『科挙』中国人の思想、国家百年の計とは?
さて今回は、【清】の時代まで中国大陸で行われていた『科挙』について解説して行こう
まずは大まかな概要を見て欲しい
>科挙(かきょ、繁体字: 科擧 / 科舉; 簡体字: 科举; ピン音: kē jǔ)とは、中国で598年~1905年、即ち隋から清の時代まで、約1300年も行われた官僚登用試験である。
科挙という語は「(試験)科目による選挙」を意味する。選挙とは郷挙里選や九品官人法などもそう呼ばれたように、伝統的に官僚へ登用するための手続きをそう呼んでいる。「科目」とは現代の国語や数学などといった教科ではなく、後述する「進士科」や「明経科」などと呼ばれる受験に必要とされる学識の課程である。北宋朝からはこれらの科目は進士科一本に絞られたが、試験自体はその後も“科挙”と呼ばれ続けた。
科挙は皇帝がじきじき行う重要な国事だったため、その公正をゆるがすカンニングに対する罰則はきわめて重く、犯情次第では死刑に処された。賄賂で試験官を買収した大がかりな不正で多数の者が集団死刑にされた事件など、科挙が廃止されるまで約1300年間、厳重な監視にも関わらず工夫をこらして不正合格を試みる者は後を絶たなかった。数十万字をびっしり書き込んだ、カンニング用の下着が現代まで残っている。
※【このような試験偏重主義による弊害は、時代が下るにつれて大きくなっていった。科挙に及第した官僚たちは、詩文の教養のみを君子の条件として貴び、現実の社会問題を俗事として賎しめ、治山治水など政治や経済の実務や人民の生活には無能・無関心であることを自慢する始末であった。これを象徴する詞として「ただ読書のみが崇く、それ以外は全て卑しい」(万般皆下品、惟有読書高)という風潮が、科挙が廃止された後の20世紀前半になっても残っていた。】こういった風潮による政府の無力化も、欧米列強の圧力が増すにつれて深刻な問題となっていた。また、太学や書院などの学校制度の発達を阻碍した面を持っていることは否めない。これに対しては、王安石などにより改革が試みられた例もあったが、頓挫した。
(Wikiより抜粋)
イマイチ分かりにくいかも知れないが、要するに中国皇帝直々に行う官僚登用試験の総称と言う事だ
したがって中国大陸に皇帝が存在した【清】の時代まで『科挙』が存在していた訳だ!
ちなみに、朝鮮半島でも【小中華思想(中国の文化を最も理解していると思い込む思想)】から、『李氏朝鮮』時代まで科挙が朝鮮でも行われていた
科挙の試験内容は、主に儒教や中国で最も徳が高いとされた【殷】の時代の歴史書を丸暗記することが中心だった
何故そんな試験内容なのかと言うと、歴史を教訓として、皇帝に進言したり忠言したり、正しく政治を行う為に歴史的な史実を手本にしたから何だな
中国の歴史書は『勝てば官軍』式で、【前王朝は徳が衰えた(王朝が腐敗した)】から倒された式の話ばかりで、全てが正しい史実では無いのだが、何故王朝が倒されるに至ったかの教訓にはなるよな?
それ以外の部分では、政治的な成功例等も書かれているから、参考書としては役に立つのは間違い無いだろうな?
儒教は言うまでも無く『偉い人に忠誠を尽くしなさい』と言うのが本来の儒教だから、皇帝が国を支配する為には必要な知識な訳だな
中国皇帝は、それぞれの王朝の始祖は大概武人の為、こうした知識に疎いから、役人が皇帝に進言したり忠言したりするのが重要だったし、その後の皇帝達も他国との戦闘でどちらかと言えば武人気質だったから、官僚の資質は重要だった訳だな
※印の所何かは、日本政府にも言える事では無いかな?
有名大学に行くにもそれなりの親の収入が必要だし、政治家に成にも多額の選挙資金や政治資金が必要だ!
実際政治家の大半は二世・三世議員だし(安倍晋三氏も三世議員)他の議員も大概お金持ちだの、金持ちのボンボンだよな?
学歴偏重社会は、正に官僚の世界そのものだし、その結果日本の官僚が基本役立たずなのは、外務省の駄目さ振りと財務省の偏狭な経済政策(国の借金が~!!)を見ても明らかだよな?
本来の意味での実力で出世する社会では無く、人間関係や派閥で出世するのが官僚社会何だよ?
全ての官僚がそうでは無いが、本当に実力でのし上がれるなら、民間企業で出世出来る筈だし、自分で会社を起こして成功出来る筈だよな?
本当に優秀なら?
話を戻すが、この様に中国人(主に漢族)は歴史を重要視する傾向に有るし、それは間違っていない
だからこそ、日本に対してデタラメな歴史認識(中国の有りもしない嘘の歴史認識)を強要して、日本国民をダメ人間にしようとする訳だな?
これは【小中華思想】の北朝鮮や韓国も同じだ!
だから世界中に、デタラメな従軍慰安婦の話や強制徴用の話をばら撒きまくってるだろ?
日本にいる一部の反日在日コリアンや、左巻きの連中もそうだな
他国の歴史を奪ったり改竄したりするのは、中国・韓国ノミならず、世界中で行われている工作何だよ
戦後70年、マンマと日本人はこの工作にやられた訳だな?
