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第一七話 不思議なミスリル

…ふう、とうとうこれを実戦で試す日が来たようだ。




私思ったのよねSPが無いときはHPを消費して無理やり動けるんでしょ?

つまりはHPをSPに変換してるのと同義、つまり行き来も可能!?

という完璧な理論によって私はSPをHPに変換させることができると考えた。


もちろんそれだけではなく「青」これは攻撃すると何故か体力が回復する。

何故だろうか?

そう不思議に思った私は「青」を使ったときに何が起こったのかをよくよく確認してみた。

すると相手のSP(気)に干渉して奪い取っているということがわかった。

それをどうにかしてHPに変換しているのだろう。

そう考えた。


そして試してみると無駄ばかりでありえないほど効率が悪いし集中しないと使えないけど結果は可能だった。

気力感知と気力操作のおかげだろう。

どうやらスキルで相手から吸った量と自分で使った量が同等だと自分の物のほうが効率が良いということが分かった。

それに相手から吸ったSPを直接気に変えるのも通常よりも難しかった。

おそらく相性の問題みたいなものだろう。




とにかくそれを今ここで使う!!

体感で総SPの3割ほどを使う。そして総HPの1割ほどを回復させる。


「ビュン」


…私の目と鼻の先をやつの拳が通る。

あっぶな。

まあめっちゃ集中力いるから回避に集中できないのも当たり前なんですけどね。


さて…そろそろ真面目に戦うか。

流石にそろそろスタミナが心許ない。

火の玉でスタミナも回復できないしね。


そして先程のように火の玉を回避しながらやつへ迫る。

そして懐に潜り込むとやつの顎下を思いっきり「赤」で殴りつける。

そして腹を殴っていると奴が私に抱きつくようにして迫ってくる。

更に退路を断つようにして火の玉が私の後ろにでき始める。


やつの股下をかがんでくぐり抜ける

火の玉から逃げながら攻撃していく。

殴りかかってきたので、受け流してやれば転倒した。

オラオラ背後ががら空きだ。


火の玉が出現。私を追ってくる。

…どうやら目の部分が見えなくても私の場所はわかっているようだ、おそらくは魔力によるものだろう。

私がそう思った理由はいくつかある。

まあおそらく魔法だろう火の玉を使っているのだから、魔力感知、魔力操作はほぼ間違いなく所有しているはずだ。

私の気力感知ではたとえ植物でも多少のSPを持っているようで空気中とは違って感じれるため、特にSPの多い生物などが動いたりした場合は簡単に認識できる。

ただ、魔法にはSPがないらしく不意打ちされてしまった。


そのため今回は角持ち兎ぶりに少々危なかった。

まあ勝ったけどね。

ということで魔力がなくなりただの金塊になったゴーレムを殴りまくる。


奴も抵抗してくるがなんというか自分で自分の力を制御できていないのかやっぱり避けやすい。

奴も攻撃が当たらないことが分かったのか無茶苦茶に暴れる。

どうやら回復も魔力で行っていたようで、再生しだす気もない。

そして私はやつの攻撃を潜り抜け、「赤」を纏った腕によって奴のポリゴンへと姿を変えてやる。

よっしゃあ、勝ったぜ。


ワールドアナウンス{ガチガチ山ボス ミスリルゴーレムが初討伐されました}


奴はミスリルゴーレムだったのか…でもあれミスリルなのか?

金色のミスリルって珍しいね

ではステータスでも見ながら街に帰るか


名前 ハル

種族 獣人 level42

ジョブ 拳闘士 level51 :サブジョブが獲得可能です

HP460/610

MP175/175 

SP210/1390

攻撃70

防御70

敏捷115

魔攻0

魔防0

生命0

魔量0

持久78

器用0

幸運7

ステータスポイント32


スキル

(五感強化level18)〔気力感知level8〕〔気力操作level8〕(SP消費緩和level4)(拳術evel1) NEW

スキルポイント50


称号

(プレイヤー)(拳闘士)(D級冒険者)(ジャイアントキリング)


(拳術)

ジョブ、拳闘士のレベルが一定以上になったことにより獲得

拳の攻撃に補正が掛かる


…あれ?もしかしてこれでお爺さんに会いに行ける?


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― 新着の感想 ―
[一言] 拳術とかのがで格闘術か何かとか持ってたとかで変化かとか思ったら、拳のに補正のは拳闘士称号とかで純粋に新規とかっぽい。 主人公が魔法使う敵倒したし、色々やってただろで魔力感知とか魔力操作とか…
[一言] 主人公がSPをHPに変換して回復とかで相当に凄いとかでも、今回の場合は青の成功は当たればだろとかで殴るの成功なら今回は相当にで殴っての方が良さそうとかな気がする。 相手のがガチガチゴーレム…
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