アメリカ国人暴動と香港国家安全法
さて、先日よりアメリカで、白人警官による黒人への暴行事件により、暴動やデモが相次いでいる。
>【ミネアポリス暴動、全米に拡大 キング牧師の息子が訴える「アメリカの闇」と父の思い】
ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官が黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を膝で8分間にわたって押さえつけ、死に至らしめた非道極まりない事件は、今、全米30カ所以上での警察に対する抗議デモや暴動へと発展、死傷者も現れている。
事件時、現場では何が起きていたのか?
刑事告訴状によると、客が20ドルの偽札を使った疑いがあるという店からの通報でかけつけたショビン容疑者らは、偽札を使ったとされるフロイドさんを何度かパトカーに乗せようとしたが、フロイドさんは抵抗したという。
ある時点で、ショビン容疑者に、車の助手席から引っ張り出されたフロイドさんは地面にうつ伏せにされた。他の2人の警官はフロイドさんの背中と足を押さえ、ショビン容疑者は膝でフロイドさんの首を押さえた。実際、別の角度から撮った動画では、3人の警官がフロイドさんを押さえ込んでいる様も映されているが、この時の様子かもしれない。
警官の1人はフロイドさんの状態が心配になったようで、フロイドさんを自分の側に横転させるかとショビン容疑者にきいたが、彼はそれを拒否したという。「息ができない」と苦しんでいるフロイドさんのことを心配した他の警官の懸念を無視したのだ。これが、第2級殺人罪容疑に繋がった。
フロイドさんが息をしなった後、警官の1人はフロイドさんを自分の側に横転させたいと思ったという。また、別の警官はフロイドさんの脈拍を確認したが、見つけることができなかった。
ショビン容疑者はフロイドさんが動かなくなった後の約3分間を含め、膝で8分46秒間も、フロイドさんの首を押さえつけていた。
フロイドさんは病院に搬送され、亡くなったことが確認されたが、メディアからは「なぜ、警官の1人は脈拍がないことに気づいた時、現場で心肺蘇生措置を行わなかったのか」という疑問の声もあがっている。
検死の結果、フロイドさんの死因が窒息死であるという証拠は確認されなかった。検死は拘束、酩酊物質、心臓病を含む基礎疾患が組み合わさった結果亡くなった可能性があると結論づけている。そのため、フロイドさんの家族は独立機関に検死を依頼しようとしている。
(Yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200531-00181072/
さて、詳しい経緯は記事を参照して貰うとして、おじちゃんの個人的な意見としては、いささか『人種差別が〜!!』的なプロパガンダ記事に読めた。
事件の経緯を見ると、犯人と目されるフロイド氏が、警官の要請を無視して、車外に出なかった事が明らかに成っている。
何せ、おじちゃんも、アメリカでの生活経験が無いので何とも言えない所は有るが、偽札を使う様な犯人の場合、マフィア関係や、ギャング関係の疑いも有り、警察官が特に警戒するのは理解出来る。
それに、そもそも犯人とおぼしき人物が、やましい事が無いのなら警察官の指示に従えた筈なのに、逆らって居る訳だから、警戒されて当然だ。
アメリカの警察官は、こうした問題が起きない様に、証拠を残す為に【ボディーカメラ】を付けており、その映像も有る様だが、おじちゃんがアメリカの人気テレビ番組、日本語タイトル【アメリカ警察24時】を見ていても、黒人だろうか、白人だろうが、ヒスパニックだろうが、普通に後ろ手に取り押さえているし、地面に押し倒しもしている。
更には、車外に降りない容疑者の中には、イキナリ発砲して来る輩もおり、警察官が普段から、命懸けの任務を遂行しているのが分かる。
普段からそんな命懸けの任務をしている警官が、過剰反応して仕舞う事は有り得る事だし、その為に【ボディーカメラ】を装備しているし、逆に黒人警官が白人犯人に対して、同じ事件を起こしたら、このデモや暴動を起こしている連中は、同じく抗議活動するのだろうか?