その証拠が安倍内閣や自民党のあのザマ(日韓慰安婦合意・日韓スワップ再開)だし、そんな政党を選んでしまう国民の愚かさだろう
確かに野党もろくな政党が無いが、日韓慰安婦合意やヘイトスピーチ規制に大反対した『日本のこころ』か一人も当選しなかった参議院選挙を見て、日本人の愚かさはここ迄来たかと正直おじちゃんは絶望したんだよ(泣)
教育改革をひたすら訴え、『ゆとり教育』を止めさせ、歴史教科書の問題も取り上げ、実際に教育改革を実施した当時の自民党議員で文部科学大臣だった『中山成彬』現日本のこころが、当選しなかった時点で最早呆れ果ててしまったんだよ
この日本人の愚かさこそ、中国の戦略である『孫氏の兵法』【戦わずして勝つ!!】の真髄何だよ?
それを証拠に、自民党の尖閣諸島問題への対応の甘さや、竹島問題も散々韓国に挑発行為をされながら、『遺憾の意』だけで華麗にスルー
挙句の果には『日韓通貨スワップ再開』だぞ?
これが愚かで無いのなら、何なのだろうな?
散々日本の技術は中国に盗まれ、経済援助しまくった挙句に経済規模で追い抜かれ、更には武力で脅迫される
これが自民党のやった結果であり、国民が選択した結果何だよ?
本当にこれで日本は未来も日本で有り続けられるのかな?
北朝鮮か中国に占領されてしまうぞ?このままでは?
他にろくな政党が無いから、現状追認で自民党を選んだ結果、日本は相当ヤバイ状況に陥って来ているとおじちゃんは考えている
君達将来世代の学生は、中国やアメリカや韓国や北朝鮮やロシアの工作に踊らされる事なく、正しい選択をしなければ、日本は『日本だった国』に君達の時代は成ってしまうぞ!!
歴史の勉強を決しておろそかにしては駄目だぞ!!
そして日本の未来を『日本だった国』にしては絶対に駄目だぞ!!
どうだったかな?
中国人がどうして歴史にこだわるのか?また、朝鮮半島人(韓国人・北朝鮮人)が歴史にこだわるのか?『科挙』と言う官僚登用試験から、その理由を紐解いてみた
本文で解説した通り、彼等は歴史を教訓として、その後の新王朝の政治の方針を決めて行くのが通例だった
その割には失政を侵す皇帝が居たのも事実だが、それはその皇帝の個人的資質に問題が有り、忠言する官僚の話を聞かなかったとか、自分の思惑通りの事しか言わない官僚を側に置いた事が原因として考えられる
他にも、官僚の悪巧みにより、自分の思惑通りに皇帝を動かそうとする悪代官見たいな官僚が問題だったり、所謂「勉強が出来ても基本的に馬鹿」が官僚に登用された問題が有るだろう
おじちゃんは、現在の日本の官僚制度も「勉強が出来る馬鹿」が残念ながら多いと思わざるを得ない
その証拠が、大学で教わった「新自由主義経済論」や国家の財政を家計と混同する馬鹿さ加減に現れて居ると思う
『学が有る(勉強が出来る)』事と、『頭が良い』事は話が違うんだぞ?
例えば実例としては、『木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)』は、農民出身で学など微塵も無かったが、見事に天下統一を果たした
こう言う人を『頭が良い』と言うんだよ?
むしろ余程学が有った『徳川家康』の方が、『豊臣秀吉』に従って居たのだからね?
それはさておき、中国や韓国がことさらに日本に『歴史認識が〜!!』と言って来るのは、なんの事はない、中国や韓国に都合の良いように日本を操りたいが為なんだよ?
だからこんな目茶苦茶な要求に従う必要は無い
ところが自民党は、過去には『中曽根康弘』が中国の苦情に屈して『靖国神社参拝取り止め』!!
それまでは日本政府(政権与党)が【公式】参拝しても、中国も韓国も一言も文句を言わなかったんだぞ?
これを中国にご注進したのが、『朝日新聞』と『日本共産党』だ!!
それまでは『A級戦犯合祀が〜!!』何て国内でも誰も言わなかったんだからな?
朝日新聞と日本共産党の罪は重い!!
だが、こんな脅しに屈して大事な戦没者慰霊を政争の具にした自民党も勿論悪い!!
他にも『宮沢喜一』元首相が、同じく朝日新聞の「中国に日本軍が進出した」と言う教科書の書き込みが有ると『誤報(明らかにワザと)』を流し、それに苦情を言って来た中国の脅しに屈して『近隣諸国条項(中国や韓国に、事実上教科書の監視をさせる条項)』を決めてしまった!!
この件は又別の機会に詳しく解説しよう!
この様に教育を壊し、歴史を改ざんする事は、その国を長年掛けて破壊する立派な謀略何だよ?
これこそが正に『国家百年の計』と言う物なんだぞ!!
つまり百年掛けて、敵国を罠にかけて弱らせると言う事だ!!
【計】とは謀
つまり、謀略と言う事で、百年掛けて何か良い事を成し遂げると言う意味では無いんだぞ!!
何度も書いているけど、歴史を学ぶ事が如何に大事か?
そして政治家なら尚更、歴史を知らない事が如何に愚かな事か?
今の政治家を見てれば正に『学が有る馬鹿』と言う言葉の意味が分かると思うぞ




