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学校が教えない社会科・歴史・公民  作者: 学校が教えない社会・歴史・公民
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軽自動車税引き上げの衝撃!(ニュースで報道しないけど)

さて今回は【軽自動車税引き上げ】のふざけた内容をレポートして行こう!


日本の【軽自動車税】とは何なのか?

まずは見て欲しい



軽自動車税けいじどうしゃぜいは、日本の地方税法(昭和25年7月31日法律第226号)に基づき、軽自動車やオートバイなどに対し、主たる定置場の所在する市町村において、その4月1日現在の所有者(所有権留保つき売買の場合は使用者。以下同じ)に課される税金(地方税・普通税)。

(wikiより抜粋)



要するに戦後日本に【モータリゼーション(乗用車の国民への普及)】を目的として、税制や運転免許で優遇された自動車未満の乗用車として、軽自動車規格が制定された


これは勿論、国内産業の復興や発展の為でも有る


因みに最初の頃は、軽自動車規格に合致する車が商用車のオート三輪ばかりだったからなのか、何と無免許運転が許されていて、後にスクーター免許(現在の原付二種に近い)で運転可能となり、更に当時としては高性能な【スバル360】や【スズキフロンテ】が登場するに至り、普通自動車免許が必要に成った!


知らない読者も多いと思うが、スバル360は当時としては画期的な軽自動車で、大人四人を載せて時速90キロ出せる実力があった!


今なら、どんな軽自動車でも大人四人を載せて時速140キロ出せるけど、当時の2ストローク(少し前までスクーターによく使われたエンジン)の360ccエンジン(実際に富士重工製のラビットスクーター用のエンジンだった)で、軽量化やギア比でこれ程走れるのは驚異的だったんだぞ?!


これは当時としては、マトモな乗用車と想定されても仕方が無い(笑)


排気量や車体サイズが軽自動車規格に完全に合致した、最初の完璧な軽自動車だ!!(スバル360・スズキフロンテ)


所でおじちゃん異様に車に詳しいと思ったろうけど、おじちゃん企業史や自動車の歴史も大好き何だな(笑)


日本の自動車会社の歴史や自動車の歴史は大体頭に入っている


ちなみにスバル360が登場する前の軽自動車は、オート三輪か二人乗りのスクーターエンジン流用のオモチャの様な物しか無く、スバル・スズキ・ダイハツが軽自動車を完成させてくれたおかげで、日本の自家用車普及が加速したと言っても過言では無い!


それでも当時は年収の数倍の値段が軽自動車でもしたのだから、皆必死に働いてスバル360等の軽自動車を買うのが夢だった訳だ!


この辺は【家電の歴史】も学ぶと戦後史(経済学)としては大変面白い


機会が有ったらレポートして見よう


それはさておき、そんな庶民の足軽自動車は、庶民の実用車だった為に長年税金が安く据え置かれていた


過去の税率を見てみよう



>【原動機付き自転車】

総排気量50cc以下1,000円


二輪

総排気量50cc超90cc以下1,200円

総排気量90ccを超えるもの1,600円


三輪以上で総排気量20cc以上2,500円


【軽自動車及び小型特殊自動車】

二輪(サイドカー付きのものを含む)2,400円


三輪(トライク又は三輪自動車)3,100円


四輪以上乗用(5ナンバー車)5,500円(営業用) 7,200円(自家用)


貨物(4ナンバー車)3,000円(営業用)4,000円(自家用)


二輪の小型自動車(オートバイの項を参照)4,000円

(wikiより抜粋)



となる


では、今回の軽自動車増税で、どれだけ税金が上がったか見て欲しい



>第二次安倍政権(自民党)による、2013年(平成26年)12月12日の平成26年度税制改善大綱により、2015年(平成27年)4月1日以降に新車登録される車両に限って、軽自動車税のみが増税されることが決定された。例えば乗用・自家用の四輪以上軽自動車は、2015年3月以前登録車の課税額の約1.5倍の10,800円の軽自動車税が課税される。また2016年4月1日以降には、新車登録から13年を超過した車両に重加算税が課され、三輪が4,600円、四輪以上の乗用・業務用が8,200円、乗用・自家用が12,900円、貨物用・業務用が4,500円、貨物用・自家用が6,000円となる。


