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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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戦前のお金持ち(資産家)の発想!昔のお金持ちは凄かった!!

さて、読者諸兄は『金持ち爆発しろ!』とか『金持ちだけいい思いしやがって!』とか思ってる人達も居ると思う?


おじちゃんとて、お金持ちは、羨ましいことこの上ないと思っている


お金を稼ぐ才能に恵まれた人達は、我々貧乏人には分からない苦労も多いと思うが、その分キチンと報われて居るのだから良いよな?


一般庶民や貧乏人は、消費増税、酒税改悪(発泡酒の税率を値上げして、ビールを値下げして、価格を統一するそうだ!つまり、発泡酒がビール並みに値上げ)、去年から薬価窓口負担増、軽自動車増税及び十二年経過した自動車の重課税、地域によって市民税値上げ、介護保険料値上げ、介護保険支給額減額、等など!合計とうとう約30兆円の負担増に成りました!!(泣)


本当にどうもありがとうございました(怒)


これで景気回復出来たら、本当に奇跡だな?


それはさておき、江戸時代から戦前(昭和初期)に掛けてのお金持ちは、確かに現在の【銭ゲバグローバリスト】と同じ様な人達も居たが、その殆どは、地域振興や国の為に私財を投げ打って尽くした人達が大勢いらっしゃった!!


今回はそんな方々のお話を見ていこう!


まずは『大久保利通』公!


言わずと知れた、『麻生太郎現財務大臣』のひいお爺さんだ!


彼は現職時代(政治家時代)、この様な事をしている



≫金銭には潔白で私財を蓄えることをせず、それどころか必要だが予算のつかなかった公共事業には私財を投じてまで行い、国の借金を個人で埋めていた。そのために死後の財産が現金140円に対して8,000円もの借金が残り、所有財産も全て抵当に入っていたが、大久保の志を知っていた債権者たちは借財の返済を遺族に求めなかったという。政府は協議の結果、大久保が生前に鹿児島県庁に学校費として寄付した8,000円を回収し、さらに8,000円の募金を集めてこの1万6,000円で遺族を養うことにした。

(Wikiより抜粋)


な?今の政治家に爪の垢でも飲ませたいだろ?


特に『安倍晋三』氏にはな(怒)


この様に昔のお金持ちは、一般庶民の為に私財を投げ打って、社会貢献していたんだぞ?


今の『移民が〜!!TPPが〜!!カジノが〜!!増税が〜!!国の借金が〜!!』って言ってる政治家やら馬鹿官僚には、ほとほと呆れるだろ?


『グローバリスト』の屑っぷりが分かるエピソードだ!


次は『二宮尊徳』翁!


報徳思想ほうとくしそう


経済と道徳の融和を訴え、※【私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されると説く。】たらいの中の水に例えることも多い。公益社団法人である大日本報徳社と、全国の地域、職域ごとにある報徳社(公益社団法人)が中心となって普及活動に努めている。

(Wikiより抜粋)


二宮尊徳公が、この思想を説いたお陰で、昔のお金持ちは『欲の皮がつっぱらかった』人が少なかった訳だ!


本当に富山や宮城県で『政務活動費着服』してた某自民党議員達に小一時間説教したい(怒)


彼(二宮尊徳)が内閣総理大臣なら、自民党潰してたかもな?


『情けは人の為ならず』とは、よく言ったものだ!


要するにこれは、『自業自得』と同じ事なんだよ?


おじちゃんの座右の銘が『自業自得』だ!


おじちゃんが貧乏なのは、自分が悪い事は良く分かっている


『自業自得』とは、自分が行った行為に対して、良しにつけ悪しきにつけ結果が自分の身に降りかかる事だ!


悪意を持って人に接すれば、相手からも必ず悪意として帰って来る!


今の中国や韓国や北朝鮮と日本の関係を見れば一目瞭然だよな?


日本国民の、今の反中・反韓・反鮮振りは言わずもがなだ!


