの為政者だったら、全く同じ事の繰り返しですので、駄々をこねているのと同じです。


大阪都構想とは、全く別の構想を持って来るのならまだしも、ほぼ同じ内容の大阪都構想を、何度も住民投票していては、それこそ為政者のやりたい放題を、助長して仕舞います。


仮に、今回も大阪都構想を否決されても、2回住民投票を出来たのだから、3度目もやっても良いと言う事に成って仕舞います。


皆様は、自分がやりたい事が通るまで、何度でも投票させてやると言う行為を、是認出来ますか?


例えば、文化祭の出し物で、複数案が出た際、クラス委員長が、自分の出した喫茶店の案を、通るまで何度も投票をやり直したら、貴方はどう思いますか?


大阪都構想の再住民投票とは、これと全く同じ事なのです。


大阪都構想の住民投票自体の是非を、大阪市民はもう一度、熟慮して頂ければ幸いです。

どうだったかな?


大阪都構想の再住民投票は、【そもそも論からしておかしい】事が、明確に分かって貰えたら嬉しい!


本文にある通り、本来、二重行政でも無ければ、大阪市の自治権を、大幅に無くすと言う【だけ】の話に過ぎない


この、大阪都構想の再住民投票を許したのも、前回の選挙で、駄目な為政者を、有権者が選んだ結果に過ぎない。


つまり、『大阪市民や県民の、情報リテラシーの無さ』が生んだ悲喜劇だ。


おじちゃんは、事ある毎に、日本維新の会と、大阪維新の会を『典型的な新自由主義者の政党』だと批判して来たが、大阪都構想の再住民投票実施こそが、今の日本の縮図なのだろう。


困った事に、『おじちゃんが、言った通り』に成ってるよな?


しかも、吉村府知事にしても、大阪市長にしても、やった事は、『無駄の削減と言う名のレントシーキング(民間への利権誘導)』【だけ】だな?目立った所は(笑)www


で?地方公務員はリストラや非正規雇用化され、公明党(創価学会)の運営するパソナ様が、ウマウマと利権に有り付くと言う、実に微笑ましい事に!


しかも!IRカジノ誘致に御執心の上、国家戦略特区で、外国人家政婦もパソナが請負(笑)www


>株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)で、社内外の専門家と共に様々な社会課題の解決に向けたフォーラムの開催や提言を行う「パソナ総合研究所」※重要【(所長:竹中平蔵)】はこの度、国家戦略特区において家事支援人材として就業中のフィリピン人スタッフのハウスキーパーを対象に『国家戦略特区における外国人家事支援人材の意識調査』を実施しました

(PRTIME)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000484.000016751.html


ほ〜ら!大阪はパソナ(創価学会・公明党)天国!!


大阪は創価学会の草刈り場へ!!


大阪維新の会と、日本維新の会のおかげでね?!


勿論!その影には、自民党と当時の安倍内閣が!!


そして、菅義偉総理は、安倍内閣を引き継いで、更にレントシーキングを進めるそうだぞ?!


すんごいですね〜(笑)www


その糞政権が、支持率80%とは、世も末だな?


さあ!皆様御一緒に!!


日本オワタ\(^o^)/オワタ


大阪\(^o^)/オワタ


/(^o^)\だなこりゃ

(笑)www


日本の情報リテラシーの無さは、最早世紀末伝説並だよ(泣)

(´・ω・`)ショボーン

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― 新着の感想 ―
[一言] 維新の都構想は中途半端ですね。 ひょっとしたらですよ。 彼らは段階的に考えて、まず最初のターゲットを 大阪市にしたのかも知れません。 同規模の都市経済圏を見てニューヨークになりたいのでは な…
[一言] 私は都民なので大阪都構想に関して批評する事は差し控えますが、住民投票のやり直しに関しては仰る通りナンセンスだと思います。 イギリスでもEU離脱に関しての国民投票が行われ、離脱派が勝利しました…
[一言] まあ、施設が市と府でダブってるってなら、お互いに話して調整すればいいだけの話ですね… そも、府が大阪市地域に予算配分を薄く(有権者数と利益誘導的にむずいかもだがw)すればいいだけの話ですし…
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