おそらくはしないだろうし、こうした『人種差別が〜!!』的な報道をする輩も、その事件は取り上げまい。
現場の警察官の苦労も考えずに、良くも適当な事を書けるものだ!!
ちなみに、おじちゃんの親戚は、アメリカ・カリフォルニア州の警察官だった。(白人と日本人のハーフ)
つまり、このデモや暴動に正義は無い!!
抗議デモならいざ知らず、打ち壊しや略奪をする連中は、完璧に人種差別を傘に来た、単なる強盗略奪犯だ!!
どんな理由が有るにせよ、怒りを伝える為に、他人の財産や生命を危険に晒す行為は、正当化される物では無いと断言する!!
そして、正当な抗議デモはともかく(それにしても、被害者ビジネスにしか見えないが)、今回のこの暴動に関しては、コロナウイルス問題による所得の喪失や、失業によるフラストレーションの、捌け口として行われた可能性が高いと思われる。
だから、打ち壊しからの略奪なのだろう。
以前、アメリカでの地震やハリケーン、台風の被害が起きた時も暴動が相次ぎ、打ち壊しや略奪行為が蔓延した事が有る。
>【ブロガーは見た--ハリケーンに襲われたニューオーリンズの惨状】
「危険は承知しているが、私はForeign Internal Defenseについて多少の経験がある。まるで『Planet of the Apes(猿の惑星)』のようなこの混乱を鎮めるチャンスがあれば、誰かが最初の一歩を踏み出さなくてはならない。つまり、現在あちこちで『Lord of the Flies(蝿の王)』の世界が展開されている。まさに無秩序状態だ。私有財産も人命も全く尊重されない」
さらに同日、しばらく経ってからBarnettは次のように書いている。「警察が略奪行為を行っているが、これは複数の情報源から確認が取れている。略奪行為の一部は『正当』と言えるかもしれない。もっとも、この状況で『正当』という言葉に何らかの意味があればの話だが。警官らはATM荒らしや金庫破りもしている。これらも確認済みだ。実際に複数の目撃者がいる。また、彼らは公用の名目で自動車ディーラーから十数台のSUVを持ち出し、さらに銃器店や質屋から銃などの小型の武器を略奪した。おそらく『犯罪者』による略奪行為を防ぐためと思われるが、彼らの真の意図など誰にも分からない」
(cnet japan)
https://japan.cnet.com/article/20086957/
とまぁ、警察官まで略奪行為をしていた(らしい)が、この記事の様に、政府から依頼されて、略奪防止の為に移動させていた可能性も有る。
と言う訳で、今回のこの暴動略奪行為は、『人種差別にかこつけた、単なる犯罪行為』で有るとおじちゃんは思うが、皆んなはどう思うかな?
勿論その背景には、貧困やコロナウイルス問題による、失業や所得の減少も有るのは言うまでも無い。
だからサッサと、所得保証をやらなければ成らなかった訳だよ。
特にアメリカではね。
しかし、今回のドナルド・トランプ大統領の発言は、正論かも知れないが、国民にルサンチマンが溜まっている時に、言うべきではない発言だったと思うがな?
政治的には、恐らく失敗だろうな?
では、香港の国家安全法の問題。
香港国家安全法により、言論の自由が無くなり、香港の自治や民主主義が破壊されると危惧した香港住民が、かなり大規模な抗議デモを行っている。
コロナウイルス問題が起きる前には、このデモを悪用した犯罪者達が、デモに参加する事を装って、打ち壊しや略奪行為をしていたのも記憶に新しい。
何処の世界にも、こうした輩が居るもの何だよ。
正当な批判をしている人達からすれば迷惑千番だが、あの人数では管理し切れないのも現実だろう。
さて、今回の国家安全法とは何ぞやと言うと、『香港での、反体制活動を禁じる』と言う、完全な言論弾圧(統制)の法律だ!!
