株式相互保有
手野グループは、テック・カバナー財閥、グッディ財閥との相互株式保有を一部の会社で行なっている。
一番の目的は、他の企業体と合併や、思わぬ株式提案などの突発的事項を防ぐことにある。
とはいうものの、それぞれの国に沿った保有割合にとどめているため、今となっては単純につながりを示すだけということになっている。
原状、とくに有名なのは、手野グループにある春雷会、グループ総親会社となっている手野産業の保有であろう。
さらにいえば、春雷会が株式会社となってからというもの、テック・カバナー財閥とグッディ家で相互保有をすることとなり、戦前から連綿と続いている。
3者が協力関係にあるかぎり、世々限りなく続くことになるだろう。