【2015年4月1日以降の税額】

各市町村において、さらに1.5倍まで増税できる[6]ので、下表の税額よりも高くなる市町村もある(最高額は10,800×1.5=16,200円)。


【原動機付自転車】

総排気量50cc以下2,000円


二輪

総排気量50cc超90cc以下2,000円

総排気量90ccを超えるもの2,400円

三輪以上で総排気量20cc以上3,700円


【軽自動車及び小型特殊自動車】

二輪(サイドカー付きのものを含む)3,600円


三輪(トライク又は三輪自動車)3,900円


四輪以上乗用(5ナンバー車)6,900円(営業用)10,800円(自家用)


貨物(4ナンバー車)3,800円(営業用)5,000円(自家用)


二輪の小型自動車(オートバイの項を参照)6,000円

(wikiより抜粋)


となる!!


軽自動車税制定当時の大卒初任給は何と80円だ!!


それから考えたらとんでもなく高い税金だけど、スバル360が大ヒットした昭和30年代後半の大卒初任給は15690円だ!!


それにしても、7200円は高額な税額だった事が分かる


今の感覚なら、3ナンバーの普通自動車を所持している感覚より少し高い位だな!


いかに当時の若いサラリーマンや若夫婦が、軽自動車を所有する事が夢だったか分かるだろう


単純に現在は当時の約10倍以上の初任給が支給される訳だから、単純に考えたら現在は当時の税負担率の1/10だったと言えなくも無いのは事実だな?


確かにその通り何だが良く考えて見て欲しい


当時はスマホもインターネットもTVゲームも無い時代だ!!


要するに今程通信費に負担が掛からない時代だったし、昔と違って趣味や遊びに使う金額も増えているから、単純に自動車に使える費用が家計から減っているのも事実だよな?


だから単純に所得が当時の約10倍だからと言って、簡単には比較出来ないよな?


確かに長年軽自動車は増税されなかったし、当時に比べたら税負担率は低いけど、イキナリ2倍や1.5倍にするのはやり過ぎでは無いだろうか?


今の若い夫婦や若い人達に車が売れないのは、単純に貧困化して買えないのも事実だけど、車に関する維持費が賄いきれないのと他の通信費や趣味にお金が掛かるからなのは言うまでも無いよな?


ましてや、田舎の御老人が少ない年金で医者に通ったり、遠いスーパーに買い物に行く足でも有る軽自動車の税金を、イキナリ1.5倍にするのはやり過ぎたろ?


老人家庭に至っては、介護保険負担や医療費窓口負担増で、スマホやらゲームをしなくても、車やバイク以外の負担が増えているのが現実だ!


ましてや老人ともなれば、大なり小なり医者に掛かって居る物だから、若い人に比べたら医療費負担は比ではない


ましてや現役時代より収入も少ないのだからね!


そんな庶民の実用車、今では自動車の売り上げトップを張る軽自動車の税金をイキナリ1.5倍にしたら、手放す人や買い控えする人が増えるのは当然の成り行きだ!!


そうすると、折角売れていた軽自動車も、どんどん売り上げが落ちて行って更にデフレが加速してしまう!!


当然軽自動車業界で仕事をしている人達も、収入が減るのは当たり前の成り行きだ!!


80年代のスクーターブームや原付バイクブームの時代は、50ccバイクが各メーカーからそれこそ大量に販売されていたけれど、二段階右折や60キロ速度規制のせいで売り上げが激減して、今や各メーカー数種類のみ、原付二種バイク(51cc〜124cc)何て各メーカー1車種か2車種位で、マニュアルのギア車何か全滅に近い有様だ!!


そこへ何と原付バイク(50cc)の税金2倍だぞ?


いくら2000円と言っても、安いから乗っていた人達の中から手放す人が出るだろうし、こんな規制だらけで遠出に使えない原付バイクに乗るくらいなら、同じ価格で買えて無税な【電動アシスト自転車】に乗り換える人達も増えるだろうな?


下手すると日本の50ccバイクは壊滅に近い状態に成るかも知れないぞ?