そもそも、一国二制度を掲げ、香港の高度な自治を容認していた筈なのだから、完全に【内政干渉】の法律に成る。
既にアメリカや台湾、元々の統治者だったイギリス政府は、香港からの難民(政治難民含む)の受け入れ数をどうするのか、検討に入っている。
まぁ、難民に紛れて、中国共産党の工作員やスパイ、香港マフィアが入って来る可能性が高いから、慎重に審議をしているのだろう。
日本は相変わらず、対岸の火事状態で、何にも考えて無いどころか、この後に及んで、習近平の国賓来日をやろうとしているのだから、呆れて物も言えない。
まず、日本国政府は、アメリカ側に付く以外の選択肢は無い!!
断言する!!
これは韓国も同様。
何故なら、自国内に、米軍基地が多数存在するからだ!!
アメリカが、仮想敵国に睨みを効かせる為の橋頭堡を、簡単に手放す訳が無い。
何せ、国民の血の代償を払ってでも手に入れた利権だ!!
アメリカの保守層が許さないし、米軍関係者やCIAも、絶対に許さない。
日本がアメリカを裏切るのなら、何故日本に米軍基地が有るのかと言うもう一つの理由を、日本政府と国民は、血を流して知る事になるだろう。
つまり、『日本再占領プログラム』からの、【アメリカの新しい準州に統合】と言う流れに成る。
アメリカ版の、一国二制度の誕生が見れる事に成る。
まぁ、その前に、中国寄りの政治家と安倍晋三の、金銭スキャンダルがCIAからリークされ、現行内閣が潰される方が先だけどな(笑)
その証拠が、中国寄りだった田中角栄元総理の【ロッキード事件】だ!!
>【ロッキード事件】
ロッキード事件は、アメリカの航空機製造大手のロッキード社による主に同社の旅客機の受注をめぐって、1976年(昭和51年)2月に明るみに出た世界的な大規模汚職事件のこと。
(ウイキペディアより)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6
賄賂や献金(特に外国企業)は、相手のスキャンダルを掴んで言う事を聞かせたり、言う事を聞かない奴を排除する為に行う工作行為だ。
安易に賄賂や献金を、外国企業等から受け取るとこうなる。
勿論!中国もアメリカもロシアも北朝鮮も、スパイ防止法が無い日本の政財界で、こうした工作活動はやりたい放題な訳だよ。
だから、スパイ防止法が必要だし、スパイの養成が必要だし、憲法9条の改正などよりも、よっぽどコチラの方が、先にやるべき法改正なのだよ。
中国寄りの政治家や企業家、ロシア寄りの政治家や企業家、北朝鮮寄りの政治家や企業家が居るのは、こうしたハニートラップにやられているからだ!!
さて、よほど詳しく調べない限り分からない事だが、香港はアジアの金融機関のハブに成っており、それはイギリスの統治時代から変わらない。
中国の富裕層が、海外に送金するのも、他国が中国や他のアジア諸国に送金するのも、香港がハブに成って、今までは行われて来た。
しかし、香港国家安全法により、金融の自由な取引が、中国共産党により、統制される危険性が高いから、アメリカやイギリスなどの先進諸国は、香港国家安全法に反対しておるのだよ。
まぁ、日本は相変わらず【遺憾の意】だけだけどな(笑)
しかも、何にも制裁措置も取らない情けなさ(呆)
日本にも、影響が多大に起こるのにね?
まぁ近々、ドナルド・トランプおじさんに、安倍晋三おじさんが、電話で罵倒されると思われる。(笑)
と言う訳で、アメリカもイギリスも、香港国民を心配しているかの様に中国共産党を批判しているが、実際には、アジアでの金融取引のプレゼンスを失うから、批判しているに過ぎない。
まぁ、国際政治などこんなものだし、これが所謂プロパガンダと言う物なんだよ。
な?大人も世界も【薄汚い】だろ?
こんなものだぞ?政治なんてのは(笑)