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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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今こそ!『富国強兵』の時代!!『中野剛志』先生のど正論!!

さて、今回はおじちゃんが常日頃参考にしている、『中野剛志先生』の論文から、今の世界情勢や日本の今後取るべき道を見て行こう!


まずは『中野剛志』先生の紹介から!


※出身校東京大学教養学部

 英エディンバラ大学大学院


主な受賞歴ドミニク・ジャッキン=バーダル論文賞

山本七平賞奨励賞

中央公論新社新書大賞 第3位(『TPP亡国論』)


中野 剛志(なかの たけし、1971年 - )は日本の経産官僚、経済産業省特許庁総務部総務課制度審議室長、評論家。研究分野は経済ナショナリズム。


「異能の官僚」と呼ばれている。

(Wikiより抜粋)



一時期、京都大学で教鞭を取っておられたが、現在は官僚に戻られている


先生の著書や論文をおじちゃんは常日頃から参考にしているんだよ!


今回は『中野剛志』先生が新聞に投稿した論文が主題になる!


ちなみに『中野剛志』氏はおじちゃんより年下だが、先生と呼ぶに値する人物なので先生とお呼びする


では、早速見て行こう



≫反省しようとしないエスタブリッシュメント


2016年6月の英国のEU(欧州連合)からの離脱の是非を問う国民投票、そして11月の米大統領選をめぐる世界の反応は、驚くほど酷似していた。


まず、いずれも事前の予測を覆す結果となった。そして、いずれの結果に対しても、世界の政治指導者や経済界、有識者あるいはマスメディアの主流派、いわゆる「エスタブリッシュメント」は驚愕し、恐怖し、あるいは侮蔑の視線を投げかけた。曰く、「内向き」「保護主義」「排外主義」「ポピュリズム」等々。


だが、問題は、英国のEU離脱やドナルド・トランプの勝利という結果それ自体にあるのではない。そのような結果を招いた原因の根本は、エスタブリッシュメントが抱くイデオロギーの誤りにある。それにエスタブリッシュメントが気づいていないこと、そして反省しようとしていないこと、そのことが最大の問題なのである。

(東洋経済ONLINEより引用)


http://toyokeizai.net/articles/-/145294?display=b


仰る通りだ!


ここで言及されている『エスタブリッシュメント(主流派)』とは、いわゆる『グローバリスト』の事だ!!


これは『個人』『団体』『企業』全て含まれる


そしてその、グローバリストが牛耳る『テレビメディア』や『大手新聞メディア』が、ワザとプロパガンダ的に『トランプは排外主義者だ!!』だの『勝つのはヒラリーだ!!』だの先導していた事を書いておられる訳だ


彼ら【グローバリスト】のイデオロギーとは、『世界経済の統一規格化』で有り、究極的には『世界統一政府の樹立(金持ちに有利な条件で)』と言う事に成る!


そして、グローバリゼーションで貧困化したり、移民に悩まされたり(ヘイトスピーチが〜!!や参政権など)、果ては職を失う(企業の海外進出で、国内空洞化)など、ほとほと腹が立った国民の反撃が始まった事に、グローバリストが驚いて居る


そして世の中が変わって来ている事(反グローバリゼーション)にグローバリストが気付いていない、そして反省もしていないと書いていらっしゃるんだよ!


正にど正論!!


続きを見てみよう!



≫トランプ勝利もBrexitも「衆愚政治」ではない

エスタブリッシュメントの誤りが証明された


世界は、グローバリゼーションという不可避・不可逆の潮流の中にあり、国家主権はますます制限される。モノ、カネそしてヒトはやすやすと国境を越えて移動するようになる。国家はもはやそれらを管理できないし、すべきでもない。なぜなら、グローバリゼーションは、各国に経済的な繁栄をもたらす最善の道であるのみならず、より平和な世界をもたらすからだ。つまり、経済的な相互依存が高まることにより、国家間の戦争はもはや割に合わないものとなるのである。「富国」を徹底すれば「強兵」は不要となるのだ。


このようなイデオロギーは、特に冷戦終結以降、広く流布したものである。

(東洋経済ONLINEより引用)


http://toyokeizai.net/articles/-/145294?display=b


ところが現実はどうだろうか?


人・物・金の移動が実際に自由化された【EU連合】諸国では、そもそも経済基盤が弱かった(生産業が少なかった)ギリシャが貧困のどん底にあえぎ、旧東欧諸国から移民して来た安い労働力でドイツが一人勝ちし、そのドイツ国民は移民のせいで【賃金を安く据え置かれ】不満が溜まり、挙句移民に仕事を奪われて【反移民感情】が高まり、『ネオナチス』が台頭し始める


アメリカでもメキシコとのFTA(自由貿易協定)により、メキシコがアメリカ産の安いトウモロコシで、メキシコ農家が壊滅!


