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四話『勇者「魔女とドキドキ野外生活♪ ……知ってるよ、俺がヘタレだってことぐらい!!」』


どーも、ちぃーす。


前回親父、もとい王様に死地に行けと言われた勇者ですwww


朝起きて準備を済ませて、多くの人に見送られながら出発をしました。


ふつくしい美女とのドキドキ野外生活が始まりましたwww いぇい!!


だが、現実は甘くなかった。


出発してから、一言も喋れなかった。いや、喋ったは喋ったけど、普通の世間話だった。


だって、向こう魔女じゃないですか。機嫌をそこねると、いざって時に回復して貰えないんですよ。


だから、向こうの機嫌がそこねないようにしてるんですけど……


気まずすぎです。正直言って、もう無理です。


タイトルであんな事言っちゃたけど。もうやだ、これなら一人旅の方がいい!!


「勇者様、さっきからどうして頭を唸らせてるんですか? 病気ですか?」


うわー クールビューティー風って言うか、実際そうなんだけど。


「いいえ、大丈夫です。」


「そうですか、なんかあったら言ってください」


会話が、事務的なやりとりにしか思えない。


くそーーー こんな事なら、ブサイクでもいいから話が会うやつがいい!!


……やっぱブサイクは無しで、普通に可愛くて話が合う人で!


って、そんな都合のいい人なんているわけないか。


はぁ~ どうしようか?


てか、野宿の時どうしようか?


ハプニングとか起きて欲しいけど、そうなったら絶対回復して貰えなさそうな気がする。


あぁ、神様、仏様。俺にどうか、幸運を!!









さて、時が超えて一日目の夜。


時が流れるのが早すぎwww


……ごめん。テンションがおかしくなった。


うん、反省してる。


明日の夕方ぐらいには、一つ目の町に着くらしい。魔女談。


さて。嬉し、恥ずかしハプニングが起きなかった事に悲しみと喜びがあるんだが。


あのプロモーションを見れなかった事には悔やまれる。


まぁ、旅はまだ続くんだ。いつか見れるさ。


と言っても、見たら俺の終りへのカウントダウンが始まるけどwww


笑い事じゃねぇな、これ。


そう言えば、今日の夕食はシチューだった。


魔女の手作りに期待をしていたんだが……


だって、美女だよ! 美女の手作りだよ! 楽しみにするしか無いじゃん!


だけど、現実は違った。


缶? と言うらしい者に入ってたやつをお皿に入れるだけ。


悲しいだろ? こっちは楽しみにしていたんだぞ!!


まぁ、これで魔女を怒らせるとかアホなので、黙って食べましたが。


味は普通でしたよ。まぁ、宮廷の料理の方が上だけど。


はぁ、こんな生活が続くなんて!!









またまた、時間が吹っ飛び二日目の朝。


飛びすぎ? 寝てる時なんて書いても無駄だろ? てか、誰得だよ!!


あ、朝ご飯はパンとジャムでした。


まぁ、普通に上手かったです。


そう言えば、寝起きの女性は、こうグットきますね。最高です!


さて、さっきから歩いてるんですが、いっこうに景色が変わんねぇぇぇえええ


なんだよ、変わんない景色って! せめて、向こう側から町らしきものが見えてもいいじゃないか!


まぁ、文句言ってもしかたないよな。


てかさ、親父なんで馬車用意してくれないのさ。


歩くのヤダーーー くそ、変なとこでけちりやがって! バカ親父が!









さて、二日目の夕方です。


魔女が言った通り、町につけました。いぇーい!!


さて、とりあえず宿の手配でもしますか。


え、もうした? おぉ、さすが魔女。何時したか分かんないとこが痺れるぜ、さっすがー!!


うん、俺のテンションパラメーターが振り切ってるぜ!


いやー、やっぱり人間宿に住むべきだよ。


人間、衣食住が充実してなきゃ、いけないんだよ。


それでは……寝ますか。やっぱり旅の疲れを癒すために。


え? 駄目? ご飯を食べろと? 


え~ 嫌だ~ 食べたくない~


駄々こねてると、殴られました。


・・・Oh 痛かったです。


魔女に連れられて食堂に行きました。


まぁ、夕飯は美味しかったです。


さて、俺としては宿の部屋に引きこもりたい訳ですが……


何故か、俺の部屋に魔女さんが。


え? 節約のため?


おいおい、まさか美女と一つ屋根の下、一晩過ごすことになるとは…


と言っても、俺ヘタレだから、関係ねぇかwww・・・orz


くそー 俺に根性があれば…


「どうしたんですか、勇者様? 何か悩み事ですか?」


はい、そうなんですよ。かくかくしかじかで……


「何で悩んでるのか、私には分かりませんが何か手伝うような事があったら言って下さいね」


分からないのかよ、おい! まぁ、俺も何を相談したのか分からんがwww


といあえず、あざっす。









こんな訳で無事二日目を乗り越えた勇者達。

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