支那大陸は、近年まで日本と友好だった事は一度も無い
実は支那大陸に存在した歴代王朝と日本は、大東亜戦争後の【日中国交正常化】まで、一度たりとも友好だった事は無い
まず日支が初めて相対したと思われる【魏志倭人伝】の時代
これは有名な【三国志】の【魏書東夷伝倭人条】の略称だ
この時代においても、『邪馬台国の卑弥呼が魏に朝貢して、その返礼として魏から訪問団が来た時の話』だから、魏が倭人を見下して居たのは言うまでもない
更に【卑弥呼】とは当て字された物で、研究者によっては【姫巫女】をヒミコと聞き違いしたからだと言う説が有る
卑弥呼と当て字している所に、彼等の日本人に対する侮蔑の感情が透けて見えるよな?
ましてや【東夷】東の獣たからな?
そしてその後、約150年間日支関係は記録が残って無い
つまり『外交関係が無かった』訳だな
その後大和朝廷による遣使が行われていたが、【宋書 倭国伝】には、朝貢に来ていたと記されており、矢張り見下されていた事が分かる
そして【遣隋使】【遣唐使】の時代に移行する訳だが、此処で事件が勃発!
有名な「日出處天子致書日沒處天子無恙云云」と言う『日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや、云々』と言う国書で、隋皇帝煬帝を怒らせた事件だな
これに関しては、『日本書紀』と『隋書』で記述が異なる為に真偽が定かではないが、少なくとも【煬帝】を怒らせた事は間違い無いと思われる?
日本としては【平等な外交関係】を希望したけど、【隋】は相変わらず日本を見下して居たと言う事
だよな
その後、平氏(平忠盛)が密貿易をしていたが、【友好関係】とは言えない
そして、鎌倉時代に起きた【元寇(文永の役)】とその後の『民間による貿易』は行われていたが、これも【友好関係】とは程遠い
ちなみにこの当時、支那(元)は日本侵略を諦めてはいなかったが、それでも【貿易】ノミはしてたんだよ
今の中国共産党とそっくりだよな?
尖閣諸島に侵略を企てたり、日本のエネルギー安全保障に深く関係する【南沙諸島の軍事基地化】
ましてや、何度も指摘しているが、中国は日本に核ミサイルを何発も向けているからね!
その後室町時代に【日明貿易】が行われているが、これも【友好関係】とは程遠い
更に江戸時代に入り、所謂【朱印船貿易】が行われるが、これもかなり限定的で有り、とても【友好関係】等とは言えない
その後は皆も知っての通りの【鎖国時代】に突入し、明治新政府まで、支那との関係も限定的と成る
そして【日清戦争】【日中戦争】と続いて行く訳だから、ご覧の通で『日本と支那大陸の為政者との友好関係は、現在に至る迄一度も無い』んだよ
明治維新後の支那からの【留学生】だが、今でも支那からの留学生は多数来ておるが、日中関係が良好だとはとても言えないよな?
【日中国交正常化】後も、支那は『反日プロパガンダ』を華僑等を使って行っておるし、支那が日本へ多数の核ミサイルを向けており、更には尖閣諸島を侵略せんとする有様を見れば、何処も友好で有るとは思えない
つまり、古代から現在に至る迄、民間による貿易や経済交流は有ったにしても、『日支関係は一度も友好だった事は無い』んだぞ!
本来ならば、学校でもこの様な【真実】を教えなければならない
所詮、近い国同士の関係何てこんな物だ
以前紹介した朝鮮半島との関係も、古代から現在まで、マッタク友好だった事など無い!
>朝鮮半島と日本【朝鮮人は太古の昔から反日!!】
https://ncode.syosetu.com/n4357cw/170/
国際政治、特に近隣国家との外交においては、友好など幻想に過ぎないんだよ
これも何度か書いているけど、国民同士の交流は別問題だし、何より個人間なら友人に成れる人達が居るのは当然だ!
しかし、それと国際政治における外交とは【マッタク次元の違う別問題】で有る事は、常に頭において置かなければ成らないぞ
どうだったかな?
今回はかなり短めだったが、あの位の文量でも解説可能な位、支那大陸と日本は友好だったためしが無い
学校の歴史でもある程度習う事だが、本文の通りに古代から江戸時代迄見ても、あの様に『国交として、友好だった事は無い』事実が明らかに成る
と言うか、正式に国交を持ったのは、それこそ『日支事変の中国国民党(南京政府)以降』と言う事に成る
それにしても『軍事同盟』の色合いが強く、所謂【貿易】や【政策調整】等の通常の国交を持って居たとは言い難い
こう言っては何だか、確かに中国共産党政府の言う『政経分離』と言う日支関係は、それこそ古代大和朝廷の時代から続いていたと言う事に成る
そう考えると、中国共産党政府が言ってる事も、強ち間違ってはいないよな(笑)
流石に古代から、歴史を政治に使う民族は言う事が違う
今回の日支関係の流れの中で、常に日本と支那は政治的には相反しながらも、民間による経済交流(貿易)だけは、あまり途切れずに行われて来た事が明らかに成った
正直、1970年代迄はそれでも良かった
しかし、1980年代に入り、中国共産党政府が日本やアメリカやヨーロッパの経済力を利用して、中国の国力を上げる為の『改革開放政策』を推し進めて以降は、先進各国からの技術供与やアッセンブリー工場としての人件費の安さを背景とした中国本土への投資により、中国を、ある意味【暴走】させる程の経済力をつけさせてしまった
これも、国の事など顧みず、ひたすら己の利益ばかりを追求する『新自由主義者』達の仕業なのは言うまでも無い
それが、南沙諸島の軍事基地化問題で有ったり、不景気による財源不足から、日本が経済協力で及び腰に成った地域への経済協力での親中からの反日工作(インドネシア・パラオ・フィリピン・アフリカ諸国等)
尖閣諸島への不当な軍事介入に繋がっている
だから馬鹿みたいに何時までも景気回復出来ない【自民党】及び【安倍内閣】は、それだけでも十分に【国賊】と罵られても文句は言えまい!!
今の中国は、『日中関係回復』等と嘯いておるが、何の事は無い、中国の景気後退を受けて、日本からの投資や経済援助を引き出したいだけの話だ!!
又騙されるのなら、自民党も経団連も、最早単なる【国賊】だ!!
何で日本国内の景気回復を蔑ろにして、中国の景気回復を助けなければ成らないんだ?
これこそ、支那が千年以上使って来た【孫氏の兵法】。敵の力を利用して、自国の力を蓄えると言う工作だ!
それこそ【三國志】にも、この工作は良く出て来る
例えば【蜀(劉備)】が、呂布に領地を奪われた時に、【魏(曹操)】の力を利用して、呂布を退けたのはこの作戦だよな
その後は【魏】とは徹底的に仲違いしているし、【魏】の側も、終始劉備を信用しなかった
この程度の知識は、財界人や政治家や外務省の役人には持っていて欲しい物だ
『敵の敵は味方』と言う言葉は、決して伊達ではないのだ!!
だからと言って、支那人は決して他国や他人を信用する事はしない
一般民間人はともかく、支那の役人やエリート層は、間違い無く他国や他人を信用しない
と言うか、国際政治(外交)とは、そう言う物だ!!
今回の『日中関係回復』何ぞに騙されると、それこそ日本を窮地に落とし入れかねない【一帯一路計画】の資金を出資させるだけ出資させて、一帯一路が通る諸国で反日を繰り返し、挙句支那の国力を盛り返させるだけだろうな?
皆は夢夢騙されるなよ!!




