イギリスのEU離脱と移民問題(TPP等グローバリズムの問題点)
今回は先日国民投票により、EU離脱が決まったイギリスの移民問題と国家主権の問題を論じて行こう
さて、日本のTV局の殆どは「イギリスのEU離脱はヨーロッパに深刻な問題を起す」とか、「ヨーロッパの平和や安定、経済統合にダメージを与えた」などと、国民投票によりイギリス人の過半数が求めたEU離脱をまるで悪い事の様に報道しているが果たして本当だろうか?
おじちゃんからして見れば、イギリス国民は【正常なナショナリズム】(国家主権)の回復を望んだのに過ぎず、今までEU加盟により奪われていた人や物の移動(移民受け入れや関税撤廃)を制限する権利を欲しただけだ!!
それの何処が悪い事なのだろうな?
テレビ朝日の『報道ステーション』のインタビューに答えていたイギリス人(離脱派)が、『日本の最高裁がソウルにあり、国会が中国にあったら嫌でしょう』と言っていたが、正しくその通りだよな?
もし日本の最高裁が韓国に合ったら、「従軍慰安婦に賠償しろ!!」だの「歴史教育を韓国と同一にしろ!!」だの無茶苦茶な判決が出るだろうし、日本の企業は韓国への賠償金で倒産するだろう
現実に国家主権を中国に奪われた『東トルキスタン』や『チベット』は、現実に国会が北京に有る様な物だが、酷い人権侵害と大量虐殺等に合っている
この現実を見れば、この離脱派のイギリス人男性の言う事は全く持って正しい事が分かるよな?
で、イギリスは長年EU加盟によるグローバリズムによって、人・物・金の移動がEU加盟国内で自由化されて来た
つまりEU加盟国内での移民の自由化(人の移動の自由化)、関税の撤廃(物(生産物)の輸出入の自由化)、外国投資家の投資の受け入れと外国企業の投資の自由化(金の移動の自由化)が行われ、これらの本来ならイギリスが主体的に決定出来る物事を、EUに全て委託していた事に成る
これは移民の自由化はともかくとして、その他の投資や関税の撤廃に関しては【TPP】も全く同じ物で有り、関税自主権や海外からの投資の制限が事実上出来無くなる大変危険な物だ!!
しかし『移民党』などとあだ名され始めた【自民党】は移民の自由化に積極的だ!!
その証拠が、史上最大の悪法で有る『ヘイトスピーチ解消法』なのは言うまでも無いよな?
日本国民の『表現の自由』や『言論の自由』を奪って移民の外国人は日本国民に文句言いたい放題を容認しているのだから、日本国民の権利を守らず外国人の権利拡大ばかりを容認した『史上最悪の悪法』なのは疑い様も無い
これを決めただけでも、反対しなかった政党や政治家は信用出来ないのは当然だ!!
ちなみに自民党は全会一致で賛成したぞ!!
話がそれたが、EU加盟以降のイギリスは、旧東欧諸国などから大量の移民が流入し、デフレにあえいでいたイギリス国民の雇用を奪い、現在のイギリスの最低賃金が『時給400円』まで落ち込んでしまった!!
これがG7(先進七カ国会議)に入っているイギリスの現実だ!!
何度も解説した通り、その国の国民全員が高所得者層やエリートサラリーマンに成れる訳では無い
当然貧困層のイギリス人から見れば、移民としてイギリスに入り、賃金引き下げの要因と成った外国人移民を快く思う訳が無い
ましてや移民の社会保障もイギリス国民の税金から賄われている
だからこそ、イギリスを二分するほどの国民投票の結果に成った訳だ
外国人移民を受け入れると言う行為が、如何に愚かな行為か分かる事例だよな?
ましてや、関税自主権を放棄し、自国の農業では太刀打ち出来ない安い農産物が農業国から入って来たら、輸入国の農業は壊滅し、いざ自然災害や戦争などの不足の事態が発生したら、輸入国はアッと言う間に兵糧攻め状態だ!!
何もこれは農産物に限らず、例えばそれなりの品質の家電品や自動車が、とにかく激安で入って来たら、そちらに貧困層の購買層が移るから、自国の企業は倒産の危機になるし、技術は失われるし、当然その企業に働いていた社員は失業の危機だ!!
これだけ国家主権を喪失する事は、大変危険な事なんだぞ!!
それを安易にグローバリズムで儲けている投資家や企業のスボンサーの言いなりになり、外国人移民受け入れ(事実上低賃金の奴隷労働者受け入れ)だの関税自主権撤廃だのやっていたら、間違いなくその国は国家として破綻する危機に直面する
だから最近のEUでは、オランダやイタリアなども離脱の是非を問う国民投票に前向きだ!!
ようするにグローバリズムは、現実問題として失敗しているんだよ?
一部の金持ちだけが肥え太った所で、経済が停滞するのは、グローバリズムによって世界的にデフレが蔓延している現実を見れば分かり過ぎるぐらい分かるよな?