職を失ったメキシコ人がアメリカへの不法入国を始める


そしてトランプ氏が選挙で訴えた通り、メキシコ人に仕事を奪われ、挙句の果にアメリカ国内で暴動を起こされる!!


これが『グローバリゼーション』の起こした結果だ!!


第二次世界大戦にしても、植民地支配と言う方法の【グローバリゼーション】の破綻が原因だし、日本でも『日韓併合』によって朝鮮人が国内に入り込み、『関東大震災』で朝鮮人愚連隊(朝鮮人離職者)が日本人を襲う事件が起きている


では、続きを見てみよう



≫この20年間、グローバリゼーションが進められたことで、英米をはじめとする先進諸国の実質賃金は伸びなくなり、労働分配率は低下し、格差は著しく拡大した。米国民の多くがTPP(環太平洋経済連携協定)を支持しなくなったというのも、何ら驚くに値しないのだ。


さらに金融のグローバリゼーションが進んだことにより、金融市場はバブルとその崩壊を繰り返すようになり、しまいには2008年のリーマン・ショックを引き起こした。それ以降、世界経済は「長期停滞」と呼ばれる不況に陥っている。


2008年以降、世界の国内総生産(GDP)に占める世界貿易の比率は横ばいで推移している。これは、戦後最長の停滞である。GDP比でみた海外直接投資のフローも、2007年以降、著しく低下し続けている。世界経済の景気動向を示すバルチック海運指数は、2016年に、1985年の算出開始以来の最低値を更新した。

(東洋経済ONLINEより引用)


http://toyokeizai.net/articles/-/145294?display=b


これは解説するまでもあるまい!


論文を見ての通り、惨憺さんたんたる有様だ!


日本も例外では無い!


所が、安倍内閣は事も有ろうに【グローバリゼーション】を強力に推進している!!


その証拠が『TPP無理矢理批准』『ヘイトスピーチ対策法可決』『外国人移民受け入れ(家族付)』『外国人起業優遇特区(福岡市・仙台市・大阪市)』だ!!


世界的なデフレ(不況)は、何の事は無い、『グローバリゼーション』が引き起こした結果何だよ?


続きを見て行こう!



≫「強兵」なき「富国」を夢見ることができた時代は終わった


グローバリゼーションは経済的繁栄を約束しないというだけではない。それがより平和な世界をもたらすというのも間違いである。


大統領選の最中のトランプは、米国はもはや「世界の警察官」たり得ないと訴え、日米同盟の見直しにも言及して、わが国を震撼させた。だが、これもグローバリゼーションが招いた結果なのである。


すでに述べたように、グローバリゼーションは米国の経済力を弱体化させるものである。他方、軍事力を支えるのは経済力だ。経済力が衰えるならば、米国の軍事力も弱まり、「世界の警察官」たり得なくなる。


しかも、グローバリゼーションは米国民の豊かな生活を約束しないのである。ならば、米国民が多大なコストを負担してでもグローバルな秩序を守ろうという動機を失って当然であろう。


グローバリゼーションが「富国」をもたらし、「強兵」を不要とするはずだというエスタブリッシュメントのコンセンサスは、こうして破綻を露呈したのである。


さらに悪いことに、2000年代の中国は、米国の支援によってグローバル経済に統合されたのを利用して、まんまと輸出主導の高度経済成長を達成するとともに、年率2ケタ台のペースで軍事費を拡大した。中国は「富国強兵」を実践したのである。


※【その結果、アジアにおける米中間のパワー・バランスが崩れ始めた。それがまさに、中国による東シナ海や南シナ海への攻撃的な進出として現れているのである。そのアジアにおける危険な地政学的変動の只中に、わが国は置かれているのだ。】


「強兵」なき「富国」を夢見ることができた時代は過去のものとなった。われわれは、再び「富国強兵」に否が応でも取り組まなければならないのである。

(東洋経済ONLINEより引用)


http://toyokeizai.net/articles/-/145294?display=b


パチパチパチパチ!!


素晴らしい論文だった!


是非とも全文を本ページから読んで欲しい!!


※印の部分でも分かる通り、実は日本はかなり不味い状況に置かれて居る


もし、万が一にも南沙諸島が中国に完全支配されたら、日本は原油輸入ルートを変更せねば成らず、コスト増大は避けられない!!


