住民投票や国民投票の欺瞞!
そもそも論として、『住民投票』や『国民投票』には欺瞞が有る
何せ日本の場合、公職選挙法に基づいた『国政選挙と地方選挙』が有るのだからね!!
何らかの政策に不満が有るのなら、『その政策を掲げる候補や政党に投票しない』事で、住民投票や国民投票と同じ効果を得る事が出来る
ほら!『住民投票』や『国民投票』って、欺瞞が有るでしょ?
まるで『住民投票』や『国民投票』が、国民の意見を政治に反映させる唯一の方法的な事を、マスコミやら一部政治家(誰とは言わないが(笑))に言われて、その気になってりゃせんかね?
この通り『まるっきり嘘』だぞ(笑)
「国政選挙や地方選挙で、あの政策が気に入らないから他の政党や候補に入れたけど、結局与党が勝っちゃう」から
『直接投票で民意を届けましょう』と言うのが、住民投票や国民投票の趣旨だよな?おそらく?
しかし、結論は変わらないぞ?
特に『地方自治体の住民投票』の場合、結局意図的に集票している様な、自称市民団体やらの工作も行われるし、そもそも住民投票や国民投票に行かない人達も多いはず
何が違うんだ?国政選挙や地方選挙と?
例えば、沖縄県の住民投票条例の場合
在日米軍辺野古基地移転の是非を問う県民投票は、三択の投票に成った
いわく
※【反対】
※【賛成】
※【どちらでもない(わからない)】
これで良いのかと?
事の是非はともかく、前回の沖縄知事選挙で、辺野古基地移転に反対した『玉城デニー』氏が当選した時点で、沖縄県民の民意は、ある程度決まった訳だ
何でもう一回、是非を問う必要性が有るのかと?
無駄な税金使ってまで
ましてや【どちらでもない(わからない)】は、反対にも賛成にも取れる、極めて曖昧模糊とした選択肢で有り、出鱈目も甚だしいと言わざるを得ない
しかも、この沖縄の県民投票が行われる時だけ、沖縄に住民票を移して、工作する事も出来て仕舞う訳だよ
これが例え『外国人永住者』であっても、投票権が与えられて仕舞うので、極端な話『在日支那人や在日コリアン』の工作活動も可能になる
『数が少ないから大丈夫!』とか言う問題ではないぞ?!
立派な【内政干渉】だからな!!
>【住民投票条例 投票資格の範囲】
先述のとおり、公職選挙法の適用を受けないため、投票資格の範囲については自治体の裁量で自由に定めることができる。外国人に投票権を与えたり、18歳未満の者(18歳選挙権が認めらていなかった2016年6月以前は20歳未満の者)に投票資格を与えている条例もある。
外国人への投票資格付与は、実質的な外国人地方参政権付与ではないかといった指摘もなされており、日本会議地方議員連盟なども憲法違反の恐れを指摘している。
(ウイキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8F%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8%E6%9D%A1%E4%BE%8B
上記の説明通り、特に『住民投票』は、『公職選挙法の適用を受けないため、投票資格の範囲については自治体の裁量で自由に定めることができる。外国人に投票権を与えたり、18歳未満の者(18歳選挙権が認めらていなかった2016年6月以前は20歳未満の者)に投票資格を与えている条例もある。』と言う大問題が有る!
これでマトモな『民意反映』が出来るとでも?
ましてや以前の『大阪都構想の是非を問う住民投票』では、大阪都構想は否決されたのだが、【大阪維新の会】は、再度の住民投票を訴えている
>【大阪都構想住民投票「参院選後も」 松井知事、公明に配慮】
大阪都構想の賛否を問う住民投票の実施時期について、大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会代表)は9日の定例会見で、公明党が7月の参院選後でなければ応じられないとするなら、「われわれとしても、そこに配慮するのはありだと思う」と述べ、国政選挙に集中したい公明の意向に一定の理解を示した。松井氏はこれまで「参院選まで」を住民投票のリミットとして譲らず、両党の対立が深まっていた。(後略)
(2019.1.10 産経ニュース)
https://www.sankei.com/politics/news/190110/plt1901100001-n1.html
これの何処が民意反映なのかな?
