表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
206/600

冤罪を生みかねない、【Me Too】運動の問題点

さて、『ハリウッド女優が、プロデューサーからセクハラを受けていた』事をネットで拡散した事を契機に、【Me Too運動】と言うのが流行り出してるよな



>【セクハラ被害の声を上げる「#MeToo」運動が全米に。9歳、16歳で暴行されたスターも】


いまSNSで、ある言葉が急速に拡大中だ。その言葉とは、日本語で「私も」を意味する「#MeToo」。ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑が報じられたことをきっかけに、セクハラを受けた経験を持つスターたちが続々と声を上げ始めているのだ。


◆トップ女優、男優、子役までセクハラ被害に…


アンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトロウといった有名女優に続き、新たにセクハラを告発したトップ女優はリース・ウィザースプーン(41)。式典に参加した際、16歳の時にある監督から性的暴行を受けたことがあると明かしたリースは、直面すべき「醜い真実」があると語り、聴衆に向かってこう話した。


「私にもとても鮮明に思い出される経験があります。眠れなくなりますし、考えるのも辛く、不安や誠実さ、そしてもっと前に話さなかったことに対する罪悪感など、たくさんの感情を打ち明けるのに苦労します。私が16歳だった時に私に暴行した監督には心底嫌悪感を抱いていますし、口外しないことが雇用条件だと圧力をかけたエージェントやプロデューサー達に怒りを感じます」(後略)

(exciteニュース)


https://a.excite.co.jp/News/woman_clm/20171022/Joshispa_20171022_00773782.html


日本でも、この様な事が最近騒がれていた



>【はあちゅう、電通時代に岸勇希からセクハラ・パワハラを受けたと告発】


この世界的な”#MeToo”(私も)ムーヴメントを受けて、作家・ブロガーとして有名な「はあちゅう」さん(伊藤春香)(31歳)も、電通に所属していた際に受けたというセクハラ被害について告発し、大きな反響を呼んでいます。

(コジテク)


https://koji.tech/?p=14306


敢えて反発覚悟で書くと、これは『鉄道等による痴漢冤罪』や『所謂ヘイトスピーチ問題等の、人権問題等の印象操作』にも使えて仕舞う、非常に危険な『社会による不当な抑圧(吊し上げ)』に成る可能性が否定出来ない!


此等の件に関して言えば、例えば【豊田真由子】元議員の一件の様に、明確な【証拠】、例えばボイスレコーダーによる音声等が有ったから、此れは明確な【パワハラ】だと言える


タクシーの乗客による、ドライバーへの暴行や暴言等も、『ドライブレコーダーと言う明確な証拠』が有るから立件出来る訳だよな?


しかし、これが何の証拠も無い、単に『被害者の証言のみ』とかだと、『加害者の証言と食い違う』事が有っても、印象のみで『加害者が悪い!!』と決め付け兼ねない危険性が、【MeToo運動】には内包されているんだよ


もしこれが、『本当に冤罪』だった場合、加害者にされた人達は、何も悪い事はしていないのに、世間から吊し上げを食らう事に成るよな?


君達も【LINE】とか【学校掲示版】で、『無い事無い事』書かれて非難されたら、腹が立つだけでは無く、下手したら学校生活が最悪に成るだろ?


安易に【MeToo運動】を支持しても大丈夫かな?


おじちゃんは安易には支持出来無い


『鉄道等の痴漢冤罪被害』は思いの外多く、実は鉄道会社の『女性専用車両』には、【女性を痴漢被害から守る】と言う目的以外にも、【男性を痴漢冤罪被害から守る】と言う側面も有るんだぞ!!



>【英国地下鉄、日本と違う「痴漢冤罪」への対応】


いきなり警察に引き渡すことはしない


2017年07月20日


ロンドンには専門チームが


そうなると、やはり冤罪も少なからず発生する。日本の場合、疑いをかけられた側の立場が弱く、痴漢トラブルに巻き込まれたら、それが事実かどうかをきちんと特定する以前に拘束されるおそれがある。その状況までいくと、痴漢の前科者というレッテルが付いて回り、家族関係や仕事関係など、その人の人生を根底から左右しかねない状況へと至り、法的な制裁より前に、社会的な制裁が待ち受けているということになる。


※【中にはこうした状況を逆手に取り、痴漢に遭ったと主張して、慰謝料を要求する事件が発生したこともあり、捜査のあり方に課題を残している。痴漢行為は決して許されることではないが、もし冤罪で人生を棒に振ったとしたら、絶望という言葉以外見つからない。】


