プロローグ
新年明けましておめでとうございますm(_ _)m
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
初日はプロローグ、第一話、第二話、第三話を投稿します!
第一話は6時に。第二話は12時に、第三話は18時に投稿します。
それからは毎日18時に投稿しようと思います。
拙い作品ではございますが、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m
俺は死んだ。自殺だ自殺。若者が自殺するなんて珍しいことではない。俺もそのうちの一人だ。だが、俺は果てしなく困惑している。なぜなら……。
「お前誰だよ……てかこの美少女ハーレムは一体何だ?」
「ん?僕かい?僕は神様だよ。そしてここにいるのは僕の妻たちさ」
「犯罪者さんですか?」
「はっはっは、大丈夫。君が転生する世界ではこの子達は立派な成人だよ……ただちょっとスラムで栄養が足りなかったり、成長が遅かったりした子たちだよ」
「ロリコンさんですね。おまさりさんこいつです」
「おまわりさん僕です」
「……」
「気が済んだ?」
「んなわけないけどとりあえず落ち着いた」
「それは重畳」
「で、神様とか転移とか一体なんの冗談だ?」
「苦労したよ……君のような素質あふれる若人を探すのは」
「どういうことだ?」
「この子達、かわいいだろ?」
「可愛いのは認めます」
「どストライクだろ?」
「否定してもいいですか?」
「否定できるの?」
「……」
「大丈夫。僕の世界ではこの子達に手を出しても犯罪じゃないから」
「そういう意味じゃねぇよ!」
「じゃあ、どういう意味だい?」
「もういいです。で、俺を探してたってのはどういうことだ?」
「この子達可愛いだろ?」
「はいはい。もうそのループはいらないから」
「いやね、この子達はものすごい力を持っているんだ。所謂亜神というやつだね」
「はぁ。それで?」
「君には僕の世界に転移して、まだ見ぬ美幼女を探してほしいのだよ!」
「おい、俺が濁してた言葉をはっきり言うな!」
「可愛いだろ?あげないよ?」
「その子達をモノ扱いするな」
「まさか!そんなことをするわけがない。僕は愛でるのさ」
「どうでもいいけどこのコントはまだ続くのか?」
「おっと、本題に入ろう。君、隠しているだろうけど……ロリコンだろ?」
「死ね!」
俺は殴りかかるが壁のようなものに遮られた。
「はっはっは、死ぬわけにはいかないな~」
「チッ」
「で、ロリコンの君に折り入って相談がある。僕は自分の世界に干渉しすぎてもう手出しできなくなってしまったんだ。そしてこの世界には僕の可愛い子たちが残されている。その子達を救済してほしい」
「……どういうことだ?」
「言葉通りさ。亜神になると、ほぼ無限の命を与えられる。だけど、僕はもう世界に干渉できない。だが、僕の可愛い子たちがまだ下界にはいるんだよ。だから、その子達に僕の元へ来るか、そのまま生活を続けるか、死にたいか選択してもらって、死を選んだ子たちには救済を与えてほしい。僕の元へ来たい子たちは天界への道標を示してくれ。まだこの世界でやりたいことがあるならその子は放置して構わない」
「さっきのまだ見ぬなんちゃらは何処へ行った?」
「もちろん並行してそちらもやってほしい」
「なるほど、探すのに苦労したって言ったな」
「言ったね」
「それって、お前の趣味と完全にマッチする人間を探してたってことか?」
「おっ、ロリコンとみとめるのかい?」
「そうじゃねぇと納得できねぇよ。こんだけ俺の好みの子ばかり集まってりゃな」
「はっはっは、君も素直になれば楽になれる。勉強になったね」
「それは開き直っちゃいけないことでは?」
「それはそれ、これはこれ」
「なんか腹立つな」
「はっはっは、気にしない気にしない。というわけで、引き受けてくれるかい?」
「見返りは?それに俺は自殺したんだぞ?」
「大丈夫。君も僕のように美幼女ハーレムを作れば問題ないさ。ただし、未成年は駄目だぞ!ちゃんと成人していないとな!おっとそうだ、仕様として成人していない者は亜神にできないようにしておこう」
「……俺みたいな醜い人間には無理だと思うぞ」
「そんなことはない。そういう輩は僕の方で弾いたからね」
「……すぐに自殺するかも知れないぞ」
「大丈夫。君には所謂チートを授けるが、不老不死もつけてあげよう。ついでにコンプレックスみたいだから容姿も変えてあげよう」
「……流石にそれはいらないお世話かな……不老不死だけでも外せません?」
「それは無理な相談だ。だって、転移したら君、すぐに死ぬでしょ?」
「……」
「そうだな……じゃあ、猶予をあげよう」
「どういうことだ?」
「君を転移させる予定だったが転生させよう」
「は?赤子からやり直せってことか!?」
「そのとおり!で、不老不死の能力の付与は20歳の時というのはどうだろうか?」
「……しばらくは生かしておいて、それでも死にたいと思えば自由になる段階で死ねばいいと?」
「あまりこういうのは良くないんだけどね・・・なにせ幼女が育ってしまうからね!」
「……色々と台無しだな」
「私のおすすめは不老不死での転移。もちろんそれだけたくさんの美幼女と巡り合うことがあるだろうからね」
「……」
「どうする?」
「転移するよ……もしかしたら新しい人生なら希望を持てるかも知れないし……今の所希望のカケラすら持てない気分だけど……」
「大丈夫。美幼女は心のオアシス。君の心も洗い流してくれるさ」
「……だといいけどね」
「じゃあ、チート能力を授けて、肉体改造を施し、転生させよう!」
「わかった。自殺しちまったけど、俺の母がずっと言ってたんだよな……明けない夜はないって」
「うむ。その言葉を忘れずにいれば、君なら大丈夫だと思うぞ」
「そう言ってくれると嬉しいね」
「うむ。それでは少し眠っててもらおうか。次に目が覚める時には、転生後だ。その後ステータスと唱えれば大丈夫だ。まぁ、ナビと装備もサービスしよう。後はそうだな……教会、教国には気をつけて。僕はもう干渉できないから」
「なんだかよくわからないけど、わかった。頭の片隅にでも置いとくよ」
「それでいい。それでは良いセカンドライフを」
お読みいただきありがとうございます。
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