『資源限界』から見るグローバリズムの限界
さて今回は『地球の資源限界』から見るグローバリズムの限界について考えて見よう
この論点に関しては、経済評論家『渡辺哲也』氏の指摘によりおじちゃんも遅ればせながら気が付いた事だ!
『地球の資源』には皆も分かっている通り限りが有る
具体的には中国が経済発展した事により、食料や特に石油資源の価格高騰が一時期深刻化し、アメリカなどはシェールガス開発に躍起に成った事は記憶に新しい
日本でも東日本大震災以降、原発停止による火力発電の比重過大による電気料金値上げや、ガソリン価格の高騰が見られたよな?
つまり、発展途上国や後進国が経済発展する事により、資源や食料の奪い合いが発生し、穀物や原油や鉄鉱石等の原材料の価格高騰が問題に成って来ている
中国が東トルキスタンや内モンゴルを侵略したのも、石炭やウランや原油を調達する為だ!!
具体的には東トルキスタンでは原油や天然ガス、内モンゴル自治区では石炭、チベットではウランやレアメタルが産出される
特にグローバリズムによる先進国の中国投資によって、ナマジ人口の大きい中国が経済発展したものだから、富裕層だけでも日本の総人口並の一億人に達し、それ等の富裕層が贅沢や燃料の消費量を増やす事によって、資源価格の高騰がより深刻に成ったと言う現実が有る
だから中国が景気後退すると、原油価格が軒並み下落したし、鉄鋼に至っては完全に物あまり状態に成っている
今原油価格が上がっているのは、価格統制や生産調製がOPECで行われた為であり、中国のデフレ化は隠し様がなくなりつつ有る
中国の景気の現状はともかく、地球の資源が有限で有る以上、全世界が等しく発展する事は事実上困難で有る事は言うまでも無いよな?
食料問題にしても、資源問題にしても、今まで後進国や発展途上国がそれなりの経済力に甘んじていたから、先進国の経済力が維持出来ていたので有り、それらの国がグローバリズムによる投資の拡大で経済力をつけ、先進国並に需要が増えれば資源枯渇問題が浮上して来るのは当然の事だ!
例えば今、喰うや喰わずの状態の国民が多いアフリカの小国が、フィリピン等の新興国の様に経済発展して来たら、食料を輸入に頼らざるを得ない砂漠地域の住人は、他の地域から食料を輸入せざるを得ない
そうすると当然先進国のほとんどは食料輸入国だから、食料の価格が高騰して行く羽目になる
そうすると先進国の貧困層等から不満の声が高まって来る
そうなるとグローバリズムは、先進国の国民からは否定的にとらわれて来るだろうな?
それが起きているのが現在のEUであり、アメリカのトランプ候補ブームだろう
いくら綺麗事を言った所で、自分の食べ物や車の為のガソリンや電気料金が高騰したら、自分達の生活が立ち行かなく成る
それでもグローバリズムや世界統一政府が正しい事なのだろうか?
アフリカの貧困国の為に、自分達の生活レベルを君達は下げる事が出来るかな?
自家用車も便利な家電品もゲームもパソコンもスマホもあきらめて、日が登ったら起きて勉強や仕事をし、日が落ちたらやることも無いのでサッサと寝る生活を本当に出来るかな?
発展途上国や後進国で出生率が高く人口が多いのは、他に娯楽が無い為男女が性行為に走る為だ
しかも貧しいので避妊もしていない
だからこそ出生率が高く、新生児死亡率も高くなるんだよ?
エイズが多いのもその為だ!!
不衛生な上に避妊もしていないからね
その上性行為を行う頻度も高いしね
先進国が高度な生活レベルを維持出来るのは、限られた地域や国家ノミがこれらの経済力を持っていたからで有り、日本国民として産まれた事はそれだけでも後進国から見れば幸運な事なのかも知れない
グローバリズムは結果的に全世界の生活水準を均一化する効果が有る
人(移民)・物(輸出入品)・金(資本・金融)の移動の自由化がグローバリズムな訳だけど、実際には人の移動は後進国や発展途上国から先進国への単純労働者の移動がメインとなるし、生産品の輸出入は新興国などの安い労働力による生産品の輸出を先進国が買うのがメインになるし、資本投資や金融は新興国から先進国が資金を吸い上げるのがメインに成っているのが現在のグローバリズムの現実だ!!