TfLでは、こうしたトラブルの通報を受けた際、加害者として被害者から訴えられた人をいきなり拘束したりすることはせず、もちろん警察へ引き渡したり、家族や会社へ連絡したりすることもない。


特別に訓練された専門チームが、まず被害者から証言をきちんと聞き出し、駅構内や電車内に設置された膨大な数のCCTVカメラからの情報を解析、もしいれば証人の意見なども参考にして、原因の究明や犯人の特定を進めている。


JR東日本は、量産が始まった山手線用新型車両E235系車両について、2018年春ごろより車内ドア付近に順次、CCTVカメラを設置していくと発表した。社会問題となっている日本のラッシュ時における痴漢行為だが、その抑止効果としてはもちろんのこと、万が一トラブルが発生した際の状況分析など、冤罪防止のために公正な調査を行えるように活用してほしい。

(東洋経済Online)


http://toyokeizai.net/articles/amp/181023?page=3


この様に、イギリスでは専門対策チームが組織されておる程なのだ!


そしてこれが、【痴漢冤罪】の実例だ



>【防衛医大教授痴漢冤罪事件】


防衛医大教授痴漢冤罪事件(ぼうえいいだいきょうじゅちかんえんざいじけん)は、小田急小田原線で痴漢行為をおこなったとして強制わいせつ罪で防衛医大教授が逮捕された事件である。


被告人が、小田急線の満員電車内で女性Aに対して行ったとされる痴漢行為による強制わいせつ被告事件において、被告人が一貫して捜査段階から一貫して犯行を否認しており、Aの供述以外にこれを基礎付ける物的証拠等の客観的証拠がなく、被告人にこの種の犯行を行う性向をうかがわせる事情が存しないという状況では、Aの供述の信用性判断は特に慎重に行う必要があり、Aの供述する被害状況に不自然な点が多数あること等を勘案すれば、Aの供述の信用性を全面的に肯定し、被告人を有罪とした第1審判決及び原判決の認定は不合理であり是認できないとして、破棄自判し無罪とした事例。


【概要】


2006年4月18日朝、東京都世田谷区内の小田急線成城学園前-下北沢駅間を走行中の準急内で被害者の下着に手を入れ、下半身を触ったとして防衛大教授が強制わいせつ罪で逮捕された。起訴された後も、被告は一貫して容疑を否認した。1審・東京地裁は教授の左手で触られていたとする女性の証言の信用性を認めて懲役1年10カ月の実刑判決とした。被告は控訴したが2審・東京高裁もこれを支持して有罪判決を下した。


被告が上告して迎えた2009年4月14日の最高裁で痴漢事件としては初の2審の有罪判決を覆しての無罪判決を下した。判決で、指から下着の繊維が鑑定で検出されていないなど客観証拠がなく、※【証拠は女性の証言だけで、被害者は痴漢にあってから一度電車を降りたのに再び同じ車両に乗って被告の隣に立ったこと、執拗に痴漢されたにも関わらず車内で積極的に避けようとしていないなどと痴漢の供述には疑いがあるとした。】


また、最高裁は「客観証拠が得られにくく被害者の証言が唯一の証拠である場合も多い。被害者の思い込みなどで犯人とされた場合、有効な防御は容易でない」して「特に慎重な判断が求められる」と指摘して、最高裁で初めて審理のあり方を示した。

(ウイキペディアより)


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E5%8C%BB%E5%A4%A7%E6%95%99%E6%8E%88%E7%97%B4%E6%BC%A2%E5%86%A4%E7%BD%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


この様な事が、【MeToo運動】でも起こりかねない


豊田真由子氏の『このはげ〜!!』の様に、明確な証拠が有るなら分かる


しかし、被害者の証言のみで、『私も私も』と賛同し、ましてやそれが『TV報道や新聞・雑誌』で取り上げられ、挙句それが【冤罪】だったとしたら、誰が『加害者にされた被害者』に対して責任を取れるのか?


『どうせ、私の事などばれないから良いや!』等と無責任な発言をした挙句、人一人の人生を奈落の底に落としかねないんだぞ?


被害者の証言のみに、安易に乗っかる事は、厳に控えるべきだとおじちゃんは思う


わざと【冤罪】を作って誰かに【復讐】する為に【MeToo運動】を利用したり、『人権問題の印象操作』に使われたりする危険性が非常に高い


こうした【最低限のマナーと言うか、常識】を持ちたい物だよな?


