表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
288/600

宮城県の上下水道コンセッション方式(宮城県方式)に【絶対反対】

今回のパブリックコメント募集につき、反対意見を投稿さけて頂きます


みやぎ県式水道コンセッション方式が、如何に間違って居るのかを指摘して参ります


まず、基本として『人は水無しでは生きて行けない』のです


それを『利益を得る事が目的の民間企業へ委託する』のは、根本的に間違っておりますし、何よりも『利益を最大化する事が目的の民間企業では、将来的に料金の値上げが実質されるのは避けられない』のです


それに、『民間企業に委託すれば、コストが抑えられる』と言う根拠も曖昧ですし、試算結果もイマイチ納得出来ません


まず、人件費が抑えられるのなら、それはつまり『非正規雇用者を使って、人件費を抑える』事に他ならないのでは?


それなら、既に非正規公務員(派遣公務員)も増えておりますので、公営でも可能の筈です


もっとも、地域経済的には、企業は儲かりますが、被雇用者は『非正規雇用の為に、低賃金化される』ので、地域経済の活性化には成りませんし、寧ろ、水道局の公務員が解雇された場合、水道民営化した地域から移転し、更に優位な雇用先に移ってしまう可能性が高いのでは?


コストを抑える=被雇用者の低賃金化ですからね?


更に、必要な納入資材のコストを抑えたいなら、競争入札すれば良いだけの事ですよね?


これも、任意契約では無く、競争入札化した場合、入札企業の利益が減るので、地域経済活性化には悪影響です


それに、委託した民間企業がコスト削減出来得るのなら、県の説明の通り『納入資材を安く仕入れた』と言う事で、今まで宮城県に資材を納入していた企業は、確実な仕事が減って利益を減らしますし、又は、安い資材と言う事は、質の低下も懸念されますよね?


『安かろう悪かろう』と言う言葉は伊達では無い


ましてや、高品質が求められる、上水道では尚更の事


逆に、『第三者機関や宮城県が監督するから、水の品質の低下は起きない』のなら、コスト削減効果は【無い】か【大した効果は無い】筈です


つまり、意味が有りません


ましてや、今回の白石市の事例の様に、『人口減少から、将来的に水道料金の値上げに繋がる』と言う理由は、理屈に成っていませんよ?


ならば、『人口減少に歯止めをかける政策の実行の後押し』をするのか先であり【人口減少するから、水道が維持出来ないから民営化】は、明らかに矛盾しております


以前も知事室に直接投稿しましたが、この受注業者は、新たに『NPO法人』として、起業するのですか?


公共サービスの最も重要な水道(特に上水道)の運営権を『営利団体』に付与する事は、一般的には【レントシーキング(利権誘導)】に成ります


ですので、最悪でも『非営利団体』で無ければ成らない筈ですが、その点については、どんな資料にも記載が無いので、【レントシーキング(利権誘導)】と判断するしか有りません


しかも、その額は約三億円です


コンセッション方式により、基本インフラ(水道管)の管理や施設が宮城県管理だからこそ、運営権譲渡による、【三億円の利益供与で有る】としか言えません


しかも、『人口減少による水道料金値上げの可能性』を言うのなら、民営化しようが何事しようが、【絶対に水道料金は値上げせざるを得ない】のでは?


完全に逆ザヤになる事が確定して居る様な事業を、民間の営利団体が引き受ける訳が有りませんよね?


だから『非営利団体』で無ければ成らない


しかし、非営利団体で有るのならば、『宮城県が今まで通りに運営しても、何も変わらない』筈です


水道運営費が高騰していると言うのなら、何故民営化より先に、効率化しないのか?


民間に出来て、公務員に出来ないと言う理屈は通りませんよね?


それは、公務員の能力を低く見積もっている証拠では?


地方交付税の減少や、消費税導入による、人口差による【地方消費税の格差】で、宮城県及び宮城県管轄の自治体の運営が厳しい事は里海おります


しかし、『水は命に直結する問題』ですので、水道コンセッション方式(明らかな利権誘導)は、絶対に許されざる政策なのです


上記の様に、どんな理屈を捏ねようとも、水道コンセッション方式(民営化)は、正当化出来ません


民間に出来る事なら、公務員にも出来る筈です!!