結果どうなるかと言うと、グローバル資本家が世界の富を独占し、その他大勢の全世界の国民は、先進国・発展途上国・後進国を問わず均一に貧困化して行く
つまりは極端な格差拡大だ!!
その証拠がEUやアメリカの移民や難民問題で有り、世界的なデフレ化傾向に現れている
タックスヘイブン問題何かも、このグローバリズム問題の最たるものだろう
本当の意味で『資源限界』を無視してグローバリズムを突き詰めて行くと、極端な格差拡大と世界的な貧困化しか行き着く所は無いんだよ?
だからおじちゃんは、安倍内閣や自公連立政権の移民拡大やグローバリズム政策にひたすら反対しているんだよ?
残酷な話だが、先進国が先進国であり続ける為には、後進国や発展途上国を適当な所で支援しておき、永遠に後進国や発展途上国にしておく以外に方法が無いのが現在の世界の現実だ!!
でなければ、中国の様に領土拡大や尖閣諸島領海侵犯、果ては沖縄独立などを行い始める危険性が無いとは言えないんだよ?
中国は50年前までは、経済的には完全に発展途上国だったからこそ、今ほど日本やその他周辺国と摩擦が起きていなかったんたぞ!
その現実を見ても、グローバリズムが本当に正しい事なのだろうか?
中国にしたって、あれほどの人口を不満無く食わせるには、必死なのは言うまでも無いよな?
別に中国を擁護する訳では無いけど、あれだけの人口に先進国並の生活水準をさせるには、他国にチョッカイ出さざるを得ないのは現実問題として有るだろう
それが正しい訳では無いけどな?
では、発展途上国や後進国をこのまま貧乏なママで留め置き、先進国に産まれた幸運を享受していれば良いのか?
先進国の責任は技術開発によって完全なリサイクル技術を確立したり、安全な発電方法を模索したり、プラント農法を完全な形で確立し、狭い土地や耕作不適切地域でも多くの農産物の生産を可能にしたり、海水から多くの真水を作る技術のさらなる開発等やれる事は沢山ある
こうして食料問題や資源問題が解決して行けば、全世界が等しく先進国になれる日も来ない事は無いだろうな?
それでも人は争うと思うけどな?
だから世界分業(世界的な生産活動の分業化)や世界統一政府は有り得ないとおじちゃんは考えている
宗教や考え方、民族性の違いからどうしても人は争いを止め無いだろう
ならばせめて、世界が等しく先進国になれる様な技術開発を、日本が進めて行ければ良いなぁとおじちゃんは思っている
残念ながら、目先の利益しか考えない今の政治家や官僚ではいかんせん無理だろうけどな?
本当の意味での世界平和を望むなら、せめて、資源の完全なリサイクルや安全な発電方式の開発やプラント農法(工場生産方式の農業)を確立して行くのが筋ではないかとおじちゃんは思う
そうする事によって、始めて『地球の資源限界』による争いは、少なくても減るだろうからね?
どうだったかな?
ここ最近、ドイツやフランスで移民によるテロが相次いでいる
その状況を見て、グローバリズムの限界とは何かを【資源限界】と言う観点から今回は論じて見た
本文でも書いている様に、世界中の国々が等しく先進国に成るのは、現在の技術や地球に有る資源の総量からして不可能だ!
従ってTPPなどのローバリズムによって人の移動の自由化が進んだ場合、開発協力などの場合を省いて先進国から後進国へ移動する人達はまず居ない
普通は後進国から先進国への移民が普通の事なんだよ?
そして現在のEU諸国に難民と称して移民している人達の殆どは、国際的に受け入れ拒否を認められている【経済難民(移民)】何だよ?
それをドイツのメルケル首相が事も有ろうに難民受け入れ拡大を言って、挙句の果にEU諸国にグローバリズムによるシェンゲン協定によって、難民受け入れを強制した結果があのざまだ!!
ドイツでは去年末移民1000人によるドイツ女性強姦事件が発生し、その後も近日の銃乱射事件に代表されるテロ事件がEUの主要国で頻発している
それでも自民党や安倍内閣が進める『外国人労働者受け入れ(事実上の移民受け入れ)』が本当に支持出来るのかな?
ちなみに、今の東京都知事選挙に出馬している小池百合子候補は移民受け入れ1000万人を実現する会議の議長だった人だぞ?
増田候補も移民受け入れに賛成している
鳥越俊太郎候補も移民3000万人受け入れ何て言ってる人だ
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