表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
30/603

脱亜論

さて、今回は歴史のお話だ!


君達は福沢諭吉の事をもう習ったかな?


おじちゃんの頃は、慶應義塾大学の創立者で、『学問のすすめ』を書いた偉人と習った


まぁその通りだが、ここまでしか学校では教わらなかったな


今はどうなんだろう?


それはさておき、実は福沢諭吉先生は『学問のすすめ』以外にも、かなり大事な社説(新聞)を書いたり、発言したりしているんだな


今回はその辺を書いて行くぞ


その一つがこの『脱亜論』という新聞社説だ


まず、その内容を見てみよう



1885年3月16日に脱亜論は新聞『時事新報』の社説として掲載された。原文は無署名の社説で、本文はカタカナ漢字表記、長さは400字詰原稿用紙で約6枚である


第1段落

まず、執筆者は交通手段の発達による西洋文明の伝播を「文明は猶(なお=あたかも。まるで。)麻疹の流行の如し」と表現する。それに対し、これを防ぐのではなく「其蔓延を助け、国民をして早く其気風に浴せしむる」ことこそが重要であると唱える。その点において日本は文明化を受け入れ、「独リ日本の旧套を脱したるのみならず、亜細亜全洲の中に在て新に一機軸を出し」、アジア的価値観から抜け出した、つまり脱亜を果たした唯一の国だと評する。


第2段落

「不幸なるは近隣に国あり」として、支那(清)と朝鮮(李氏朝鮮)を挙げ、両者が近代化を拒否して儒教など旧態依然とした体制にのみ汲々とする点を指摘し「今の文明東漸の風潮に際し、迚も其独立を維持するの道ある可らず」と論じる。そして、甲申政変を念頭に置きつつ[4]両国に志士が出て明治維新のように政治体制を変革できればよいが、そうでなければ両国は「今より数年を出でずして亡国と為り」、西洋列強諸国に分割されてしまうだろう、と予測する。

(Wikiより転載)


ん?何だか意味がわからないよな?


それを大まかに解説した物がこれだ



その上で、このままでは西洋人は清・朝鮮両国と日本を同一視してしまうだろう、間接的ではあるが外交に支障が少なからず出ている事は「我日本国の一大不幸」であると危惧する。そして、社説の結論部分において、東アジアの悪友である清国と朝鮮国とは、隣国という理由で特別な関係を持つのではなく欧米諸国と同じような付き合いかたにして、日本は独自に近代化を進めて行くことが望ましいと結んでいる。「我れは心に於て亜細亜(アジア)東方の悪友を謝絶(しゃぜつ)するものなり」とは「心(感情)」という個人的な感情を表した表現であって、「国家関係として日本と朝鮮とは縁を切って国交断絶すべき」というような主張ではない。

(Wikiより転載)


んで、この中で触れられている甲申政変と言うのが、日韓併合より前に行われた、朝鮮国内のクーデター何だな


これは失敗に終わっている


だからこそ福沢諭吉先生は、朝鮮(韓国)や清(中国)と日本は違うんだと言う事を列強(当時の経済大国)にわからせなければならないと言っているんだ


何故かって?


日本も列強に虎視眈々(こしたんたん)と狙われていたから何だな


日本もアメリカに不平等条約飲まされて、ようやく多少ましに成った位の時期だから、すごく危険な状態だ ったんだよ


ロシアは南下政策で日本も狙ってたし、清(中国)も日本の長崎で悪さして、日本政府や日本国民を激怒(げきど)させていて、完全に日本をなめきっていたんだな



長崎事件ながさきじけんとは、1886年(明治19年)8月に長崎に来航した清国北洋艦隊水兵が起こした暴動事件。長崎清国水兵事件とも呼ぶ

(Wikiより転載)


だから福沢諭吉先生は、朝鮮や清(中国)とは西欧諸外国と同じく、適切な距離をおいた国交をしなさいと教えているんだ


これは現代にも通じる事何だな


隣に有る国だからと言って、過度に配慮(はいりょ)する必要は無いんだ


ところが現実はどうかな?


中国で数年前反日暴動が起きたんだけど、日本の中国大使は、あまり痛烈(つうれつ)に 批判してないんだ


やはり数年前に、尖閣諸島で中国の漁船が領海侵犯した時、海上保安庁の船に体当たりする暴挙(ぼうきょ)に出た証拠の動画を、海上保安庁の職員がリークするまで隠していたんだ


その上、政治的配慮で中国人船長を中国に帰してしまったんだな


これらは民主党のやらかした事だな


こんなバカげた配慮が本当に必要だったのかな?