技術が一度失われたら、又原付バイクを作るのに誇大な時間と研究費用が掛かる


さて?どうなる事やら・・・


少なくても、おじちゃんは電動アシスト自転車の方が、原付バイクよりはマシだと思うけどな?


遠くに行きたい時は、鉄道なり自動車なりバスなり使えば良い訳だし、その場の出費は有っても維持費は掛からないからな?


なら、電動アシスト自転車が一番お得なのは言うまでも無い!


更に体力が有る若い人なら、自転車の少し良い奴で十分だよな?


こうして日本からバイクが駆逐されて、バイクの製造技術が失われて行くんだな?多分?


その癖日本は自転車専用ラインもろくに整備してないよな?


今の政府がいかに目が節穴か分かろうと言う物だ!!


勿論今回の軽自動車増税は、間違いなくデフレ圧力に成るのは言うまでも無い!!


だってその分、消費を控えるのは庶民としては当たり前の生活防衛だし、暮らしの知恵だ!!


野放図に借金して買い物しても、給料安いから返すあても無いしな?


何処かで負担が増えれば何処かで消費を減らすのは、何も庶民ばかりでは無く、金持ちだってやる事だ!!


こんな当たり前の事が分からないのが東大出て官僚をやっている財務省の御役人と安倍内閣だ!!


な?安倍内閣の内は景気回復何て無理な感じがするたろ?


おじちゃんは現状の政策のママなら【絶対】に無理だと思っている!!


皆も良く考えて見て欲しいぞ?

どうだったかな?


テレビや新聞では殆ど報道されなかった『軽自動車税増税』を今回はレポートして見た!


本文の通りに軽自動車税は『地方税』の為に何処の自治体もましてや国会議員も反対しなかった


何せ地方自治体は東京を省いて殆どの自治体は赤字経営だから、長年増税されず1.5倍〜2倍の増税はむしろ大歓迎された事だろう


確かに地方自治体の場合『赤字』の垂れ流しはマズイが(通貨発行権が無い為)それにしても増税し過ぎなのは否めない


50ccバイクに至っては、何と2倍の増税だからね?


いくら年一回の納税とは言え、これでは50ccバイクの利便性は殆ど無くなって仕舞う!


これなら、400円しか差額が無い125ccバイクに乗った方がお得だし、免許が無いなら本文の通りに電動アシスト自転車に乗った方がマシだよな?


ましてや、普段自動車に乗っている人数は2名以下が多いと言われているから、軽自動車をメインで乗っている人達は、商用軽自動車(4ナンバー)に乗った方が半額以下の税金に成るから、生活防衛の為にもおじちゃんが子供の頃に大ブームに成った4ナンバー商用軽自動車が再び大ブームに成るかも知れない


少なくてもおじちゃんは、次は4ナンバー軽自動車に買い換える予定だ!


無駄に2倍以上の税金払ってられないからね?


こうして結局税収が悪化するのは『消費税増税』と同じ原理だな!


な?バカげているだろ?


こんな事なら、それこそ軽自動車法令の『構造改革』をするのがこうした【税収悪化】や【軽自動車販売不振】を防ぐ手だ!


例えば50ccバイクの60キロ速度規制や二段階右折の廃止、もしくは電動アシスト自転車の車道走行法令化と時速50キロまでのアシスト解禁でこちらを現在の原付バイク規格に格上げする


又は50ccバイクはこの際廃止し、125ccまでを原付バイクとして統一し、自動車の免許にオマケで付けないで免許取得を必須にする


軽自動車はいっその事現在は存在しない1000ccの自動車と統一し、税金を12800円(自家用)にすれば、あまり影響は少なかったとおじちゃんは思うけどな?


商用車は5000円で据え置けば、地方のお年寄りも多少増税だが、1.5倍よりマシだろ?


ましてや、普通自動車に性能的に近づくし、燃費向上もやり安い(技術的な話は省く)


『ヘイトスピーチ抑止法案』や『外国人労働者受け入れ』などの【余計】な構造改革はやらかし、本当に必要な増税緩和の構造改革はしない・・・


こんなバカ官僚や政治家(自公連立政権)が本当に必要かな?


日本国民は守らない、外国人の人権優先、必要無い構造改革、必要な構造改革は無視・・・


おじちゃんはホトホト呆れ返っているよ・・・





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