またの図書館。 かんざし。 作者: caem 掲載日:2024/01/22 お婆ちゃんが大切にしていた かんざし(・・・・)を見つけました 「かわいいね、これ」 「たいしたもんじゃあないけどね~」 なんだか嬉しそうだなあ もう、お爺ちゃんはいないけど 本当は、二束三文でも 質屋で売れると思っていましたよ ただ、手にするや否や お婆ちゃんの思春期に辿り着くと いま、自分がいることにまで とにかく、ありがたいから お婆ちゃんが大切にしていた かんざし(・・・・)を見つけました それを丁寧に、やさしく 宝箱のなかに、閉じ込めました