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第2話

        


        2話 神様の暇潰し




 無駄にハイテンショ白い服を着たおっさんが何処からともなく突然目の前に現れた!

 

『此度の人生お疲れ様ー!君がここに来るの待ってた  よー♪』


何このおっさん。見るからにコスプレ衣装?待ってたよー♪とか、きもっ!

ん?待ってたってことは、何私見られてんの?もしかしてストーカー?ストーカーですか?!

私はすかさず白服ストーカーから距離をとった。


 『ちょちょちょちょーー!!待ってて!!ストーカーじゃないから!!コスプレでもないし仕事着だから!これ、仕事着だから!!職業神様だからね!か・み・

さ・ま!』


!!!?

私今、話してないのに何で考えてることがわかるの!?


 『そりゃー神様だからね!それくらいは朝飯前よ。』 

神様は腕を前に組み凄いだろ?というような自慢げな表情をしていた。


 『所で神様、私本当に死んじゃったの?』

私は知りたかったここが本当に死後の世界なのか。本当に私は死んでしまったのか。



『はーい、バッチリ、確実に相良遥香は享年17歳 死因 事故死による全身強打と出血多量により命を落とされました。』


『あーやっぱり死んじゃったんだー』

まだやりたいことたくさんあったのになぁー

初恋だってまただったのに!

はぁー。

心の中でため息をつきながらやるせない思いで胸がなんかいっぱいだわあー



『本来は死者の魂は死ぬとすぐ輪廻の環に送還されんだけども、無理矢理君をここまで連れてきました。君生前面白いことしてたでしょ?ほらっケータイゲームで玉を消すやつ。パズ消し☆』


『なんで神様がパズ消しをしってるんですか!?』


『なぜってわしも愛用者だからな!』

そういいながら神様が手を前にかざすと何もないところからスマートフォンがてできた。



!!!??

どっからでてきたの?!

いやっていうか!神様が携帯ってー…!


『これにはオンラインでバトルモードがあってなーよく暇潰しにやってたんだわぁーこれが(笑)。

その中でもわしが勝てないやつがいてなーべらぼうに強いんだなこれが。』


『はー。神様にも勝てる人がいたんですね!凄い。』


『なーに他人事のようにいっている。わしに勝ってたのは君だよ君!相良遥香。いや、“ムーンラビット”かな。



!!!

『嘘ー!それ私のユーザーネーム!』


『そっ君が唯一わしに勝てた人間。そんな人間がいるのは楽しくてこの毎日退屈な世界を少しでも潤してくれる存在だったんだ君は。本当は事故の時助けてあげたかったんだけど、ちょうど対戦してて君が引かれる寸前まで気がつかなかったんだよね。』




なんですとー!!私もしかして助かったかもしれないの!!?



 『そこで君を輪廻の環から外しわしの治める世界に転生さる。これもぅ決定事項ね。』



『えっえっ話がついていけないんですけど!』



『まぁ深く考えるな神の暇潰しよ。わしのこれに付き合ってもらうのだから君にわしの加護とそうだなあーなにか能力をプレゼントしよう。何がいい?』



『暇潰し…』

そうよね。相手は神様だもんねー人間なんで手のひらの上で転がす存在なんだろうし。

こうなったら次の人生では私の夢を実現させる能力がほしい!


『私、動物と仲良くなれる能力がほしいです!!』


『ほぅ動物とな。よろしいその能力を授けよう。君の力が存分にはっきされるようにしとこう。フフフ。』


『はいっお願いします!』


『うむ。では相良遥香、善き人生を。わしはどこでも君を見守っているぞ』



神様にそう告げられ私の意識はだんだん白く霞んでいった。






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