これを何を勘違いしているのか?韓国や中国に甘々に接すれば、日本に好感を持つ等と、日本国内でしか通用しない事を外交でやっているのが、現日本政府(安倍内閣)と外務省だ(泣)


次は『斎藤報恩会』


斎藤報恩会さいとうほうおんかいは、かつて存在した学術研究助成、博物館の経営を行う一般財団法人である。1923年(大正12年)設立。私財を投じて学術振興を行った事業内容は先進的であった。宮城県仙台市に所在していた。


大学に対して研究助成を行うことを事業内容としている。設立当時このような研究教育振興を目的とする財団法人の設立は前代未聞で、後に続く同様の財団設立の先駆けとなった。また、財務基盤は潤沢で、出資金300万円は2010年(平成22年)現在の価値で二百数十億円に相当し、当時年率7%と見込まれた運用利回りから得られる活動資金は、文部省の研究奨励金と比肩し得るものであった。


農地改革前は、山形県・庄内平野の酒田本間家に次いで全国第2位の地主といわれた、宮城県・仙台平野(仙北平野)の斎藤家(地図)は、桃生郡前谷地村(現・石巻市)に田畑約1500haを所有する大地主であった。その当主である斎藤善右衛門(第9代、1854年 - 1925年)は酒造業や質屋も営んでいたが、1892年(明治25年)第2回衆議院議員総選挙で当選して代議士となる。1910年(明治43年)に斎藤株式会社を設立し、1923年(大正12年)2月20日には当財団を設立、翌1924年(大正13年)に仙台信託株式会社を設立している。財団設立には私財300万円を投じたとされる。

(Wikiより抜粋)


宮城県の英雄の一人だ!


な?昔のお金持ちは、日本や庶民の為に、文部省予算に匹敵する額を投じて社会貢献していたんだぞ?


『農地改革』前には、日本でも有数の大地主だった斎藤氏が、土地を失ってなお、日本や社会の為に私財を使って奉仕したんだよ?


こんな話は、特に交通インフラが脆弱だった明治時代には、バス会社設立や軽便鉄道(ナローゲージ鉄道、鉄道の軽自動車見たいな物)敷設に、開業から大赤字だったにも関わらず、必死に地域の足を確保したお金持ち達が大勢居たんだよ?


ちなみに仙台市の市電(現在は廃線)は、仙台のお金持ちの人達が資金を出し合って、初期の路線を開設したんだよ?


今残っている私鉄各線は、経営的に上手く軌道に乗れた会社の生き残りも多い


割りと高度経済成長期迄は、会社の経営者は『政府の世話には成らない!!』と息巻いている人も多かったんだぞ?


第一現在のJR各線は、昔国鉄だった事を知っている読者も多いと思うが、明治の【新橋〜横浜間】以降の路線に関しては、半官半民の【日本鉄道】が施設した路線が多い!

東北本線もその一つだ!!

日本鉄道、北海道炭礦鉄道、関西鉄道、山陽鉄道、九州鉄道が、現在のJR路線の大部分を敷設したんだよ!

そしていい加減全国に鉄道が通った後に、日本政府が全て買い上げて【国鉄】が誕生した訳だ


現在JR路線の一部に成っている路線も、戦前迄は私鉄だった路線も多い


JR仙石線は、戦前迄は『宮城電気鉄道』と言う私鉄だったんだよ!


この様に、昔のお金持ちは『私利私欲』にばかり走らなかったから、ある程度尊敬されて居たんだよ?


『グローバリズム』がいかに日本の風土に合わないか?


そして『グローバリズム』が日本の企業やお金持ちを、いかに腐敗させたか?


理解してもらえるとありがたいぞ!!


どうだったかな?


昔の大資本家は、国の発展や地域の発展の為に身銭を切って頑張っておられた!