明らかに犯罪だろ?暴動も船の領海侵犯も?


おまけに、韓国や中国に配慮して、総理大臣が靖国神社を参拝しないのも、おじちゃんから言わせればおかしな話だ


何で他国の戦没者(せんぼつしゃ)慰霊(いれい)を、外国がとやかく言うのか?


そんな権利は外国にはないだろ?


だいたいにして、内政干渉(他国の政治的行為に口出しする事、基本的に禁止されている)だろ?


中国人や韓国人は、靖国神社にお墓や位牌が有ると信じているようだけど、神社にそんな物は無いからな


それはお寺だろ?


靖国神社は幕末維新の戦没者から祭神として(まつ)られているんだな


だから祭神には、坂本龍馬もいるんだぞ?


それにA級戦犯とは、特別悪い事をした人の事では無いんだ


ABC級戦犯と言うのは、戦争犯罪の区分の事で、A級だから特別悪いと言う意味では無いんだ


それにしたって、日本国が誰を神社に祭神としてお奉りしたって、中国や韓国が文句を言う筋合いの事では無いんだ


だいたい、戦争を起こした事が罪だと言うなら、アメリカだって、中国だって戦争犯罪者だろ?


違うかな?


だから、中国や韓国はメチャクチャな事を言っているんだよ


それは何故か?


単純に日本に対する『嫌がらせ』と『日本を悪者にする事で、中国や韓国内の不満をそらすため』何だな


だから、中国や韓国が靖国神社に対して言ってる事は、まったく根拠が無いんだな


な?福沢諭吉先生の言ってる通りだろ?


となりだから、近いからと言って配慮しても、中国や韓国は理不尽(りふじん)な事を日本にしたり言って来るんだせ?


まともに相手しても、しょうがないだろ?


おじちゃんから言わせれば、福沢諭吉先生の言う通り、中国や韓国とは距離をおいた方が良いと思うんだな?


しか~し!!ここでまた注意だ!!


確かに中国政府や一部の中国人、韓国政府や一部の韓国人は日本から見て最悪だ!!


だからと言って、全ての韓国人や中国人がこんな考え方をしてる訳では無いからな


もちろん、中国にしても韓国にしても『反日教育』されているから、反日的な人の方が圧倒的に多いが、全員ではない


前にも言った通り、もし万が一『靖国神社が~‼』とか言われたら、『内政干渉』とつっぱねて相手にしないか、違う話題にすりかえて相手にするなよ?


彼らの言ってる事は、根拠が無いんだからな!!


では、今回の学校が教えない歴史はこれまで!


また読んでくれよな?


どうだったかな?


今はお札の肖像にも成っている『福澤諭吉』先生だけど、先生は今の日本がこうなる事も達観していた様な気がするんだな?


日本人はどうにもお人好しな国民性が有るから、『隣の国だからと言って、余計な配慮は不要なんだよ?』と日本人に注意を促して下さったんだろうな?


日本人はおじちゃんが子供の頃(昭和50年代・1970年代)迄は、君達が考えられない程近所付き合いが緊密だったんだ


隣近所の子供は、年齢に関係無く一緒に遊び、年長者が自然にリーダーシップを取っていた


子供が悪い事をすれば、隣近所関係無く叱られたもんだった


それどころか、隣近所の大人がおやつ何かも誰それの子供関係無く食べさせたりしていたんだよ


そんな国民性だから、福澤諭吉先生は日本が間違った認識で行動しない様に注意して下さったんだな


さて、福澤諭吉先生が言っている事を例え話にするとこうだ!


例えばとなりの家族が、自分の家族に対して理不尽な感情(意味不明な敵意)を抱いて居たとする


そんなとなりの家族に、自分から色々と配慮してとなりの家族の意見を聞いたり、友好的になる為に気を使って御歳暮を贈ったりする


それを自分の意見は何でも聞いてくれると勘違いした『となりの家族』が更に理不尽な要求をしたりして行動をエスカレートさせる


流石に我慢の限界に達した自分の家族が、となりの家族と仲が悪くなる


それを自分に対する【敵対行為】と考えた『となりの家族』が、自分の家族に暴行を加える暴挙に出る・・・


こう言う事がとなりの国とは起きかねないと、福澤諭吉先生は教えてくれたんだな


となりだからと配慮する事が、必ずしも正しい行為(友好を築ける行為)では無いと言う事なんだよ


他の国と同じに慎重に扱えと言う事なんだな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