宮城県がインフラ(水道管)を管理し、運営権のみ委譲するのでは、【長期に渡って確実に儲かる利権誘導】な【だけ】です


宮城県も、色いろなコストカットをして来たと思いますが、何故水道だけは出来ないのかと?


意味不明では?


水道コンセッション(民営化)の様に、そもそも競争相手が居ないサービス等では、『市場原理によるコストダウン(笑)』など起きる訳が無く、水道民営化は、完全な欺瞞とレントシーキング(利権誘導)に過ぎませんよ


それこそ、人間や生き物は、『水無しでは生きて行けない』のですからね、そして水道料金が上がれば、水道を使う各種産業も、当然値上げするか、利益が減少しますので、見事に地域経済が、悪化するのは目に見えております


まずは、地方消費税の事も踏まえ、『人口減少に歯止めをかける政策の実行』と、『人口増に繋がる政策の実行』が不可欠です!!


富谷市が、実に良い例では有りませんか?


トヨタの招致は、実に見事な手腕でしたし、人口を増やす事が出来ましたよね?


何故あれを、白石市では出来ないと決め付けるのかと?


水道コンセッション方式による民営化には、どんな理屈を捏ねようとも【絶対に反対】致します!!

どうだったかな?


この問題も、そもそもが『消費税導入による、地方消費税導入より、地方交付税が減らされて、人口差による地域格差が拡大した』からこそ、起きている問題であり、一部政治家(安倍晋三など)の利権漁り使われ、民間業者へ『確実に儲かる利権』を与えてしまっている訳だぞ?


ちなみに、論文では触れていないが、宮城県方式の言う所の


※『水道料金は、第三者機関が管理するから大丈夫』


は、完全なる【嘘】だ!!


第三者機関が監視しようが、赤字に成る(逆ザヤ、利益よりも支出が増える)様な事業を、民間の引受け業者が続ける訳が無いよな?


そうなると、結果


※『宮城県が損失補填する(無理、予算制約で、拡大する水道運営費をコストダウンする為の民営化なのに、赤字補填する予算が何処に有るのかと?)』


※『該当の、宮城県内の自治体が赤字補填する(無理、そもそも、運営費が高騰するから継続困難と言っているのに、どうやって赤字補填するのが?)』


※『引受け業者が撤退、再公営化(公務員の再雇用など、無駄な支出が発生、そもそも、第三者機関への顧問料も、無駄な支出なのでは?これも一種のレントシーキング)


と言う、嘘だらけの酷い【粗悪な素案】だと言う事が分かるのでは?


てか、これを東北大学の教授等が支持するのだから、御用学者の悪弊は、本当に酷い物だ!!


大学教授と有ろう物が、この程度の【嘘】を見抜けないのなら、経済学者や政治学者の資格は【無い】!!


読者諸兄のお住まいの地域も


※【明日は我が身】何だぞ?


是非とも宮城県や宮城県知事に、水道民営化反対の意見を投稿し、【悪辣な利権誘導の糞政策】を叩き潰そう!!


ちなみに、宮城県知事の記者会見の一部を抜粋して投稿するが、村井県知事の狂った政策立案の【醜さ】を見て欲しいぞ!!



>【宮城県知事記者会見(平成30年12月10日)】


『今回の水道法改正は、水産業復興特区や仙台空港民営化と同じように、宮城県から政府に働き掛けて実現したものです。まさに、地方から国を動かす一つのモデルになったと思っています。具体的には、2年前に行われた国の未来投資会議において、私から仙台空港民営化と同じように水道の民間開放も必要である、その際に完全民営化ではなくてコンセッション(公共施設等運営権)方式もとれるような形にするべきではないかと議長である※【安倍総理に直接お話をいたしました。それによって実現したものでございます。】そういった意味からも非常に感慨深く受け止めております。先の通常国会で(法案が)通ると思っていろいろ予定を立てておりました。残念ながら臨時国会まで先延ばしになりましたけれど、しっかりと結果を残さなければならない、このように思っております。

 今後の進め方を簡単に説明させていただきます。』


https://www.pref.miyagi.jp/site/chiji-kaiken/kk-181210.html

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