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序章




_____漂う体。







足を上下に動かし、前に進む。掻き分けるものなど何も無いけど格好的に手を動かす。

無知な私は無心で、無人のこの海を、潜る。ただただひたすら潜り続ける。

どこまで行けるのか、1度試してみたことがあったけれど、途中で怖くなって震えて動けなくなって、猛然と引き返したことがあった。

潜ることに理由などない。暇な時間を何もしないで過ごすよりは動いていた方がましなだけだ。

毎日毎日何も期待などせず、同じことを繰り返して、繰り返して、繰り返して続けて、変わったのはだんだん増える汚いものの量だけだ。なんて呼ぶのかは知らない。



どのくらい経ったか分からないけれど今日もいつもの場所に戻り留まる。そしてそのまま木の根に寄りかかり眠りにつく。目が覚めると、変わらない明日。明日になったのかさえわからない。なにも、何も無い日々の連続。

私はただひたすらにこの(ちちゅう)を泳ぎ続ける。それが運命なのだから。


だけど。













_____君が世界を変えてくれた。


















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