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100/100

100本目

 雑草は集められた。100本の束にまとめられた。

しかし、まだ雑草は残っている。余ってしまったのだ。

だからこそ、今度は登られる。丘を登るかのように。

かつて紡がれた短い物語たち。短いうちに刈り取られた雑草たち。それらは新たにまとめられていく。

 倉庫から出荷されるようにして。眠りから目が覚めるようにして。

溜まっていたのを吐き出すようにして。世に芽吹いていく。

 どのような物語になるのかは、誰も分からない。

どのような丘になるのかすらも。されど、山登りには勝ることはない。

短い文章。短い物語たち。

如何なるものになるのかすら、誰も分かっていないのだから――。

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