こんな現実を見ても左翼やグローバリズム礼賛の人達は「海外に国会が合っても構わない」などと言うのだから、最早お話に成らない
第二次世界大戦にしても、以前にも解説したがグローバリズムの行き着く結果、利権の奪い合いから起きた戦争に過ぎない
今は企業の海外進出だけど、昔は武力によって植民地化して資本投下していたのに過ぎない
やってる事は、帝国主義時代(第二次世界大戦前)と何ら変わらないんだよ?
グローバリズムが行き着く最終地点は【第三次世界大戦】なのは間違いない
何度も歴史的に失敗を繰り返している通り、国家統合や世界平和などと綺麗事を言っていても、それぞれの国家が主権を失う事は、最終的に戦争にしか成らない
つまり、『世界統一政府』などと言う物は、未来永劫有り得ないのが世界の現実何だよ?
それぞれの国家は、それぞれの主権をキチント持って、それぞれの国家の権利を主張し合ってこそ始めて平和的に事が運ぶんだよ
だって例えば、韓国や中国の言いなりに日本が成っても良いのかな?
簡単に書けばそう言う事何だよ?
今回のイギリスのEU離脱国民投票は、グローバリズムの弊害から抜け出し、国家主権を取り戻したい国民の正当な権利主張に過ぎない
このまま安倍内閣のヘンナ方向への暴走を許したら、日本も数年後にはイギリスと同じ道を歩むだろうな?
君達は時給400円の生活がしたいかい?
よ〜く考えて、投票権の有る読者は参議院選挙に挑んで欲しいぞ!!
どうだったかな?
今回はこの間のイギリスのEU離脱について論考して見た
このイギリスのEU離脱によって、そもそも4カ国の連合からなるイギリス(北アイルランド・スコットランド・ウェールズ・イングランド)が、このEU離脱問題で分裂の危機に陥っている
特にスコットランドや北アイルランドは以前から独立思考が高く、スコットランド人とイギリス人の間では昔から確執が有り、再びイギリスからの独立を問う住民投票がスコットランドと北アイルランドでは議論されている
あいも変わらず日本ではほとんど報道されない事だけどな?
グローバリズムによって、国家の分裂が起ころうとしている実際の事例がイギリスで起きている訳だ!!
移民の流入制限や、経済主権を取り戻したいイングランドと、独立したい、安全保障や経済効率からEUに残留したいスコットランドやアイルランドが統一国家から分裂しようとしている訳だ
勿論安全保障面や経済等の面で、イギリスが分裂するのは良い結果を生む訳が無い
イギリス人が(イングランド人が)マトモなナショナリズムを(国家主権)を取り戻す事が問題なのでは無く、今回のイギリスのEU離脱が問題だとすれば、この行き過ぎたグローバリズム(EUの経済統合による、国家主権の喪失)によるイギリスの国民感情の分裂が最大の問題点であろう
要するに『グローバリズム』は国民感情を分裂させる危険性が高い事が問題なのではないだろうか?
この事をことさら報道しないのは、リベラリスト系左翼(世界統一系のお花畑)が賞賛するグローバリズム(国家主権の否定)が崩壊して行く様を認めたく無いからではないだろうか?
結局それぞれの国家の国民は、自らの国家主権を否定して存在する事は出来ない事を、今回のイギリスのEU離脱が証明してくれた訳だ!!
イギリスばかりでは無く、スペインやイタリアやギリシャもEU離脱の国民投票を予定しているからね
それと、それぞれの国家の国民は、やはり自国民以外の外国人の流入をこころよく思っていない事の証明でもあろうな?
本来なら移民の受け入れを無制限に行うのでは無く、それら難民や移民を出す国々に支援をして、それ等の国々で国民が安心して暮らせる状況を作るのが本来の有るべき姿であろう
それなのに何を思ったか?今でも在日コ○アンや在日中○人問題が有る日本で、さらに単純労働者の移民受け入れを【大量】に増やす政策を、安倍内閣(自民党)はやろうとしている
既に大阪市は『外国人労働者受け入れ特区』に指定されている
その大阪市は『ヘイトスピーチ抑止条例』を作り、さらに大阪市生野区では在日外国人による犯罪の多さは全国的に有名で、さらに外国人生活保護受給者の多さも有名で有る
大阪維新の会及び橋下徹氏が大阪市長の際にやらかしたのが此等の改革だ!!
EUの崩壊が近付きつつ有る中、この様な国民の分裂を招きかねない政策を実行しようとしているのが安倍内閣・自公連立政権・大阪維新の会・民進党・社民党・共産党等の政党だ!!
要するに、『日本のこころ』・『維新政党・新風』
以外の政党は、ほとんど外国人移民受け入れに賛成と言う事だな?
既に日本でも、反日日本人と保守派の国民的分裂は現実にある訳だが、外国人の大量移民によって(具体的には2千万人・自民党の計画による)更に日本国民の分裂は深刻化するだろうな?
中国なり北朝鮮なりロシアに侵略されるなり併合されるなりしてから後悔しても遅いんだぞ?
読者諸兄も良く考えて、7月10日に備えて欲しいぞ?