だからこそ『動かせる原発は使う』必要が有るのだが、『放射脳』に侵された左巻きやノンポリには理解されない


更に安倍内閣がロシアと接近するのは、『ガスの輸入先の多角化』や『中国とロシアの接近』を避ける狙いが有るが、完全に足元を見透かされて、『北方領土は返しません!平和条約も結びません!でも経済協力はしてね?』とプーチン大統領に言われる始末(泣)


恐らく、中野剛志先生が指摘する通り、安倍晋三氏は『グローバリゼーションによって相互依存が高まり、平和が保証される』と言う間違った理論に毒されている可能性が高い!


そう考えると、安倍内閣の『グローバリゼーション推進』政策が、理解出来るのではないだろうか?


実際の日本は、保護貿易により国内の景気を浮揚させ、高度経済成長を取り戻し、『富国強兵』を推進するのが、ロシアや中国に対抗する道だと中野剛志先生も説いておられる訳だ!


勿論、独自の核武装や戦力強化


憲法9条改正も含まれるのは当然だろう


そうする事ではじめて、日本は真の独立を達成し、ロシアや中国や韓国や北朝鮮に舐められない外交が出来ると言う事何だよ?


皆も良く考えて見て欲しいぞ!


どうだったかな?


今回は『中野剛志』先生が、新聞に投稿した論文を元に『安倍晋三氏が何を考えて居るのか?』を考えてみた!


『中野剛志』先生の論文を見れば、安倍晋三氏が完璧に『グローバリズム』による【日本の安全保障の実現】をやらうとしている事が良く分かる


しかし!『グローバリズム』はおじちゃんも散々解説して来た通り、必ずや『日本を日本だった国』に変えてしまう、大変危険な政策判断だと言える


【外国人(主に中国系や韓国系)が日本に住んだり、日本製の基幹部品(家電や自動車や機械の製造に必要な部品)を輸出する事で、日本とアジア周辺国とアメリカとの相互依存を高め、日本を必要不可欠にする事で国防を担保する】事を安倍晋三氏は考えて居る様だか、現実はそんなに甘くない


アメリカにして見ても、軍事利用する基幹部品は、アメリカ国内で当然製作できるし、軍事用ナビゲーションシステは、自衛隊も韓国軍も、アメリカの通信衛星を使用している


むしろ日本の方が色々とヤバイ!!


中国にしても、アメリカのIBM買収や日本の三洋電機買収により、家電や軍事転用出来る部品の開発は、国内で出来る!!


それは韓国や北朝鮮やロシアも同じ事だ!!


物の出来不出来は有ったとしても、作れない訳ではないんだよ?


果たして『経済的相互依存が、自国の安全を保証する』事など、こうして見ると有り得るのだろうか?


確かに『現実的に日本は軍事力が無いのだから、この手しか無いだろ?』と言う考えも分かるが、外国人に日本が乗っ取られて、【緩慢な死(日本がかつて日本だった国)】を迎える方が、中国や韓国やロシアにして見れば、戦争するより楽なのは目に見えてるだろ?


中国にしろ、ロシアにしろ、韓国にしろ、北朝鮮にしろ、戦後何十年も掛けてここ迄日本を追い込んだんだぞ?


後何十年掛ろうが、外国人による日本乗っ取りに掛ける方が楽だし簡単じゃ無いかな?


それが何度も何度も解説して来た『孫氏の兵法』の【戦わずして勝つ】の思想なんだよ!!


現実にシンガポールは、華僑に乗っ取られた国だし、台湾も昔からオーストリアや中国やドイツの侵略に合った国だし、今は華僑(中国人移民)に、台湾は完全に乗っ取られてるだろ?

台湾の反日勢力は、この華僑の連中だからな


ましてや、以前論文を掲載した様に、そもそもハワイも【アメリカ人移民による人口侵略】でアメリカに乗っ取られた国だ!


既に現実の歴史で、『グローバリズム』が無駄で有り、危険極まりないのは何度となく証明されている訳何だよ!!


今年は安倍内閣や自民党が、とうとう『高度人材の帰化の期間一年に短縮』や『農村に外国人労働者受け入れ』を実施することが決定してしまった!!


正直、今年が『日本の最後になった年』と言われる可能性が高くなったと言う事だ!!


本気で安倍内閣のクズっぷりを、皆に知ってもらわなければ、本当の本当に最後は『中華人民共和国 日本自治区』になってしまうぞ!!


アメリカに併合されるより、日本の移民で圧倒的に多い中国人に乗っ取られるのが先だろうな?


仮に『日本自治区』に成らなくても、台湾やシンガポールの二の舞いに成るのは目に見えている


年始早々暗い話だが、この日本の危機的状況を、読者諸兄は良く覚えておいて欲しいぞ!!

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