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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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インカ帝国の滅亡

さて、今回は『インカ帝国の滅亡』について論じて行こうと思う


読者諸兄も、「インカ帝国がスペインの侵略によって滅亡した」事は良く知っている事と思う


実は以前『戦国時代のポルトガルとスベインの思惑』の頁で触れた様に、インカ帝国の滅亡と日本の歴史とは深い関わりが有る


実はインカ帝国が滅亡したのは、1533年で丁度日本の戦国時代(室町時代)に当たる


しかも『種子島の鉄砲伝来』はそのたったの10年後の1543年だ!!


これを見れば、インカ帝国の滅亡と日本の歴史に深い因縁がある事を理解出来るだろ?


今回はインカ帝国がどうして滅んだのか?


その具体的な内容を解説して行く


インカ帝国にスペインが来たのは、丁度大航海時代(1514〜1648年)で、列強諸国が覇権を争って航路を開拓し、未開国を侵略して植民地化していた時代だった



 >スペインのコンキスタドール(征服者)たちは、フランシスコ・ピサロ兄弟に率いられパナマから南下し、1526年にインカ帝国の領土に達した。


 1527年、皇帝ワイナ・カパックが死去。彼らが大いなる財宝の可能性に満ちた富裕な土地に達したのは明確であったので、ピサロは1529年の遠征の後に一旦スペインに帰国し、その領域の征服と副王就任にかかわる国王の認可を得た。

(Wikiより抜粋)



この時に、Wikiには書かれていないが、インカ帝国皇帝ワイナ・カパックは、インカの土着信仰の神様である『ビラコチャ』とスペイン人を勘違いしてしまったんだよ!


どうしてそんな事が起きたのか?


『ビラコチャ』がどんな神様なのか?解説を読めばわかる



 >彼は当時無秩序だったアンデス地方の人々にいかに生活するかを示し、人々に慈愛や親愛を説いたとされる。


 ※【容姿は白人であご鬚をたくわえ大柄な男性。】


 ビラコチャは人々に慈愛だけでなく農業を教え、灌漑水路を造り、トウモロコシの作りかたや家畜の飼い方も教える。更に、行く先々で数多の病人を治した医師でもあった。


 ある時、ナスカ地方の村で※【見慣れぬ白人を恐れた村人が石を投げると不思議な武器を使いこの場を凌いだという。】


 この事件の後、ビラコチャは海の泡へ消えたとされる。この事からインディオ達はこの人物をビラコチャ(海の泡)と呼ぶようになった。部族により呼び方は異なりワラコチャ・スヌパなどと呼んだ。

(Wikiより抜粋)


※印の部分でわかる通り、当時のスペイン人の容姿そのままなのが理解出来るだろう


あご髭を生やした白人で、不思議な武器、要するに鉄砲(当時南米に鉄砲は無い)を持っていたスペイン人は、正に『ビラコチャ』そのものだよな?


それで神様と勘違いしたインカ皇帝やインカ国民が、スペイン人を大歓迎した挙句、金銀財宝を沢山お土産に持たせたんだよ


その金銀財宝を見たスペイン王が、インカ帝国の侵略を『フランシスコ・ピサロ』に命じた訳だな


その後の展開を見てみよう



 >ワイナ・カパックの二人の息子たちであるクスコのワスカルとキトの北インカ帝国皇帝アタワルパとの間で、内戦(1529年–1532年)が起こった。


 1532年にスペインのコンキスタドールがペルーに戻ってきたとき、インカ帝国はかなり弱体化していた。

(Wikiより抜粋)