『二宮尊徳翁』もそのお一人だが、昔は全国各地にこの様な【英雄】と讃えるのに相応しい方々が沢山おられた


『二宮尊徳翁』は、何故か現在では『勤勉の見本』的に言われているが、本来の業績は『報恩思想(地域貢献思想)』を、日本全国に広げた事何だよ


もっともおじちゃんも、車の運転の間に『経済学者』や『政治評論家』や『歴史講義』の講演会を聞いて居るけどな(笑)


インターネット普及のお陰で、【YouTube】等でこの手の講演会が聞けるのは、すごく有り難いな


それはさておき、『教育勅語』の内容もそうだが、日本国民はお互い助け合う事で発展して来た民族と言える


少なくとも明治以降は、『富国強兵』の為に官民一体と成って、日本を【世界の一等国】にまで発展させたのは歴史的な事実だ!


映画化された『海賊と呼ばれた男』のモデルと成った『出光 佐三いでみつさぞう』氏も、国の発展の為に貢献した大人物だ!!


≫出光 佐三(いでみつ さぞう、1885年8月22日 - 1981年3月7日)は明治から戦後にかけての日本の実業家・石油エンジニア・海事実業家。石油元売会社出光興産の創業者。貴族院多額納税者議員。


多額の納税を行う事で、日本国発展を支えた事かわかるだろ?


ちなみにこの『出光佐三』氏は、現在の経済界の連中に、爪の垢でも飲ませたい程の業績や逸話を残している!


1919年(大正8年)酷寒の地・満州で車軸油が凍結し、貨車のトラブルが続出していた南満州鉄道に「2号冬候車軸油」を無償で提供。当初は使われてすらいなかったが、単身満州にわたり満鉄本社に直談判し、現地で試験を行い、事故を一掃した。1927年(昭和2年)満鉄創立20周年のときに、感謝状と銀杯が贈られた。


≫1923年(大正12年) 関東大震災に際し、全店員に禁煙を呼びかける(2ヶ月間)。



≫1945年(昭和20年)8月 出光佐三は、終戦の2日後、従業員に「愚痴をやめよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ」と訓示した。当時、多くの企業が人員を整理する中、出光佐三は約1千名の従業員の首を切らないことを宣言した。


≫皇室を極めて篤く崇敬したので死去した際に昭和天皇が「出光佐三逝く 三月七日 国のため ひとよつらぬき 尽くしたる きみまた去りぬ さびしと思ふ」と詠んだ


≫出光興産一社提供の『題名のない音楽会』であるが、通常30分番組は15分程度で中途にCMが入るところを、佐三の「芸術に中断は無い」との考えに基づき、最初と最後の提供コール前後しかCMは入らず、本編は通しで放送される構成となっている。


≫2011年6月20日の出光創業100周年記念日には「日本人にかえれ」の名言が新聞広告に掲載された。


と言う様に、正に【英雄】的な人物だった事かわかるだろ?


今の『利益の為なら、コストに過ぎない社員は、首切りし易い様に【非正規社員】化します、残業代も払いたく無いから、ホワイトカラー・エグゼンプションで【役付き非正規化】します』などと言う経営者とは、雲泥の差だ!!


本来の日本式の【経営哲学】とは、【社員は会社の家族】と考え、『終身雇用』や『年功序列』を当然の事として行って来た


これは『教育勅語』と同じく、【日本人は天皇家の子供で有り

、全ての国民は、皇族ご一家の前では同じ家族である】と言う思想に基づいた物だ


戦後にアメリカ式の【個人主義】が蔓延し、パブル期前後位から、会社の宴会や飲み会に出席したがらない社員が増えたのもその為だろうな?


さっきも書いたように、【社員は会社の家族】だから、定期的に宴会や飲み会が開かれていても、昔は疑問に思う人はあんまり居なかったんだよ?


実はこの事で少し思い付いた事が有るのだが、それは本編で扱う事にしよう!


現在の『グローバリズム的な経済政策(新自由主義経済論)』が、いかに国民を金持ちとその他大勢にしてしまうのか?


良く考えて見て欲しいぞ!


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