世間の風潮に流されるのは、【大変に危険】だ


もしかしたら、君達かおじちゃんが、この【MeToo運動】で冤罪被害に会うのかも知れないのだからね?

どうだったかな?


最近本文が長めに成って来ているな(泣)


近々【前後編】になる物も既に書いてあるので、そのへんは許してチョンマゲ(泣)


今回の【Me Too】運動だが、本文の通りで、思わぬ冤罪や人権侵害を起こす危険性が極めて高い!


フランスの大女優【カトリーヌ・ドヌーヴ】氏はこう語っている



>【女優ドヌーブ氏など仏女性100人、男性が女性を誘うのは「犯罪ではない」】


米映画界の関係者がハリウッドで長年黙認されてきた性的加害行動を強く糾弾するなか、フランスでは女優カトリーヌ・ドヌーブ氏ら100人の著名女性が9日、男性が女性を誘うのは犯罪ではないと公開書簡で主張した。


9日付の仏紙ル・モンドに掲載された公開書簡でドヌーブ氏たちは、昨年から次々と表面化する性的スキャンダルによって、新たな「ピューリタニズム(清教徒的な過剰な潔癖主義)」の波が起きていると警告した。


作家や学識者、表現芸術の関係者など著名なフランス人女性100人は、「ただ誰かの膝を触っただけ、あるいは誰かをキスしようとしただけで、多くの男性が問答無用に罰せられ、職を追われてきた」と批判している。


「強姦は犯罪だが、誰かを口説こうとするのは(たとえそれがしつこくても、あるいは不器用でも)犯罪ではない。そして、男性が紳士的にふるまうのは、決して男尊女卑な攻撃ではない」と、女性たちは書簡で主張している。


書簡に署名した女性たちは、昨年秋に米映画界の大物プロデューサー、ハービー・ワインスティーン氏が何十人もの女性を強姦、あるいは性的に暴行したと糾弾されたことを機に、「非難」の波が次々と押し寄せていると指摘。今や世界で新たな「ピューリタニズム」が進行していると主張している。


ワインスティーン氏は、合意のない性交渉については一切の疑惑を否定している。しかし、自分の振る舞いが「多くの痛みをもたらした」ことは認めている。


書簡の女性たちは、一部の男性による権力の乱用を指摘するのは正当で必要なことだが、ひっきりなしに続く糾弾の波は、収拾がつかなくなっていると指摘。このせいで、まるで女性が無力で、慢性的な被害者であるかのような雰囲気、女性をそのように見る風潮が生まれていると書いている。


「私たちは、今のこのフェミニズムの動きに、女性としての自分を見いだせない。権力乱用を非難する以上に、男性や性的なものを憎悪する動きになってしまっているので」と、書簡の女性たちは、ハリウッドを中心とした動きに距離を置いた。


ドヌーブ氏はこの書簡以前にも、誰それが性的な加害行動を女性にとったと男性を糾弾するソーシャルメディアでの運動について、当事者の男性を辱めるのが目的になっていると否定的な発言をしていた。


性的な加害行動を経験した世界中の女性と男性が、ソーシャルメディアで自分たちの経験をハッシュタグ「#Me too(私も)」を使って共有している。


フランスでは、ハッシュタグ「#Balancetonporc(いやらしい男を言いつけよう)」を使い、加害者の実名を挙げて恥をかかせようという動きが起きている。


女優のドヌーブ氏は1957年にデビューした後、100作品以上の映画に出演。アカデミー賞主演女優賞候補にもなっている。

(BBC News ニュース)


http://www.bbc.com/japanese/42631653


実に正論だし、実際にこの様な【冤罪】紛いの告発が相次いでいる事も指摘されている!


だから【安易にこの様な行為に乗っかるのは危険】だとおじちゃんも警告しているんだよ


本文にもある通り、『明らかな冤罪を告発して、他人の人生を台無しにしかねない』危険性が有り、勿論詐欺にも応用出来て仕舞うし、【人権マフィア】や【ウーマンリブマフィア】の利権にもされかねない!!


おじちゃんの論文を読んでくれている読者は、当然こんな【危険かつ馬鹿馬鹿しい運動】に加担する人は居ないと確信しているが、友達や親や兄弟が、この様な【危険性】に気付いていない様なら、それとなく指摘してあげて欲しいぞ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