スペイン人達が帰国した後、インカ皇帝の跡目争いから内戦が起き、インカ国内が疲弊している所に、運悪く征服者達が戻って来た事になる


この頃の南米大陸は、天然痘が猛威を奮っていた


内戦や天然痘のせいで、インカ国民の実に60%が死亡したと言う説がある


そこへスペインが侵略しに来たのだからひとたまりもない


ましてや鉄砲や大砲等の武器はインカには存在せず、スペイン人達に協力するインカ帝国の属国の兵力も相まって、あっという間にインカ帝国は占領されてしまったんだな


そしてインカ帝国を我が物にしたスペイン人達は、当時のインカ皇帝『アタ・ワルパ』にこんな事をしたんだよ



 >ピサロとビセンテ・デ・バルベルデ(スペイン語版、英語版)神父らの随行者は、少数の供しか連れていなかった皇帝アタワルパとの会見に臨んだ 

 

 バルベルデ神父は通訳を通し、皇帝と帝国のカルロス1世への服従とキリスト教への改宗とを要求した投降勧告状(requerimiento)を読み上げた。


 言語障壁と拙い通訳のため、アタワルパは神父によるキリスト教の説明に幾分困惑し、使節の意図を完全に理解できてはいなかったと言われている。


 アタワルパは、ピサロの使節が提供したキリスト教信仰の教義について更に質問を試みたが、スペイン人たちは苛立ち、皇帝の随行者を攻撃、皇帝アタワルパを人質として捕らえた(アタワルパの捕縛1532年11月16日)。


 アタワルパはスペイン人たちに、彼が幽閉されていた大部屋1杯分の金と2杯分の銀を提供した。


 ピサロはこの身代金が実現しても約束を否定し釈放を拒否した。


 アタワルパの幽閉中にワスカルは余所で暗殺された。


 スペイン人たちはこれをアタワルパの命令であったと主張、1533年7月のアタワルパ処刑に際しては、これは告訴理由の一つとなった。

(Wikiより抜粋)



何ともまぁ情け容赦も無いやり方だよな?


これが第二次世界大戦前まで続く、列強諸国による未開国の侵略のやり口何だよ


事の善悪はともかく、日本が此等の植民地を結果的に開放し、現在に至って居るのは間違いない事だよな?


それは誰も否定しようが無い


そしてこの『インカ帝国の滅亡』のあらすじを、どうも豊臣秀吉や徳川家康は知っていた様なんだよ?


だからキリスト教禁教令(キリシタン弾圧)をしたと考えらる


此等の情報をもたらしたのは、当時のイギリスや、お互いを牽制するオランダやポルトガル等のスペインのライバル国とされている


キリスト教の布教は危険だと考えるのは、当然の事だろう


日本の様に武力が強く、文化の発展した国においては、国民をキリスト教に改宗させ人心掌握して内乱を起こさせ、弱った所を侵略するのが当時の列強諸国のやり方だったのだからね


インカ帝国の様に、あからさまに列強諸国との武力差が有る地域は、侵略してからキリスト教に改宗させて、スペインに服従させるやり方をしていた


此等の情報が入って来れば、当然キリスト教排斥に向かうのは当然だろう


何もこれは、何百年も昔の話だけでは無いんだぞ?


現在の日本だって、左巻きの方々が色んなプロパガンダを駆使して、日本をダメにしている


『平和憲法が〜!!』『戦争反対!!』等ときれい事を言っているが、現実の国際社会は、幾ら日本が譲歩しようが話し合いで解決しようとしようが、尖閣諸島には中国が領海侵犯を繰り返し、北朝鮮は日本に向けてミサイルを打って脅しを掛けて来る


話し合いで解決しようとした『日韓慰安婦合意』は、マッタク実を結んでいないどころかより一層酷くなっている


挙句の果てには、言論統制法の『ヘイトスピーチ解消法』だぞ?


此等は大航海時代から続く工作活動と何ら変わりは無いのではないかな?


日本だけが何の手段も取らずに醜態を晒している様にしか、おじちゃんには見えないけどな?


何せ『ヘイトスピーチ解消法』も『日韓慰安婦合意』もやらかしたのは安倍内閣(自民党)だ!!


こんな間抜けな事ばかりしている政党を、国民が「他に変りが居ないから」とか言い訳を言って選んでいる時点で、他国の謀略にハマっている証拠何だぞ!!