自分の主張が通るまで、何度でも住民投票しても良いのなら、多数決による民意反映など意味が無いだろ?
『大阪都構想に賛成』が通るまで、住民投票すれば良い事に成って仕舞うよな?
だから【大阪維新の会】や【日本維新の会】は、問題が多いと書いているんだよ!!
これは『沖縄基地移設住民投票』でも同じ事だよな?
『辺野古移設反対』が通るまでやり直すのなら、全く意味が無い
逆もまた然りで、『辺野古移設賛成』が通るまでやり直し出来るのなら、矢張り意味が無いのでは?
だから、特に『地方自治体の条例による住民投票』は、非常に問題が有りますし、【直接民主制】でも【民意反映】でも有りません
住民投票こそが【非常に悪質なポピュリズム】なんだよ!!
危険極まりない『衆愚政治』の温床だと断言出来る!!
『住民投票』とは、為政者や何かしらの政策を無理矢理実行したいグループの、『完全なる欺瞞』だ!!
辺野古移設に反対なら、まず沖縄議会から自民党を追い出し、国政選挙で自公候補を落選させれば良いのでは?
そして全国各地に、『辺野古基地移設反対の理由と根拠』を根気強く訴えて、辺野古基地移設反対の党派なり候補者を、国会に沢山誕生させれば良い
大阪都構想にしても然りで、賛成なら【大阪維新の会】を大阪市議会内で圧倒的多数派にする為に、選挙で大阪維新の会候補に投票して、議席を増やしてやれば良いのでは?
おじちゃんの意見はそんなにおかしいかね?
正論を述べているだけだと思っておるのだが?
今の所『地方自治体の住民投票』に法的な拘束力は無いが、この結果を盾に言論活動をしたり、法廷闘争に使える根拠に成って仕舞うのだよ!!
『国民投票』にも問題は有るが、特に【地方自治体の住民投票】など、『悪質なポピュリズム』かつ『衆愚政治の温床』なので、『駄目!絶対!!』なんだよ!!
仮に『北海道を独立させる住民投票』をして、万が一賛成が多数派に成ったら?
こうした『非常に危険極まりない』事実も孕んでいる事を覚えておいて欲しいぞ?!
どうだったかな?
少し投稿が遅くなった記事だが、今後【大阪維新の会】が、再び『大阪都構想』の住民投票をする可能性が高い事から、今の内に、この『住民投票の欺瞞』を解説しておきたかった
『玉城デニー氏の所属する国民民主党』は、沖縄県議会の過半数を握っている訳では無い
『大阪維新の会』は、大阪府と大阪市議会の過半数を取っている
この場合、少なくとも大阪市民の過半数は、『大阪都構想に賛成』した事に成る
選挙結果から、これは明らかだよな?
仮に大阪府の大阪市以外の自治体が『大阪都構想に反対』だったとしても、大阪都構想に関係の有る自治体で結果が出たのだから、同仕様も無い
これで、もし住民投票を行い、『大阪都構想に反対』の意見が過半数を超えたら、中々面白い結果だと言える
つまりは『大阪維新の会の府政や市政は認めるが、大阪都構想は駄目だ』と言う事に成る
まぁ、第三者からすれば(大阪市民では無い)、大阪維新の会の府政なり市政は、『ほぼ安倍内閣と同じなので、全く評価に値しない』と思うけどな
大雑把に書けば『カルロス・ゴーンの改革路線と同じの、単なるコストカッターに過ぎない』と言う話であり、レントシーキング(利権誘導)しかしていない、新自由主義者の集まりだと言う事だな
それはさておき、本文で指摘している通り
※『住民投票は、何度もやり直すなら、まったく意味が無い』
んだよ
そんな事を言ってる政党やら県知事が、【マトモな政治家】だと思うかな?
おじちゃんは思わないな