こうして歴史を勉強すれば、国際社会が如何に魑魅魍魎、悪鬼羅刹の世界かわかると言う物だ


隙あらば追い落としてやろうと考えているのが、国際政治の実態何だよ


この歴史的現実を読んで、それでも『在日韓国人は祖国に帰れ!!』がヘイトスピーチだと思うのか?


良〜く考えて見て欲しいぞ!!

どうだったかな?


春休み中なので、今回は久し振りに歴史ネタを投稿して見た!


聖徳太子を『厩戸王』等と、教科書を書き換える話も出ていたが、おじちゃんも『パブリックコメント』で猛反対しておいた!!


大体、『厩戸皇子』ならまだしも『厩戸王』とは何事かと?


『聖徳太子』は王様じゃ無いんだけどな?


しいて言うなら、日本における最初の王様は、幕府を開いた『源頼朝』だと言えるだろうな


今ならさしずめ、『内閣総理大臣』と言う事になる


鎌倉幕府以降の『征夷大将軍』は、戦争の結果国を纏めた者を『天皇陛下が征夷大将軍として認める』型に成っている


今の『内閣総理大臣』も【天皇陛下から内閣総理大臣に任命されている】のは同じだが、国民投票で選ばれた国会議員が、総理大臣立候補者を投票によって選出する『間接選挙』で選ばれているのが現在の日本政府だよな?


要するに日本は、今も昔も、最終的には『天皇陛下から任命される』人が実際の政治を行って来ている訳だ!


それはさておき、そもそも『厩戸皇子』の名前からも分かる通り、『聖徳太子』は皇族の一人で有って、断じて『王様』では無い


何でこんな出鱈目な話が出ているか?と言うと、一説には反日左巻きや在日コリアンが、『天皇陛下を【皇帝】として認めたくない』からだと言う話が出でいる


だから皇族である『聖徳太子』を、ワザワザ『厩戸王』等と言って、格下げしようとしたと言う話だ!


あながち出鱈目な話とも言えないのは、未だに韓国や北朝鮮は『日王』と言って、決して天皇陛下を【皇帝】とは認めようとしない!!


これは中国の1000年属国だった【朝鮮】が、『皇帝は中国の皇帝のみだ』と勝手に思い込んでいるに過ぎない


何せ『ローマ法王』ですら、世界最古の【皇帝】には跪いて挨拶するんだぞ?


馬鹿の言い掛かりに付き合っている場合では無い(笑)


それに中国の皇帝は、昔からの連続性が皆無だから、中国皇帝は、例えば『唐』の皇帝ならば、『唐』が滅んだ時点で継続性は失われている!


中国の歴代国家は、常に支配民族が入れ替わっていたから、継続性など微塵も無いんだよ(笑)


これを【皇帝】とは片腹痛い(笑)


それはともかく、分かっている様で詳しくは分からない『インカ帝国の滅亡』の背景を理解してもらえただろうか?


そのたったの十年後に、日本にボルトガルの船が父ちゃんしている事になる


難破したと言うのが事実かどうかは分からないが、少なくとも当時の『イエズス会』が、侵略行為のお先棒を担いて居たのは事実何だよ?


400年以上も前から、【第一次世界大戦】の火種は既に燻って居たのがこの歴史的事実から分かるよな?


歴史は連続している


第一次世界大戦にせよ、第二次世界大戦にせよ、長い歴史的な事情から起きた事に過ぎず、突発的に起きた戦争では無いんだよ?


それは支那事変や大東亜戦争も同じ事だ!!


何せ日本と中国と朝鮮は、歴史的に『延々と反目し合って来た』からだ!!


だから今現在でも、韓国・中国・北朝鮮は、酷い反日国家だろ?


それは太古の昔から何も変わら無いんだよ?


だから日本は相手にしないのが、一番の『日中韓友好』になるとおじちゃんは思って居る


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